乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

41; 映画『赤毛』 1969年 岡本喜八監督、脚本   三船敏郎/岩下志麻/高橋悦史/寺田農

2010-04-05 | 映画



    41;映画『赤毛』




 ★★★★★ ★★★★☆

 東宝 1969年 118分

 監督 岡本喜八

 脚本 岡本喜八/廣澤栄

 出演 三船敏郎/岩下志麻/高橋悦史/寺田農



 あらすじも映像も練られていて面白かった。

 途中 連獅子風の動き。六法風の動きも・・・。


 散々笑わせたあと、クライマックスで泣かす。

 涙は半端でなく、止まることを知らない。

 楽しめて感動できる。いい映画を見たと満足している。


 今回も記録だけで、失礼致します。





   日本映画専門チャンネルから ▼

 慶応4年、江戸から明治へと体制が大きく変わる革命期。百姓上がりの赤報隊士・権三(三船)は赤毛をなびかせて故郷に錦を飾る。彼は代官屋敷から年貢米を百姓に返したり、借金を棒引きにして女郎達を解放したり、得意の絶頂にいるが、利用価値なしと判断した白毛の官軍によって抹殺される・・・。赤報隊の一隊士に革命の論議を結晶させた異色作。三船敏郎が、黒澤映画のキャラクターでおなじみの粗野だが誠実な主人公を演じ、松竹の岩下志麻が東宝映画に出演して花を添えた。
 




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映画40;『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』では、シュールレアリズムの世界あり

2010-04-05 | 映画


    映画40; 『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド 救出編』





 ★★★★★ ★★★☆☆

 ジョニー・デップ出演の『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド 救出編』を見た。

 ノーカット版とのことで『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』を二回に分けて放映。

 次回は4月11日(日)午後9:00~10:54。『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド 逆襲編』予定。



 実は昨日見そびれそうになったが、家族がわたしのジョニー・デップ好きを知っていて、8時頃に教えてくれる。

 感謝^^V


 
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 救出編』はハチャメチャに面白かった。
 
 ジョニー・デップが余りでないと聞いていたので、劇場には見なかったが、この映画は大きなスクリーンで見たいシーンがあった。



 ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)が囚われている「世界の果て( world end)」

 砂漠の中に海賊船とジャック・スパロウ

 そこにあらわれる小石

 孤独と飢えから、ジャック・スパロウは小石を舐める。

 小石は意思を持ち蟹と化する。


 
 砂と海賊船と己だけの砂漠

 砂の上には小石が並ぶ。

 小石たちは蟹たちとなって歩き始め、海賊船を海に運ぶ。



 この「世界の果て( world end)」の描き方が素晴らしい。

 それはシュールレアリズムの世界であり、ポール・デルボーの停止した音の無い世界とダリの絵画的構成を思い浮かばせる。

 こういった中で、演技派で男前のジョニー・デップは映える。


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