29； 『歌舞伎の知恵』 山川静夫著 平成6年 演劇出版社

　2010年度　29册目



　　　　　　　　『歌舞伎の知恵』

　

　山川静夫　著

　演劇出版社　

　平成6年6月3日　第1版

　P.206　2500円





　NHK歌舞伎解説で有名な山川静夫さんの『歌舞伎の知恵』を読む。

　山川静夫さんといえば歌舞伎好きの中では悪評高い『白波五人男』の丁寧！すぎる説明を思い出してしまう。（爆）

　歌舞伎を見に行ってもしあんな風に話しかける人がいたならば、二度と一緒にはみたくないものだ。

　山場は自分の世界。多いに会場全体の空気を吸い込みたいものである。


　
　白波の解説は別として『歌舞伎の知恵』はさすが見巧者といったところか。

　基本的なことがらを自分の言葉で書いておられる。

　何でも山川静夫さんは、学生時代に毎日歌舞伎に浸っておられたとの事。

　大向こうに入られていた男性ならではの世界だと、うらやましく感じる。


　
『歌舞伎の知恵』に記されている【型から形へ】といった記述は興味い。

　誠にその通りだと感じる。

　わたしは役者さんの演じつくられる形が好きだ。



　江戸における歌舞伎の「ハレ」と「ケ」を　戸板康二さんの『折口信夫座談』を引用して説明（179）されていた。

　浅草のお話なのだが、これは京都にも通じる部分がある。

　顔見せの招きを見ると師走で新しい年を迎えると感じる。

　五月歌舞伎（がかってあった）頃には柏餅を幕間にいただくといった人が多かったのもそれである。

　著者山川静夫さんは本書で【東の浅草、西の京都】と表現されている。



　古典歌舞伎と時代の流れについて猿之助さんを例にうまくまとめられていた。

　歌舞伎と呼ぶべきか呼ばぬべきかは納得の上苦笑。

　以前みた『ヤマトタケル』はわたしにとってトラウマとなっている。

　言葉は現代風なのに猿之助劇団の役者さんのみ分けのつかないわたしは、二役がこんがらがって内容が全くわからない。

　型にはまらぬ『ヤマトタケル』はわたしには難解であった。

　パンフレットはここ数年　ほとんど購入しないわたし。

　あの芝居においては番付を買っておくべきだったと未だに後悔している。

しあわせ 3 PAREPORE

　　　　　わお！

　　　　　　　　おたからが　ふってきたよ

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日は　いい日だ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こころ　PAREPORE

しあわせ 2 ありがとう。。。

　　　　もう～



　　　　　　　めっちゃ、しあわせ～～～。




　　　　　　　　　　　　　　　　　






　　　　　　　　　　　　　　　　　ありがとう。ありがとう。ありがとう。。。
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　感謝の気持ちでいっぱいです。
　　　

しあわせ 1 『ウィ・アー・ザ・ワールド：25 フォ・ハイチ』 追記あり

　　　 『ウィ・アー・ザ・ワールド：25 フォ・ハイチ　　　We Are The Worid-25' For Haiti's』






　先日友人から電話。

『ウィ・アー・ザ・ワールド　　　We Are The Worid-25' For Haiti's』があると連絡があった。

　嬉しい情報である。




　待望の『ウィ・アー・ザ・ワールド：25 フォ・ハイチ』を見る。

　ノンカット。テレビ日本初公開。

　クインシー・ジョーンズもプロデュースの一人。

　サンタナやピンクやセリーヌディオンや多くのアーティストの顔をみて感動。

　

　そんな中若かりし頃のマイケルジャクソンも。　

　12月には飛行機で『THIS IS IT』をみた。

　舞台練習光景や辛口の質問への受け答えにマイケルのふとしたやさしい人柄を感じた。

　わたしのように『THIS IS IT』を見てマイケルに好感を持った人は多いと聞く。



　そうだ。

　一月にはハイチにYahooポイントを寄付したが、今一度心を込めて寄付してみよう。

　雨ふる寒い二月の朝。でも、心は暖かだ。

『ウィ・アー・ザ・ワールド：25 フォ・ハイチ』をみて、そんな風に感じた。






　　　　　　　　みなさま、ご訪問下さいましてありがとうございます。






　多くのみなさまにお越しいただき、感謝しています。

　ありがとうございます。

　今日また450人越え致しました。今週はこれで二度目です。

　これもみなさまの暖かなお心のおかげと感謝しています。





　ところで旅行写真や舞台や博物館などの記録が三年越しで遅れております。

　また、旅や映画や舞台や本など、行きたい、みたい、読みたいと申しておりますものがなかなか手つかずで心苦しく感じています。

　毎日割合に充実した時間を過ごしているのですが、理想に現実がついて行かない状態です。

　一日の時間が短い。

　もっと時間があれば　映画を見たい、本も読みたい、どこかに行きたいと思いは膨らむばかりです。


　
　拙い記録ブログですが、時間が許します時は中国やイランやトルコの写真もぼちぼちとアップして行きたいと思います。

　これからもお越しいただけましたら嬉しいです。

　みなさま、よろしくお願い致します。




　　　　　　　　　　　　　　　　　乱鳥合掌




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