せっかく暖かく心地よい日が続いていたのに昨日は急に雨
急遽在宅勤務にしようかとも思いましたが、まあ復帰後間もないのでそんなわがまま言えません
週末は冷えるようですし、まあ寒の戻りってことで我慢します
さて今日は噂には聞いてはいましたが、何故かこれまで触れることのなかった、トランぺッター マーキス・ヒルの最新版で『New Gospel Revisited』
- Intro (Live)
- Law & Order (Live)
- Walter Speaks (Feat. Walter Smith Iii)
- The Believer (Live)
- Oracle (Feat. Kendrick Scott)
- New Gospel (Live)
- Lullaby (Feat. Joel Ross)
- Autumn (Live)
- New Paths (Live)
- A Portrait Of Fola (Live)
- Perpetual (Feat. Harish Raghavan)
- The Thump (Live)
- Farewell (Feat. James Francies)
Marquis Hill(tp)
Walter Smith(ts)
Joel Ross(vib)
James Francies(p)
Harish Raghavan(b)
Kendrick Scott(ds)
Walter Smith(ts)
Joel Ross(vib)
James Francies(p)
Harish Raghavan(b)
Kendrick Scott(ds)
・・・なんという顔揃え
ブレイク中のジョエル・ロスを始め、ケンドリック・スコット、ウォルター・スミス3世、ジェイムズ・フランシーズ、ハリシュ・ラガヴァン
メンバーだけ見たらBLUENOTEレーベルかと思うのですが、これが気鋭のレーベルEdition Records
驚き続きです
しかもこの作品が面白いのは、サイドマン5名のソロが奏でられる楽曲以外の8曲は2012年にヒルがリリースした『New Gospel 』の収録曲なんですね
なのでタイトルも「Revisited」となるわけです
しかしこの時のメンバーは
Chris Madsen (ts)
Christopher McBride (as)
Josh Moshier (p)
Kenneth Oshodi (g)
John Tate (b)
Jeremy Cunningham (ds)
John Tate (b)
Jeremy Cunningham (ds)
と楽器構成もメンバーも異なります
この10年で知名度を確実に上げてきたヒルですから、サイドにつくメンバーの知名度も上がる訳です笑
サイドマンのソロはそれぞれ当然のように素晴らしいです
そして何よりヒル
トランペットはクリアすぎても面白くない楽器
でもしゃがれすぎるとマイルスや過去の偉人の模倣と受け取られる
ここでヒルの音なんですが、しゃがれの粒度を小さくしてスムーズに流れているような音出し
いい音なんですよ
同世代のトランぺッターとしてアンブローズ・アキンムシーレがいますが、彼のほうがしゃがれ度高く、やや低温度気味
どちらも好きなトランぺッターで、これからの活躍を期待しています
しかしこれだけのサイドマンを集めたライブもすごいなぁ
Edition Records恐るべし
この作品も今年を代表する1枚になることでしょう