NARAを歩く。【 潜水橋(沈下橋) 】
写真はこのブログで何度も紹介させていただいています大和川の『潜水橋(沈下橋)です。
車一台とおれば人は通れず、自転車やバイク動詞も徐行して対向車を気使います。
車の場合は対向車が通り切るまで対岸で待ち、譲り合っています。
幅約2m、全長約60mの囲いの無い生活道の橋のようです。
今日は『潜水橋(沈下橋) 』をいつもと違う方向からとってみました。
昨日は雨が降り続いていましたので、今日は大和川は増水の濁流。
木枝などに真新しいゴミが引っかかっていましたよ。
2010年2月27日 奈良 大和川 大城橋
武田邦彦氏 (中部大学)より
プロフィール
主たる活動
中部大学 教授 (所属: 総合工学研究所)
高知工科大学客員教授,多摩美術大学非常勤講師、
上智大学非常勤講師
内閣府原子力委員会専門委員、同安全委員会専門委員
文部科学省科学技術審議会専門委員
名古屋市経営アドバイザー
日本工学教育協会特別教育士、シニアー創造学院客員教授、 青森県鰺ヶ沢町顧問、うるま市アドバイザー,(株)ユーテック顧問
富山環境顧問
旭化成工業株式会社・社友、 芝浦工業大学・名誉賛助員 名古屋大学高等研究院・院友
プロフィール
昭和18年(1943)6月3日、東京都生まれ。昭和37年(1962)都立西高等学校卒業・昭和41年(1966)東京大学教養学部基礎科学科卒業。同年(1966)旭化成工業(株)に入社、(1986)同社ウラン濃縮研究所長、平成5年(1993)より芝浦工業大学工学部教授を経て、平成14年(2002)より名古屋大学大学院教授,平成19年より現職.
工学博士、専攻は資源材料工学。東京大学、京都大学、東北大学、横浜国立大学、早稲田大学、立教大学、愛知大学などの非常勤講師、文部科学省中央教育審議会専門委員、工学アカデミー理事、芝浦工業大学評議員、学長事務代理、大学改革本部長代理、教務委員長、NEDO技術委員,日本工学教育協会常任理事、JABEE工学一般審査委員長、非営利法人「おもしろ科学たんけん工房」「テクノ未来塾」理事などを経験。
物理化学的手法を用いた原子力、材料、環境などの研究と、倫理などの研究。専門は資源材料工学
主な受賞:日本工学教育協会工学教育賞(倫理)、日本原子力学会平和利用特賞、日本エネルギー学会賞、日本工学教育協会論文・論説賞(創成科目)、マテリアルライフ学会論文賞、資源素材学会発表論文賞, World Materials Day Awardなど。
著書(共著を含む):「ウソだらけ、間違いだらけの環境問題」(新講社、2010)、「「CO2 25%削減」で日本人の年収は半減する」(産経新聞出版、2010)、「偽善エネルギー」(幻冬舎、2009)、「温暖化論のホンネー「脅威論」と「懐疑論」を超えて」(科学評論社、2009)、「科学者が読み解く環境問題」(シーエムシー、2009)、「武田邦彦エッセンス」(中部大学、アリーナ、2009)、「その「エコ常識」が環境を破壊する」(青春出版、2009)、「大麻ヒステリー」(光文社、2009)、「作られた環境問題」(ワック出版,日下公人さんとの共著,2009),「日本一早い平成史」(ゴマブックス,共著,2009),「家庭で行う正しいエコ生活」(講談社,2009),「電子/電気製品の発火・不良原因の究明技術と安全対策」(技術情報協会,分担執筆,2009),「暴走する「偽」環境ビジネス」(KKベストセラーズ, 2009),「武田邦彦はウソをついているのか?」(PHP,杉本裕明さんとの共編,2009),「「地球温暖化」論で日本人が殺される!」(講談社,丸山茂徳先生との共著),「欧州化学物質規制ハンドブック」(エスティーエヌ,分担執筆,2008),「27人のすごい議論」(文春新書,639,共著,文藝春秋社,2008),「日本の論点」(文藝春秋,分担,2008), 「食糧がなくなる!