こんにちは!
うさぎ家です。
朝からムシムシしますね。
こんな日の、とっておきお料理情報をおとどけします。
年中あるから、意外とノーマークな野菜。
「セロリ」
実は、今が旬。
個人的に大好きな野菜、個性が強い野菜ですが、
特性を知って料理すると、他野菜が追随できない美味さ。
葉は、天ぷらや佃煮に。
茎(上)は、サラダ、ピクルス、スープに。
葉(下)は、炒め物、サラダ(味の濃いそーすで)に。
たくさんの料理の内で、その人を一番近くに感じるものは、
なんと言っても「おむすび」だと思います。
素手で握ったおむすび
実は、素手で握ることには意味がありました。
人間の皮膚にはいくつもの常在菌が棲息していて、
その中には乳酸菌もいます。
乳酸菌というのは何かを代謝することによって
乳酸を生成する細菌類の総称で、
科学的な正式名称ではありませんが、
いまは乳酸菌と呼ばしていただきます。
炊きたて熱々のご飯でおむすびを握ると、
ご飯のデンプン質と塩、手の常在菌で発酵が始まります。
素手で米を握ることで、
その乳酸菌がおむすびの表面に付着し、
米のデンプン質と塩による乳酸菌発酵が進み、
時間が経つとうまみが増し、おむすびが美味しくなるのです。
・・・つまりおむすびは発酵食品なのだという説があるんです。
愛情という想いと、常在菌による微生物の働きによるおむすびは、
元氣の源です。
お母さんだけではありませんが、
愛情を込めて握ったおむすびは、さらに一段とおいしく、心の栄養になるのかもしれません。
心を込めて握ったおむすびには、癒しのエネルギーがとても込められているそうです。
だから、時間が経っても美味しい。
むしろ、時間を置いた方が美味しい。
おむすびは一番簡単な発酵食品なんですね。
もちろん、特に最近の免疫低下した現在人にとっては
衛生面や気温・湿度・時間などは
考慮しないといけませんので特に今の状況下では注意が必要です。
子どもの頃、遠足や運動会で食べた、 お母さんのおむすびが美味しいのは、このためだったんです。
それにやっぱり、お母さんや好きな人が握ってくれたおむすびは美味しいです。
某CMの影響で、手にはバイキンがいっぱいと思わされて、
ラップで握る方も多いと聞きます。
でも一度、試して欲しいです。
その美味しさと、あなた自身の心が伝わると思います。
そして、そんな力を持っている「手のひら」を大切にして欲しいのです。
【手のひらの力】
おむすびを握る手
元氣のない人の肩に触れる手
大好きな人の手を握る手
手に触れられるだけで、
あたたかな感覚になった経験
みんな、あると思います。
手のひらには、言葉とはちがった氣持ちを
伝える力があるのかもしれません。
そんな、人を癒せる力をもっている、
あなたの手のひら。
大切にしてくださいね。