乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

24; 映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』 中村義洋監督 竹内結子 阿部寛 堺雅人 

2010-02-09 | 映画



     映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』




 ★★★★★ ★★☆☆☆


 日本 2009年 125分

 監督 中村義洋

 原作 海堂尊

 脚本 斉藤ひろし 中村義洋

 キャスト 竹内結子 阿部寛 堺雅人 羽田美智子




 堺雅人さんの表情みたさに映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見る。

 堺雅人さんに焦点が絞られた感は薄く、テーマが分散していた。

 白鳥(阿部さん)が病院に来た時の田口(竹内さん)の最終の身震いは目線が白鳥にうつってしまう。

 ここで観客意識を白鳥に持って行くのはまずい。言いたいことが消える。

 それに、おちゃらけて終わるのか?そりゃ!まずいだろう。

 若干構図をとれないぼけた油絵をみた心地悪さが残る。

 意気消沈。

 ジェネラル・ルージュが看護婦と結ばれるのは津k足しのように感じる。



 ただ、この映画は笑いが各所にまかれ、楽しめる映画だと思う。

 ただし、平たい笑いのみ。

 わかりやすく面白く適当にどんでん返しもあるので、評価は低くはないだろうと感じる。




 竹内結子さんのおっとりとした話し方と仕草は魅力的で女性がみていても好感は高く美しい。

 阿部寛さんはいつものように真っ正面からの演技で顔の迫力満点。

 羽田美智子さんもいつもと同様、美しい。

 他の俳優さん達の顔の表情のアップが多く、堺雅人さんの微笑む中の怖さが十分に生かされなかったのが残念だ。




 映画後の解説で、監督はカメラを向ける中でうつしてない各俳優さんの顔の表情が良かったので次々に足した旨を話されていた。

 こういった経緯から、テーマの分散が生じたのかもしれない。

 また、この解説では竹内結子さんが
「なぜ田口が副委員長なのかわからない。みんなに無視される存在なのに。かなしい・・・。」
と笑っておられたのに対し、監督は的確な助言を話されなかった。(笑み)

『違うでしょう。田口の存在はこの話には必要でしょう・・・。』
と、わたし。一人釈然としない気分のまま、内心突っ込んでいた。

 中村義洋監督とは一体どんな人なのだろうか?

 テレビ放映される予定の映画『ジャージの二人』に期待したい。




 今日は少し辛口で失礼致しました。

 竹内結子さんがかわいらしかったので★7つにしておきました。



 最後に、この感想はあくまでもわたしのものです。

 人により感じ方は違いと思いますが、もし不愉快に思われる方がいらっしゃいましたらお許しください。

 ご意見頂戴できますれば幸いです。


日本映画チャンネル ▼

現役医師にして人気作家・海堂尊によるベストセラー小説の映画化第2弾。“ジェネラル・ルージュ”と呼ばれる敏腕医師に浮上する黒い噂に、竹内結子と阿部寛の凸凹コンビが挑む。東城大学付属病院の倫理委員会委員長に任命された田口(竹内)は、救命救急のセンター長・速水(堺)が医療メーカーと癒着しているとの告発文書を受け取る。ちょうど骨折で運ばれてきた役人・白鳥(阿部)と再会し、2人で真相を究明しようとするが…。

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イラクの横すぐとなりの州、アフワーズでイラン人ドラーバーもカメラに収めるこんな光景をみた。

2010-02-09 | イラン2007~2010(6回)



   イラクの横すぐとなりの州、アフワーズでイラン人ドラーバーもカメラに収めるこんな光景をみた。

           スーシュからイーゼに向かう途中





 イランでは度々みかける地層。写真のものは石灰質の層を含んでいるようだ。

 余談だが、以前シーラーズで無名の遺跡を探している時ドラーバーが石灰をとる山に迷い込んだことがあった。

 このまま出られないのではないかという身の危険を感じた。

 去年の9月のこと。

       上の写真は2009年12月24日。



 車から外をみていると、水がーーーー。

 ドライバーは、雨が降ってたまったという。

 驚いたわたしをみて得意顔。彼はすこぶる機嫌が良い。



 それにしてもたっぷりの水。

 わたしはもう一度ドライバーに湖ではないのかと問う。

「ちがう、ちがう。」 
という彼もここまでの水は珍しいらしく携帯電話で写真を撮っていた。

 イランでも土地の境界線はプレートで示されているが、その姿はまったくみえない。

 これでは自分の土地が何処なのか、全くわからないだろうな。



 本来はこういった砂漠地。

 上の写真も水分を含んでいるが、水は引いたようす。

 9月にはほとんど雨は降らなかった雨だが、冬には雨や雪解け水で砂漠地を潤す。

 秋まで乾燥でひび割れしていた地もこの潤いでここぞとばかり緑が茂る。

 自然の神秘を感じる。



 ほら。植物が茂り始めている。

 ここはイラクの右隣。

 背景には石油の向上は煙を出している。

 イランのアフワーズでも石油は多くとれるんだ。



 こんな感じでイラン国内はいつも国内空港便利用か、或はタクシーをチャーターして町から町、遺跡から遺跡へと移動している。

 ーーーとはいえ、わたしはついて行くだけ。健康管理と雑用を手伝っている。

 タクシーは機嫌良く一本道を走る。


 


 最後までみていただきましてありがとうございます。

 タクシー走行中に撮ったものでお見苦しいとは存じますが、お許し下さい。

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