2010年 映画総合 20本目
映画『血と砂』
★★★★★ ★★★★☆
東宝 1965年 134分 モノクロ
監督 岡本喜八 -映画のすべて、ここにあり。-娯楽のアルチザン
原作 伊藤桂一「悲しき戦記」
脚本 佐治乾 岡本喜八
キャスト 三船敏郎 仲代達矢 佐藤允 伊藤雄之助
戦争の悲惨さを描きあげた秀作。
見終わった後も余韻は残り、感動を覚えた。
久々の好みの映画。
三船敏郎さんがすごい。まるで「こち亀」のような表情が画面いっぱいにうつる。
仲代達矢さんがすごい。演技とは言えない自然さ。
佐藤允さんがすごい。 佐藤允さんの表情が印象に残る。
伊藤雄之助さんがすごい。途中も最後も真に迫る迫力の顔。
あらすじがすごい。音楽がすごい。楽隊の皆さんも良かった。
ーーー決まったネ。
本日は記録のみにて失礼申し上げます。
日本映画専門チャンネルから天才致しました。 ▼
昭和20年、敗戦直前の北支戦線。軍楽隊の少年兵13人を率いる曹長・小杉(三船)の部隊が、中国・八路軍と砦をめぐる熾烈な戦いを繰り広げる様を描いた反戦色の濃い戦争アクション。砲弾の嵐の中、"聖者の行進"を演奏しながら少年兵が次々と死んでいくクライマックスは圧巻。伊藤桂一原作の「悲しき戦記」を骨子に岡本喜八が佐治乾と共同で脚本を手がけた。