こまつ座「日本人のへそ」
演出:栗山民也
美術:妹尾河童
出演:石丸幹二 笹本玲奈 たかお鷹 山崎一 小曽根真
作:井上ひさし
2011年
170分
カラー
東北岩手から集団就職で上京した田舎娘は希望に胸膨らませていた。 しかし現実は、希望に膨らむ胸ではなく、彼女たちのはじけそうな二つのオッパイに、男たちの欲望がふくれてあがる。 職を転々、男を変転と流転続きで、果てはストリッパーへと転落なのか…、いやいや、男の玉を手玉にとって、天下に成り上がる。 その娘の名は、 ―ヘレン天津。 栗山民也の巧みな演出と小曽根真の新曲で誰も観たことのない、今、一番新しい井上ひさし! 上演 2011年3月8日~27日
本日テレビでこまつ座「日本人のへそ」を観たよ。
録画せず、朝の7時半から見始めたものだから、家族の出勤の準備や玄関までの送り出しやゴミ捨てで、初めの方が少し飛んでしまった。
今日は珍しく駅まで送っては行かず、散歩もできなかった。
見終わったのが10時半。
午前中に家事のダッシュをしなかったから、一日中リズムが狂ったよ。
やっぱりこういう場合は録画が良いのかな。
上の出演者には載ってないんだけど、花組み芝居の植本 潤さんが出ておられたよ。
この約社参の演技と目地からは好きだな!!
以前大阪で花組芝居の『盟三五大切』(四世鶴屋南北)を見た時には山ちゃん(山下 禎啓さん)は出ておられたがさらりと少なかったし、植本 潤さんは出ておられなかったんだ。
このショックは大きかったよ。
アハハ アハハ アハ ハ
ところで「日本人のへそ」
この芝居は以前から見たいなと思っていたものだったんだ。
筋書きは二変三変と平たい感じで展開するんだ。
なんだか最後 上手くごまかされたような感じも受けるんだけど。それもまた快感。
こう言った舞台の遊びも良いかなって…妙に納得したよ。
色々な所から引っ張り出した種々のことば遊びが盛り込まれていて、適度に品よくエッチで、流石の井上ひさしさん。
ドタバタ雑多な、おもちゃ箱をひっくり返したような舞台に合わせたのかどうだか………
適度にそろっているんだけど適度に外したダンスや歌は、こまつ座「日本人のへそ」らしかった。
面白くって、一日中上機嫌のわたし。
でもそれに反して、今日は一日中疲労感がとれないんだ。
なぜだろうなぜかしら
そういうとここ一日二日で、確か 劇団四季と中村勘三郎丈の予約日にあたっていたっけ。
観たいな。生舞台!