雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Beyond Us

2019-06-10 | 音楽
さて週末のゴルフ最高でした(クルマの方です)。
奥さんは今日一人で乗ってみて、やっぱり慣れないようで
「あのボタン、このときにこうやって押したけど大丈夫かな?」
と不安げだったので、一応帰宅後クルマを見ましたが問題なしです。
まだまだ我々の方からゴルフⅦに歩み寄っていかないといけません。

そのドライブ中にも流していたのがフリージャズの名門レーベル Clean Feedから久しぶりにリリースされたAngles 9の新作で『Beyond Us』 。



 
1.Beyond Us    
2.U(n)happiez Marriages
3.Samar & The Egyptian Winter
4.Against The Permanent Revolution
5.Mali

Martin Küchen (as, ts)
Eirik Hegdal (bs)
Goran Kajfes (cor)
Johan Berthling (b)
Andreas Werliin (ds)
Alexander Zethson (p)
Mats Äleklint (tb)
Magnus Broo (tp)
Mattias Ståhl (vib)

5年ほど前に『Injuries』を紹介しましたが、その後2017年に『Disappeared Behind the Sun』をリリースしています。

 
 
フリージャズという前衛的なジャズながら非常に整ったアンサンブルで、これはフリージャズ嫌いも好きになると思い、できればライブのほうがより面白いだろうな、と感じた記憶があります。
そして最新作はライブ盤。

アメリカの前提的なジャズと欧州の前衛的なジャズをミックスさせた北欧的スカンジナビア的前衛ジャズ、とでも言うのですかね。
そもそも北欧ジャズは前衛的気質高いですし。

ソロパートや少ないメンバーパートでやや静かに持っていきながら9人で「せーの!!」みたいにドカンと弾け飛び散るエネルギー。
これが聴いててすごく快感なんですよ。
メンバーでしめて5管いますからね。
そら揃ったときのパンチ力は素晴らしいですよ。
管モノの圧巻される演奏の中、クールに流れるヴィブラフォンが余計に美しく聴こえたり。
Clean Feedの中でも異質な存在ですね。
やはりアンサンブルという大所帯がそうさせてるのかも知れません。


少ないフォーマットも良いですが、アンサンブルやビッグ・バンド(あ、今年は挟間美帆聴いたっけ)もたまにはイイです。
(個人的には少ないほうが好きですけど)
そういやフレッド・ハーシュもビッグバンドとの共演盤が出るのかな。

Angles 9とは毛色が違いますが、それも楽しみ。

ジャズ
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