突然の訃報だったのですが、ジャズ界におけるレジェンドの一人、アルトサックス奏者のリー・コニッツがお亡くなりになりました。
享年92歳。
ご高齢だったので何があってもおかしくはないのですが、どうやら新型コロナウィルスによる肺炎だったようです。
新型コロナが死因と聞くと、いくらご高齢と言えどもなんともやるせないです。
Lee Konitz, the prolific jazz saxophonist who maintained a singular style and devotion to improvisation throughout a career that stretched more than 70 years, died on Wednesday. https://t.co/WqOOiHCqKS
— NPR Music (@nprmusic) April 16, 2020
RIP Lee Konitz. 数年前のニューポートジャズフェスで、スポーツウェアに身を包み素晴らしい演奏を聴かせてくれたリー・コニッツさんを描きました。 #LeeKonitz pic.twitter.com/SrocHJtAVO
— Takao Fujioka (@jazgra) April 16, 2020
コニッツと言えば、代表作は『Subconscious Lee』『Lee Konitz With Warne Marsh』『Motion』あたりなのかと思いますが、ワタシとしては21世紀に入って超ベテランとして参加したブラッド・メルドー、チャーリー・ヘイデン、ポール・モチアンとの共作『Live At Birdland』が大好きです。
あとはヤコブ・ブロのリーダー作への参加も非常に良くて、『Balladeering』『December Song』『Time』はいずれも良作です。
ブロの揺らぐエレキギターとの相性が抜群なのです。
非常に残念。
コロナ禍、早く収束してくれ。
謹んでお悔やみ申し上げます。
合掌。
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