乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

ぶどう

2011-07-09 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 今日、古典の帰りにぶどう直売店に立ち寄る。

 いつもならおばちゃんが出てきてくれるんだけど、今日は贈答の客が多くて、てんてこ舞い。

 宙ぶらりんな気持ちを抑えて土間にしばらく待っていると、おっちゃんがにこやかに笑って奥から駆け寄る。

「どれします?」

 わたしは家庭用のぶどう2パックと玉葱2袋を差し出す。

 おっちゃんはぶどう2パックを2枚のビニール袋にいれ、また奥に引っ込んだ。

 おっちゃんは両手にいっぱいのぶどうを持ってきて、それぞれのビニール袋に3房づつ入れてくれる。

 あらあら、ありがとう。嬉しいな、いっぱいだ。

 購入の二倍近くのぶどうだわと喜んでいると、真横で宅配カード処理をしていたおばちゃんがおっちゃんを睨んでいた。

 大丈夫かな?おっちゃん☆後で喧嘩になってないかしらん。

 帰宅後、そんな無色な話をしながら、たまたまいた娘も含めて三人で甘いブドウをいただいた。

 今頃はぶどうもキュンキュンに冷えたかな?息子にも食べさせたいな…。



   

 


 











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ホイホイ ホホイ ☆ ホイ ホホイ ☆

2011-07-09 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



          














 今年も家庭菜園からビタミンカラーを見ることができました。

 ミニトマトがまっかっか

 あんまりいっぱいはとれないけれど、とても嬉しい気分です☆

 ホイホイ ホホイ ☆ ホイ ホホイ ☆






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この暑いのに、何をだらだらと書いているのか!?わたしは!

2011-07-09 | 民俗考・伝承・講演


 先月から今月にかけて、K・邦彦先生のお話を四度(合計約6時間)聴く機会に恵まれる。
                         田原本、某図書館(2回)

 K先生は考古学の先生。

 考古学や歴史のこん本的な考え方を導いて下さるので、歴史がチンプンカンプンの私にはありがたい講義だと言える。

 

 古墳は色々と見たが、全くもってわからない。

 何しろ奈良に住んででずいぶんたった最近、やっと古墳を意識し始めたのだから。

 それでも好きな古墳や印象深い古墳はいくつかできた。

 

 わたしは考古学は全く知らない。

 だが、保存だけでなく他の意味合いで水銀朱を塗られたり、呪術的なものをまわりに並べたり、文様の意味合いやそういった民俗学お話が時として交えられる先生方の話を聴くのが好きだ。

 K・邦彦先生は次のようにおっしゃる。

「考古学は文献や民俗学的立場からも顕彰することが必要です。」

 なるほどなと、妙に納得した。



 先月末には古文書専門のY・栄治郎先生のお話を二時間聴く。

 Y・栄治郎先生は奈良のお話の講義をされた年もあり、やはり歴史の中に多くの民俗学的なお話を織り込まれていた。

 わたしは今年古文書の講義を二種類受講しているが、Y先生のお話も魅力的だと感じている。



 今日は数年続けている個展の講座を受けてきた。

 いつもここで書いている風吹ジュン似の美人の先生が講師。

 わたしは女なので美人と言えども女性には感心は無いが、この先生の授業自体は好きだ。



 先日は七月大歌舞伎の昼の部をひとりで見たが、もうすぐ夫と夜の部。

 それがすむとY・栄治郎先生とは別の古文書の講座。

 こちらは変体仮名の基本や元字などを学べるので、初心者の私にはもってこいだ。

 これでわたしも、昔の仮名草子が読める名と、ひとりほくそ笑む。



 5月にはA・茂先生とS・稔先生のお話、また『川路聖謨』の読み聴かせを楽しませていただいた。

 そういうと今年もどういう訳だか天理市からA・茂先生講義の案内をいただいている。



 この年になって、いろいろな方のお話を聴いたり読んだりさせていただくのは、とても楽しい。

 正確に言うと、わからないなりに喜びを感じる…が、ただしいだろう。



 それにしても、うねるように暑い。

 うねるように…月並みな言葉だ。

 もうすぐ祇園祭

 今日はきゅんと冷たく冷やしたビールと鱧で、乾杯したい。


 
 …………

 って、


        この暑いのに、何をだらだらと書いているのか!?わたしは!












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芝居三昧; 連獅子、英執着獅子、俊寛、保名、仮名手本忠臣蔵 四段目 判官切腹・城明渡、 盛綱陣屋

2011-07-09 | TVで 歌舞伎・能楽




    芝居三昧;『連獅子』『英執着獅子 <字幕付>』『平家女護島~俊寛』『保名』『仮名手本忠臣蔵~四段目 <判官切腹・城明渡し>』『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』



  

 7月第1週はテレビで『連獅子』『英執着獅子 <字幕付>』『平家女護島~俊寛』『保名』『仮名手本忠臣蔵~四段目 <判官切腹・城明渡し>』『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』を楽しむことができた。


  



『連獅子』

出演:坂東三津五郎、 坂東巳之助 市川門之助 坂東秀調
2010年(全4話)
57分
カラー
勇壮な親子の獅子の舞を、三津五郎・巳之助の親子競演で。 能の「石橋」を題材にした松羽目舞踊。清涼山の麓にある石橋。手獅子を持った狂言師の右近と左近が出て、文殊菩薩の住む清涼山とそこに掛かる石橋の景色を連舞で描く。「かかる険阻の厳頭より」から狂言師は親子の獅子となって、親が子を千尋の谷に突き落とす獅子の子育ての様子を見せていく。後半は、赤と白の毛をつけた親子の獅子の精が登場し、勇壮な狂いが最大の見せ場となっている。 今回は『七世坂東三津五郎五十回忌、八世坂東三津五郎三十七回忌、九世坂東三津五郎十三回忌 追善狂言』として上演された平成22年10月の舞台を、当代三津五郎の親獅子に、巳之助の仔獅子という親子競演でご覧頂く。



