なんかせっかく秋めいてきたと思っていたら急に暑くなってきた関西地方です。
金木犀の香りもようやく香ってきたと思っていたところなのに。
先日飲み会に行くときも、自宅を出る時にインナー+シャツ+薄手のコートで出かけたら、ものの2,3分で暑くなって着替えに帰りました(半袖のTシャツ+薄手のコート)。
週末にかけて少し冷えるようですが、もう秋のままでしばらく過ごさせて欲しいです。
さて音楽の秋、ジャズの秋。
今年ジャズ界イチバンの話題作、ブルーノートオールスターズで『Our Point of View』。
Our Point of View | |
Blue Note Records | |
Blue Note Records |
1. Bruce's Vibe
2. Cycling Through Reality
3. Meanings
4. Henya
5. Witch Hunt
6. Second Light
7. Masquelero / Featuring Wayne Shorter, Herbie Hancock
8. Bayyinah
9. Message Of Hope
10. Freedom Dance
11. Bruce, The Last Dinosaur
Blue Note All-stars
Ambrose Akinmusire (tp)
Marcus Strickland (ts)
Lionel Loueke (g,vo)
Robert Glasper (p,rhodes)
Derrick Hodge (b)
Kendrick Scott (ds)
Guests: Wayne Shorter (ss), Herbie Hancock (p)
本作は2014年にBluenoteレーベルの75周年を記念して創られた現代ジャズを牽引するメンバーたちを集結したスーパーグループで、その年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでライヴデビューを果たしており、今回アルバムリリースとなったものです。
参加者はロバート・グラスパー、アンブローズ・アキンムシーレ、マーカス・ストリックランド、リオーネル・ルエケ、デリック・ホッジ、ケンドリック・スコットといった、Bluenoteレーベルを代表する若手アーティストたちが参加。
アキンムシーレ曲が2曲、ストリックランド曲が1曲、ルエケ曲が1曲、グラスパー曲が2曲、ホッジ曲が2曲、スコット曲が1曲、ゲストのショーターの「Witch Hunt」「Masquelero」で全11曲(ディスク1が6曲、ディスク2が5曲)。
私は2枚組を聴くのは中々しんどいなぁーと思いつつ聴いているのですが、これは全くしんどくない。
やはり各人が楽曲提供していることもあるし、その曲によって雰囲気が変わるのがまた良いのでしょう。
全員聴いたことあるのも安心感に繋がるんでしょうけど、安心感には収まらない新しさ・高揚感が感じられます。
どれもこれも現代のスーパースターなのですが、特に私がスペシャルだと思ったのはケンドリック・スコット。
このリズム取りがしっかりしてこそのホッジのベースであり、その上のフロントになると思うのです。
これだけフロントを晴れる人間を抱えていても、リズムセクションがしょぼいと”ん?”ってなっちゃいますからね。
やはりケンドリック・スコットは最近ではマーク・ジュリアナと双頭を張るドラマーですね。
あと管楽器がアキンムシーレとストリックランドっていうのもコレまた最近好きな演者じゃないですか。
もうこうなるとグラミーには確実に近い作品になるでしょう。
Blue Note All-Stars - Second Light (Audio)
Blue Note All-Stars - Masquelero feat. Wayne Shorter & Herbie Hancock
今年のマストバイです。
ジャズにご興味ある方は絶対聴いてみてください。
久しぶりにテンション上がったなー。
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