今年読んだ本の中で一番感銘受けたかも。
著者は日本デザインセンター代表のデザイナー 原 研哉 氏。
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日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書) |
原 研哉 | |
岩波書店 |
日本の文化を踏まえ、日本人の強みを生かして、今後の世界における日本の立ち位置や進むべき道を説いた一冊。
「デザイン」とは単なるファッションの創造のみならず、生活を作り上げていくもの。
デザイナーの仕事とは建築も含め、色んな工業製品だけではなく、生活様式や社会生活まで「デザイン」すること。
改めてスゴイと思いました。
目から鱗です。
また原氏の文章がとても秀逸で説得力を伴うものであったことも驚きました。
物書きの人よりよっぽど綺麗な言葉を駆使し、時に熱を帯びた文章に感動を覚えます。
ポイントポイントをノートに控えましたが、少し目の前が開けた感じがあります。
これは繰り返し読んで自分の中にしっかりと植えつけたい本です。