オーストラリアで開発された遺伝子組み換えバナナ
遺伝子組み換え(以下「GM」と略)で開発された非常に高い栄養価を含むバナナが、もうすぐ ヒトを対象とした初の試験にかけられると昨年発表されました。
このバナナで 近い将来アフリカの栄養状態が改善されるとされています。
具体的には体内でビタミンAに変わるαカロテンとβカロテンを非常に多く含んだGMバナナを 人口の70%程度がバナナを主食としている ウガンダで2020年まで栽培しようというもの。
(カロテンの含有量が多いためか 普通のバナナより果肉は オレンジに近い色だそうです)
これらの為に 現在GMバナナが どのように作用するかを試験する為に米国にも送られ 確認後 ウガンダで承認される予定。
バナナは東アフリカ諸国で主食ですが特にビタミンAや鉄分の含有量が低いという欠点。
ビタミンAの不足で、世界中で毎年65万~70万人の子どもたちが死亡し、30万人が失明しているが それらが救済できるとの事。
なおこの実験には マイクロソフトで有名なビル・ゲイツ財団から約10億円の補助金が出ているとの事。
また このようなカロテンの含有量が多いバナナは 元々ミクロネシアに有った「カラット」という種類があり 遺伝子組み換え技術で初めて誕生したという訳ではないようです。
ただ 反対派に言わせれば 遺伝子組み換えコーンのメキシコや遺伝子組み換えワタのインドのようになり兼ねない事や ビタミンAが足りている人に対する影響や 栽培後の遺伝子情報の変化等の恐れを心配しています。
そもそも元々ビタミンAが豊富な種類も有るのにどうして遺伝子組み換えなのかも理解に苦しむ所・・・
実際 グリホサート農薬に適応して来ている雑草や昆虫が何例も発見されている以上 遺伝子組み換え作物でも 将来どのように変化するかは分からないです。
また 一度 種子を買い始めれば ずっと買い続けなければならないという経済的な縛りも不安視されている。
そして 現実的に 本当に安全かどうかは まだ誰にも分からない。3世代100年くらい食べ続ければハッキリして来るかもしれません。
a seedプロデューサー
写真はミクロネシアに元々存在したカラットバナナ
左 果肉 右 皮付き
GMバナナの果肉の色も
左の様な感じではないかと思われます。