 台に乗ってからの回しが61回には恐れ入りました。

 ありがとうございますとしか、言いようが無い。

 坂東三津五郎さんは舞台は真剣勝負。



『英執着獅子 <字幕付>』

出演:中村雀右衛門
1997年
35分
カラー
獅子を題材に使った「石橋物」の中でも古典的な代表作。女形舞踊全盛の宝暦期、初世中村富十郎によって初演された。古風でゆったりとした曲調と華麗な舞を堪能できる長唄舞踊。今回は平成を代表する名女形・雀右衛門でご覧頂く。(1997年/平成9年3月・歌舞伎座)




『平家女護島~俊寛』

出演:中村勘三郎 中村勘太郎 中村梅玉
2010年
82分
カラー
絶海の孤島にただ独り残ることを決意した俊寛。 平家全盛の世。平清盛打倒の密談が発覚し、俊寛僧都は丹波少将成経、平判官康頼と共に絶海の孤島鬼界ヶ島に流罪となった。それから三年。ある日、皆が、丹波少将と島の海女・千鳥の婚礼を祝っている所へ、都からの赦免船が到着する。一同は上使の瀬尾兼康らに乗船を許されるが千鳥の同道は許されない。おまけに妻の東屋が殺されたと知り絶望した俊寛は、争いの果てに瀬尾を斬り捨て、自らは島に残る決断をする。そうして千鳥の乗船が認められ、俊寛はただ独り、遠ざかって行く船を見送るのだった。 勘三郎の俊寛に、梅玉の丹左衛門、左團次の瀬尾兼康、勘太郎の丹波少将成経、七之助の海女千鳥、扇雀の平判官康頼。十七世勘三郎の二十三回忌追善の舞台から、先代が最後の舞台でも演じた所縁の役を当代勘三郎でお送りする。 平成22年2月・歌舞伎座


 吉右衛門さん風の俊寛の終わり方も好きだが、勘三郎さんのようにみっともない程のたうち回って嘆いた後、ほっとした安堵の表情を見せる表現も好きだな。



『保名』

出演:片岡仁左衛門
2005年(全2話)
26分
カラー
「葛の葉子別れ」で知られる人形浄瑠璃「芦屋道満大内鑑」の二段目にあたる場面で、安倍保名が恋人榊の前の死を悲しんで狂乱する「小袖物狂」を清元舞踊に仕立てた。 菜の花が咲く野辺に若木の桜が一本。恋人を失った悲しみに、美しい男が舞い狂う、絵画のような舞台。仁左衛門扮する保名が思い悩む様を叙情的に描いてゆく。(2005年/平成17年3月・歌舞伎座)


 仁左衛門さんの『保名』はうっとりする。

 何度見ても、『保名』を演じられる時の仁左衛門さんは、美しい~☆



『仮名手本忠臣蔵~四段目 <判官切腹・城明渡し>』

出演:八世松本幸四郎(白鸚) 市村羽左衛門 中村芝翫 中村勘九郎(現・勘三郎) 尾上梅幸
1977年
101分
カラー
昭和52年に昼夜通し上演された「仮名手本忠臣蔵」の貴重映像から<判官切腹・城明渡しの場>をお届け。殿中での刃傷により蟄居を命じられた塩冶判官の元に上使が訪れ、お家断絶と切腹の上意を伝える。覚悟していた判官は切腹の座に着き、家老の大星由良之助の到着を待ちつつ、刀を腹に突き立てる。まさにその時由良之助が到着。目と目で心の内を確認し合う主従…。由良之助は主君の仇討ちを決意し、館を後にするのだった。 厳粛な雰囲気に満ちた切腹の場、万感の思いで遠ざかる城門を見つめる由良之助の引っ込みと見せ場が続く。大星由良之助に八世幸四郎(白鸚)、塩冶判官に梅幸、顔世御前に芝翫、右馬之丞に羽左衛門、大星力弥に勘九郎(現・勘三郎)という豪華配役で。(1977年/昭和52年11月・歌舞伎座)


 見られて良かった☆

 八世松本幸四郎(白鸚)さんの迫力、芝翫さんの細やかな仕草と表情。

 若かりし頃の中村勘九郎(現・勘三郎)は控えめで基本形で、素晴らしい演じ方をなさっていたんだ!

『仮名手本忠臣蔵~四段目 <判官切腹・城明渡し>』は良かった☆

 もう一度見たい!




『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』

出演:片岡仁左衛門 中村魁春 市川團十郎
2010年(全2話)
110分
カラー
争いの悲情さ、哀しさが描かれた時代物の大作。 近江国の佐々木盛綱・高綱兄弟は、敵味方に分かれて戦うこととなった。兄盛綱には小三郎、弟高綱には小四郎という息子があり共に幼い初陣だったが、小三郎が小四郎を生け捕るという結果に。小四郎は盛綱の陣屋に囚われ、そこへ高綱が討死したとの知らせが届く。ところが首実検をすると首は高綱のものではなく贋首。にもかかわらず小四郎は父を追って切腹。贋首を承知で死を選ぶ様子を見た盛綱はじっと考え込み…。肉親の情よりも忠義を優先させなければならない封建社会における争いの悲情さ、哀しさが描かれた時代物の大作。仁左衛門の盛綱、魁春の篝火、團十郎の和田兵衛、我當の時政、秀太郎の微妙という豪華配役で。


 切なく、最後で涙が流れ出る。

『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』の仁左衛門さん、秀太郎さん、子役さんに泣かさせていただきました。
 






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