雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

フィッシュマンズ

2021-09-06 | 音楽
昨晩待っていた映画「フィッシュマンズ」を観ました


ワタシの好きな映画館、第七藝術劇場の上映を待っていたんです

久しぶりの十三の街
完全に活気を失っていて、人気もない・・・



仕方がないとは言え寂しさしか感じ得ない

そして七藝




座席は間隔を明けて座るようになっており、ただそれ以上に観客が少なかったです
上映開始時間が19:15から22:10とちょっと終わりが遅いんですよね



もうこんな感じ

「映画:フィッシュマンズ」30秒予告

いい映画でしたよ
ミュージシャンのドキュメンタリーをよく観ますがとても良くできた映画だと思います
本当はもっともっと詰め込みたかったけど、削って削ってそれでも178分にしかまとめられなかったんだと思います。

若くして急逝したヴォーカルの佐藤伸治その人を追いかけつつも、彼が情熱と文字通り命を注いだバンド フィッシュマンズの足跡をしっかりと記録しています
ストイックに自分の音楽に向き合う佐藤、そしてその才能と楽曲に対する姿勢にとまどうメンバー達
フィッシュマンズ史上最高のライブを終えたときのメンバーたちの様子
そして佐藤がいなくなったあとのメンバー達の気持ち

観終わったあとの感情は寂しさが多くを締めていましたが、なんとなく残ったメンバーたちのこれから、フィッシュマンズのこれからを考えると前向きに捉えられた自分がいました

思えば少し年上ですが、ほぼワタシと同じ世代
あまり日の目を浴びることがなかったフィッシュマンズですが、今あらためてその音楽性に注目が集まっています
彼らの若い頃の映像は、ワタシも同じように若かった頃
今の歳を重ねた姿は今のワタシの姿


まだまだやることは多いですね