今夜のジャズは、フリージャズ・レーベルのClean Feedから。
enjaやClean Feedから作品を出しているポルトガル出身のベーシスト カルロス・ビカのトリオ「Azul」の新作で『Azul In Ljubljana』。
Azul In Ljubljana | |
Carlos Bica & Azul | |
Clean Feed |
1. Canção número dois
2. Alguém olhará por ti
3. Luscious
4. Believer
5. Horses
6. O Profeta
7. Say a wish
8. Deixa pra lá
9. John Wayne
10. P-beat
Carlos Bica(b)
Frank Möbus(g)
Jim Black(ds,perc)
トリオのメンバーはフランク・モブスとジム・ブラック。
Azul名義ではこのトリオで活躍しています。
私が気になったのはジャケットのアートワークとレーベルとジム・ブラックの名前。
ジャズ・ドラマーの中でも好きなブラックです。
聴いてみるとさほどフリージャズ度も強くなくむしろ聴きやすいジャズ。
ベースの音はそこまで太くなく叙情的な音色と、この作曲センスですね。
そしてブラックは私の期待通りに好きな叩き方といいますか、行きすぎないところでやや大事なリズムを担っているところが素晴らしい。
モブスはビル・ビルフリーゼルに通じた演奏で、これら3人が手を組めば間違いないです。
参考動画は本作品ではないですが3人のライブです。
さて、今週末の「OTODAMA'18~音泉魂~」は残念ながら中止になってしまいました。
会場や機材が復旧できなかったようです。
スカパラやSuchmosらが出演予定だったので楽しみでしたがこればかりは仕方がない。
まだインフラも復旧していないですし、そんな中でライブの準備は無理でしょう。
関西電力の方々は市民の皆さんの電気復旧に尽力されて下さい。
そして今朝発生した北海道の震度7の大地震。
考えれば平成は本当に大地震が多かった。
電力不足もあって停電の家も多いと聞きます。
全国的に様々な自然災害の被災を受けていますが、こういうときこそ日本人が結束して困難を乗り越えていきましょう。