子供に与えられる病名の筆頭が発達障害というニセ病名でしょう。発達障害の中には自閉症も内包されていますし、アスペルガー症候群やADHDも内包されています。発達障害がニセ病名なのだからこれら内包されている病名もすべてニセ病名です。さらにいえば精神医学が付ける病名はすべてニセ病名と断言することができます。なぜそういえるのかということは少し説明する必要があるでしょうが、基礎的なデータは知ったうえでないと説明を理解することはできません。
精神医学だけでなく製薬業界や家族会に至るまで、この世界では発達障害という概念を流行らせようといまだ必死です。まあ、業界側が流行らせたい一番の理由はカネですが、家族サイドが一番流行らせたい理由は「自分たちの都合」ということになるでしょう。この世界はどこまでも子供を犠牲にし、親の都合と欲望の赴くがままに動かされていることがよくわかります。
発達障害について否定するときに一番簡単な理由は、それが何の科学的根拠もなく、精神科医の主観によって決定されるということです。「あ~。この子なんか変だね、ハイ、発達障害。」「あ~。この子なんかよく動いてムカつくね、ハイ、ADHD。」などと付けることが日常茶飯事の出来事なのです。しかしこれだけが根拠では「科学や根拠をもって考える」という罠に汚染されつくした現代人は、きっと納得することはないでしょう。
発達障害と扱われる子供たちの一部は、一般的に「大人の常識に照らし合わせた上での問題」というのを抱えているとされます。全員とは言いませんがこれは否定しません。しかしここでもすでに発達障害というものを否定することができます。ある問題が存在するとします。友達とケンカする、親の言うことを聞かない、かんしゃくを起こす、同じことを繰り返す、コミュニケーションがうまくいかないなど、その種類は多数あるでしょう。しかしまず第一に考えなければならないのは、この状態をそもそも社会が許容できないということのおかしさです。その根幹の感覚は全ての親たちにありません。
さて、発達障害と呼ばれる状態はいくつもありますが、ここではもうこれ以上記載しません。問題はこの状態がなにを表現しているかということと、その原因はいったいどこにあるのかということを明らかにすることです。以下は拙著「医学不要論」に記載した、発達障害とニセ病名をつけられる子供たちがそうなる主たる要因です。
ワクチン後遺症
慢性栄養素欠乏
砂糖中毒
食品添加物暴露
農薬慢性暴露
教育やしつけの問題
家庭内不和の影響
教員や周囲による強制的診断
電磁波や放射線の慢性暴露
いじめ、虐待などの影響
遺伝的問題
産婦人科的問題に付随した高次脳機能障害
他にあるかもしれませんが、これらについて考えない限り同じなのです。