本当に危ない環境問題」(朝日新聞出版,2008)、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか3」(洋泉社, 2008),「間違いだらけのエコ生活」(主婦と生活,2008)、「偽善エコロジー」(幻冬舎,2008)、「バイオ燃料で、パンが消える」(PHP、2008)、「高等学校国語現代文」(第一学習社,2004,"愛用品の五原則"が収録される),「高分子材料の劣化解析と信頼設計」(NTS,2007)、「自然に学ぶ材料プロセッシング」(三共出版2007 共著)、「暴走する地球温暖化論」(文藝春秋2007,共著)、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」(洋泉社2007)、「国債は買ってはいけない(東洋経済新社2007)」,「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(洋泉社2007)、「何を食べれば安心か」(青春出版2004)、「難燃材料データブック」(NEDO,2003),「難燃高分子材料の高性能化技術」(テクノネット2003),「二つの環境」(大日本図書2002)、「エコロジー幻想」(青春出版2001)、「リサイクル幻想」(文春新書2000)、「リサイクル汚染列島」(青春出版2000)、「リサイクルしてはいけない」(青春出版2000)、「有機材料工学」(シグマ出版)、「日本における同位体分離のあゆみ」(日本原子力学会,分担執筆,1998),「分離のしくみ」(共立出版,1988)、「高純度化技術体系」(フジテクノシステム,分担執筆,1997),”New Developments in Ion Exchange", (Elsevier, 1991).「分離科学ハンドブック」(共立出版,1990)、「イオン交換」(講談社)、「日本の将来と産学連携」(丸善)、など約80、論文・総説など約700編、学術発表約1300件、特許など約100件。
趣味:歴史、熱力学,おいしくない食事をすること
2010年度 42冊目
『リサイクル幻想』
武田邦彦 著
文春新書
平成12年10月20日 発行
平成19年7月5日 11版
190ページ 660円+税
『リサイクル幻想』を読む。
『リサイクル幻想』はわたしが日頃リサイクルや分別ゴミにおいって抱いていた疑問を、多角的な方向から論理的に説明してくれる素晴らしい本だと感じる。
著者の机上の学問にとどまらぬ地球規模をとらえて考える姿勢と論理展開は見事である。
ペットボトルをはじめあらゆるリサイクルにおいて、著者は有限貴重なる物質を大量に使い、ある意味水準の低いリサイクル物質を作るという。
本来ひとまとめに捨てるはずの需要に無いゴミを全国にばらまいてるとも考えられる。(要約)
窯にも寄るが現在のゴミ焼却機では燃えるゴミにプラッスチック混合の方が焼却温度を考えて理想的なものもあるという。
わたしたちはどのような機能の窯を自治が使用しているかも知らずに、ゴミの分別にせいを出す。
分別されたゴミが一体どのような形で処理され、灰や残骸物の行方を知らない。
企業の矛盾、個人の矛盾なども鋭く説くが、わたしたちは実際今の居心地の良い生活をてばなすことはできない。
では環境負荷の軽減のために、わたしたちは今の生活の質を落とさずに何ができるのだろうか。
東洋思想を根底に持つ著者は
ゆっくりリサイクルして人工鉱山を造り、日本の自然と風土を活かして少なく豊かに過ごし、
身の回りのものは共白髪まで丁寧に使い、そして、情報革命を活かして、
さらに使う物質を減らすようにしなければならない・・・。(188ページ)
と記されている。
武田邦彦先生のお話を一度聞いてみたい。
大和川
先日大和川沿いを歩いたが、鳥がいなかった。
今頃は鴨川にゆりかもめが舞っているだろうに。
そういうと琵琶湖の北東部では白鳥が見られることも。
寂しいので季節外れの写真を探してみたよ。
六月頃には大和川にも鳥がこんなにいたんだな。
素敵だよ!大和川。
ぅん?
黒鵜さん?どこいくの?
ねぇねぇ、どこいくの?
いっちゃった。こちらにいらっしゃるのは、青鷺さん?
あらあら、どこかにいっちゃった。
探してくるわね。
あら、黒鵜さん?がいらっしゃったわね。今度こそ一緒に泳ぎましょう。
子どもが高校時代の頃 授業で習ったらしいが、白い鳥が多くいるとその川は汚れているそうだ。
田んぼの泥中にいるような生物が多くいるためらしい。
大和川は汚い川ワースト1だったが、年々美しい方向に向かっている。
川の中には肉眼で見えるくらい、鯉や鮒や亀や小魚などの生き物がいる。