時短であがって、帰りに先日穴が開いてしまったチェスターフィールドコートの修理が完了したとのことだったので、帰宅がてら取りに行きました。
このコート、購入後3年を経過しているのですが、私のお気に入り中のお気に入り。
買ったときはこんな感じでした。
リネン100%でできていて、保温性もなかなかの代物。
結構着倒すケースがあったのは事実ですが、1年半くらいでポケットの裏地に穴が開きました。
その頃の記事はコチラから。
当時穴が空いたらもう捨てなきゃいけないと思っていたのですが、ショップの店員さんに頼んでリペアでいわゆる「タタキ」で穴を塞いだ上に薄くなってしまった生地に強度をつけてくれました。
そしてその1年後。
今度は反対側のポケットの裏地が穴あきました。
もう勝手知ったるもの。
タタキで治してもらいました。
そして今年。
今度は両脇の下の裏地に穴が開きました。
まーしかし毎年毎年裏地が破けるなー、と思い、確かに一番信頼して買っているショップの代物とは言え、ちょっとどうなん??と。
もう弱っているところは無いよね?あったらついでに見ておいて、と強く店員に伝えて後よろしく~、と言ってその翌日。
別のスタッフから連絡があり、
「もうumekouさんのコートは、裏地が痛みきっています。今回の箇所をタタキでリペアしても、他の傷んでいるところへの負荷がかかるため、また破ける可能性が高いです」
との連絡が。
「もう寿命とも言えるのですが、リペアの方はいかがしましょうか」
あーーーーーーーーん
絶対のお気に入りなのに。
これまでも毎度毎度1箇所3,000円程度は修理の都度取られていたことを考えると、これからのランニングコストがイニシャルコストを超える日も近い。
もしかして、もう買い替えなのかな。
どうせならチェスターのまずまずロング丈のがほしいと思うのですが、ウール・カシミヤとかウール・ポリ・カシミヤとか、そんな生地じゃないんだよな!!
やっぱリネンとかの、他のコートの生地感ではなかなか味わえない雰囲気が好きなんだよー。
・・・もういいよ。
こいつにとことん付き合ってやんよ。
だからリペアする方向で見積もりくれ!!
とは言ったものの、場所が場所だし、1箇所5,000円とか言われたら1万円するし。
そしたら古着とかでいい雰囲気のチェスターを買うかな・・・とか漠然と考えていました。
なかなか見積もりの電話がないなーと思っていたある日のウォーキング中に呼び出し音。
誰かと思えば、そのショップで一番仲の良い店員さん。
曰く
「お気に召していただいたのに、寿命とか言われても困りますよねー」
そうなんだよ!
その気持が大事なんだよ!
確かにビジネスライクに淡々と事実関係を伝えることも業務の効率化を考えれば致し方ない。
でもファッションって思い入れあるでしょ。
安易に捨てるって選択肢取りたくないのさ(まあ着なくなったら古着屋に売るんですけどね)。
このオレの気持をわかっているYさん。
オレはこれからもYさんが薦めてくれたものをいつも念頭に置きながら服を買うよ。
でその後の一言。
「実はリペアの方が完了しました」
あん?
普通見積もりだして、その金額次第でリペア頼むかどうか、って進めていたんじゃなかったっけ?
「実は工場とコチラとの間で手違いがありすでにリペアが完了しております」
あ・・・・そう。
まあ6割以上はリペアの方向で考えていたから、いいっちゃーいいんだけど、事前に聞いておいてほしかったなぁ。
と思っていたら
「ということで、今回はリペアのご請求はいたしません」
ほー!!!やっほー!!!!
さすがお気に入りのYくん。
長い付き合いがあるだけあるね。
さっそく見比べてみます。
左側リペア前:右側リペア後
まず左腕
ついで右腕。
なおリペア前後で色が違うのは照明の関係です。
ココをリペアしたことで、他に部位にテンションがかかって破れる可能性はありますが、またそのときはそのときで考えましょう。
とりあえずお帰り、オレのコート。
そして、本日は復帰後2日目。
ネット環境も無事整い、昨年あった人事の結果をやたら見て回る。
同期が部長まで昇給していたり、随分下だった後輩もいつの間にか管理職になっていたり。
また周囲が色々バタバタしているの見てると、じゃあオレもその話に入ろうかな、とか考えてしまったり。
2日目にしてとにかく焦る焦る。
前回復職失敗したのは、そこだったやん。
もう2回目なんだから注意しろよ!!
・・・でも頭では理解しつつも気分は収まらず。
悶々とした気分を抱えたまま、今日は帰りにリワークに寄らせてもらいました。
カウンセラーやスタッフ、利用者の皆さんと少しの時間でしたが話ができて、少し落ち着きました。
ただでさえ一朝一夕で仕事の成果なんかでないのに、この精神状況で何の結果が出せるというのか。
リワークに行ったおかげで、初心を振り返ることが出来ました。
リワークが私をリペアしてくれました。
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