カルシウムたっぷりのしらす。
体の吸収に必要なビタミンDも含まれているので骨を強化し、DHAで脳神経を活発にする効果が期待できます。
しらすとは、イカナゴ、ウナギ、アユ、ニシン、マイワシ、ウルメイワシなど、白や透明無色の稚魚です。
マイワシやウルメイワシも流通していますが、いわゆるしらすのほとんどは、かたくちいわしの稚魚(アンチョビや煮干しなどもかたくちいわし)。
しらすは釜茹でされたもの、しらす干しを更に乾燥させたものがちりめんじゃこですが、地方によって呼び名は多少異なるようです。
通年出回りますが、春と秋が産卵のピーク。
新鮮な生しらすが手に入ったらぜひ試していただきたいレシピがあります。
バケットに、にんにくの切り口をこすりつけて塩とオイルをふってカリカリにトーストする。
生しらすをたっぷりのせ、オイルをふってほうばって下さい、ヨーロッパの食べ方です。
生しらすを自分で塩茹でするとふんわりと優しい。
釜揚げしらすは、炊きたてのご飯で結ぶおむすびにも最高。
しらすや小魚は、酢と合わせるとカルシウムの吸収がよくなるので、酢の物にも。
旬の山椒の実と炊いたものは季節の醍醐味、楽しみが広がります。