松竹株式会社の『歌舞伎美人』を度々見ているが、今年は未だに片岡我當丈の歌舞伎鑑賞教室の案内が載らない。
今月初め、奈良の冊子『県民だより 奈良』には「橿原文化会館」の案内が載っていたので、不思議な話だ。
今年の橿原文化会館分は
6月7日(月)11時から&14時から
『恋飛脚大和往来 新ノ口村の場』
2000円(学生1200円)
4/18から前売り開始 10時から (電話予約13時から)
前指定
とのこと。
今月初めに早速家族に伝える。
演目を聞いた家族はわたしと同じ感じであまり乗る気ではなさそうだ。
演目『恋飛脚大和往来 新ノ口村の場』は好き。
でもこの演目は、片岡我當丈の歌舞伎鑑賞教室でつい近年にはられたところ。
私は
我當丈の『近頃河原達引』がみたいんだ~~~!
と、若干ではあるが、すねてみたい気分。
松竹さんのページには今日も載ってないし、今年は残念だが歌舞伎鑑賞教室はパスかもしれない。
そういうと三月、歌舞伎座近くで我当丈と女性(といっても似ておられた)が歩いておられるところに出会った。
会釈をするわたし。当然だが、相手我当さんはわたしをご存じない。(笑)
あの時、勇気を出して気持ち(見たい演目)を一応伝えるだけは伝えておけば良かった。
伝えてどうなるといったものではないが、ここで何度も『近頃河原達引』を書き込むよりは、将来少しは有効かもしれない。
まぁ、おめでたい わたし!
ところで本日は 松竹座5月興行の團菊祭のチケット発売日(友の会)。
朝一でネット予約したが、團菊祭は結構人気があるようだ。
菊五郎丈の『髪結新三』が見たいのと節約のために夜だけいく予定だった。
ところが家族は
「『摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)合邦庵室の場』も菊之助さんだよ!行きなさい、行きなさい。」
と嬉しい誘導。
そして、うれしい わたし。
・・・という訳で、わたしは昼夜團菊祭を楽しむことになったが、かわいそうなのは、家族。
仕事で忙しいので片方だけ一緒に見るとのこと。
だから遠慮していたんだけれど、ま! いいか^^V
そういうと、まだ歌舞伎座の記録を書いてなかったんだ。
なんとしても、近日中に記録しておきたい。
わたしの「初めてのお使い的歌舞伎座」だったんだもの!ね^^
松竹株式会社 歌舞伎美人より ▼
大阪松竹座
團菊祭五月大歌舞伎
平成22年 5月4日(火・祝)~28日(金)
昼の部
一、摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)
合邦庵室の場
玉手御前 菊之助
俊徳丸 時 蔵
浅香姫 梅 枝
奴入平 團 蔵
母おとく 東 蔵
合邦道心 三津五郎
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶 團十郎
富樫左衛門 菊五郎
亀井六郎 家 橘
片岡八郎 権十郎
駿河次郎 高麗蔵
常陸坊海尊 秀 調
源義経 藤十郎
三、天衣紛上野初花
河内山(こうちやま)
河内山宗俊 三津五郎
松江出雲守 錦之助
宮崎数馬 巳之助
腰元浪路 右 近
北村大膳 團 蔵
高木小左衛門 東 蔵
夜の部
一、本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)
十種香
八重垣姫 時 蔵
武田勝頼 錦之助
腰元濡衣 菊之助
白須賀六郎 萬太郎
原小文治 権十郎
長尾謙信 團 蔵
二、銘作左小刀
京人形(きょうにんぎょう)
左甚五郎 三津五郎
京人形の精 菊之助
井筒姫 巳之助
奴照平 秀 調
おとく 萬次郎
三、梅雨小袖昔八丈
髪結新三(かみゆいしんざ)
白子屋見世先より
閻魔堂橋まで
髪結新三 菊五郎
手代忠七 時 蔵
下剃勝奴 菊之助
白子屋娘お熊 梅 枝
加賀屋藤兵衛 高麗蔵
車力善八 秀 調
白子屋後家お常 家 橘
家主女房おかく 萬次郎
家主長兵衛 三津五郎
弥太五郎源七 團十郎