乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

136; 『日本発見 第16号 ふるさとの伝承』心のふるさとをもとめて  暁教育図書

2010-08-18 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫




2010年度 136冊目  

記録のみ





      『日本発見 第16号 ふるさとの伝承』心のふるさとをもとめて

  




 暁教育図書
 
 
 146ページ 値段不明




『日本発見 第16号 ふるさとの伝承』心のふるさとをもとめてを本日読了。

 50ページまでは丹念にノートに取りながら読んだが、そこまでで30行13ページ

 興味深いことが多く書かれすぎている(笑)


 どうにもこうにも時間が足りない。

 その後は黙読。

 これなら早い(笑)



 興味ある部分が多いので、時間を見つけては秋冬以降にもう一度メモをとりながら読みたい。

 それにしても気が急く今日この頃。

 そろそろイラン行きの用意をせねばなるまい。



『日本発見 第16号 ふるさとの伝承』では文字通り、色々な伝承が書かれている。

 芝居でなじみの、気になるものも多い。



 日本発見は非情に面白いが、これも観世流百番集と同様、冬まで封印。

 やはり、日本がいいなぁ^^と わたくしはしみじみと思う。


 
 柳田國男の仕分け方などの触れられていた池田 彌三郎氏の記述は興味深い。

 高校製の頃、池田 彌三郎や開口健を食通とあがめ奉っていた・・・というか、食べ物の話も面白いと、尊敬していた。

 池田 彌三郎さんか・・・

 何か読みたいなぁ^^


 





       池田 彌三郎



「芸能」 岩崎書店 1955年(民俗民芸双書)
「文学と民俗学」 岩崎書店 1956年(民俗民芸双書)
「日本人の芸能」 岩崎書店 1957年 (写真で見る日本人の生活全集)
「はだか風土記」 大日本雄弁会講談社 1958年 (ミリオン・ブックス)
「日本故事物語」 河出書房新社 1958年 のち文庫
「はだか源氏」 講談社 1959年 (ミリオン・ブックス)
「民俗故事物語」 河出書房新社 1959年
「日本の幽霊」 中央公論社 1959年 のち文庫
「江戸時代の芸能」 至文堂 1960年 (日本歴史新書)
「枝豆は生意気だ」 河出書房新社 1961年
「まれびとの座 折口信夫と私」 中央公論社 1961年 のち文庫
「日本芸能伝承論」 中央公論社 1962年
「ゆれる日本語」 河出書房新社 1962年
「芸文散歩 池田弥三郎随筆集」 桃源社 1962年
「東京の12章」 淡交新社 1963年
「ふるさと・東京」 東峰出版 1963年
「ことばの文化」 河出書房新社 1964年(日本の民俗)
「光源氏の一生」 講談社現代新書 1964年
「銀座十二章」 朝日新聞社 1965年 のち朝日文庫
「私の食物誌」 河出書房新社 1965年 のち岩波同時代ライブラリー
「東京横浜安心して飲める酒の店」 有紀書房 1965年
「俳句・俳人物語」 ポプラ社 1966年
「おとことおんなの民俗誌」 講談社 1966年 (ミリオンブックス) 「性の民俗誌」と改題、講談社学術文庫
「わたしの源氏物語」 講談社 1966年 (ミリオン・ブックス)
「塵々集」 雪華社 1966年
「酒、男、また女の話」 有紀書房 1966年
「逆立ちの青春像 青年へのガイダンス」 池田書店 1966年
「わが師わが学」 桜楓社 1967年
「言語のフォークロア」 桜楓社 1967年
「空想動物園」 コダマプレス 1967年
「ふるさと日本」 鹿島研究所出版会 1967年
「広重の江戸」 講談社 1968年 (原色写真文庫)
「日本詩人選 高市黒人・山部赤人」 筑摩書房 1970年
「私説 折口信夫」 中公新書 1972年
「日本橋私記」 東京美術 1972年
「日本の旅人 在原業平 東下り」 淡交社 1973年
「わたしのいるわたし」 三月書房 1973年
「世俗の芸文」 青蛙房 1973年
「食前食後」 日本経済新聞社 1973年
「百人一首故事物語」 河出書房新社 1974年 のち文庫
「日本のことわざ 暮らしのなかの知恵」 ポプラ社 1975年
「露地に横丁に曲り角」 新人物往来社 1975年
「日本人の手紙」 白馬出版 1975年
「池田弥三郎対談集 日本人のこころ」 新人物往来社 1976年
「町ッ子土地ッ子銀座ッ子」 三月書房 1976年
「たが身の風景」 読売新聞社 1976年
「暮らしの中の日本語」 毎日新聞社 1976年 のち、ちくま文庫
「芸能の流転と変容」 実業之日本社 1976年
「ことばの中の暮らし」 主婦の友社 1977年
「日本文学と民俗」 桜楓社 1977年
「わが戦後」 牧羊社 1977年
「万葉びとの一生」 講談社現代新書 1978年
「わが幻の歌びとたち 折口信夫とその周辺」 角川選書 1978年
「わが町 銀座」 サンケイ出版 1978年
「東京の中の江戸」 国鉄厚生事業協会 1979年
「話のたね」 文春文庫 1979年
「山手線各駅停車」 保育社 1979年(カラーブックス)
「池田弥三郎著作集」 全10巻 角川書店 1979年 - 1980年
「聴いて歌って」 音楽鑑賞教育振興会 1979年 (音楽随想)
「行くも夢止まるも夢」 講談社 1980年
「日本人の心の傾き」 文藝春秋 1980年
「郷愁の日本語 市井のくらし」 あずさ書房 1980年
「三田育ち」 東邦経済社 1980年
「魚津だより」 毎日新聞社 1982年
「池田弥三郎北陸を語る」 対談シリーズ 読売新聞北陸支社 1983年









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イラン ヤズドのコイン博物館  1  (14景)

2010-08-18 | 美術・文様・展示物





           イラン ヤズドのコイン博物館  1






    コイン

         博物館    



 

 海外用につくられた?日本の壷      水差し
(或は水・酒入れ)



 

 印                   水差し



 

 屋外の壷             部屋に入る通路から
  
 イランの博物館では        庭を望む
 庭に壷がおかれているのを
 よく見かける。





 見上げても壷
 チャイセット




 細工はすばらしい
 が
 さぞ、重たかろう





 ナン焼き釜かな?





 竃

 鍋は手づくり
 今でもエスファハーンや
 他の町の鍛冶屋さんでは
 色々なものを作っている




 優しい明かり取り




 これもリュトンか?

 ふふ、まるっこいな。




 銃に工芸が




 コイン博物館は美しい建物の中に昔の生活用品が陳列された民俗博物館。

 大掛りなものから小さなものまで含めると、イランには博物館が多い。

 イランの歴史は長いので、恐ろしく古い壷なども庭に雨ざらしになっていることも。

 海外に持ち出されたものも多いが、それでも、古い美術品や遺跡や生活用品は山ほど残っているのだろう。

 日本では考えられないことだ。



 時間や条件が合えば博物館を見つけると入館。

 コイン博物館は比較的新しいものが多いが、現地でガナートが見られるという情報をいただき、訪れることにした。



 これまでに数多くのイランの博物館を見ているが、写真の整理ができないでいる。

 





 最後まで見て下さいましてありがとうございます。

 感謝しています。









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映画61; 『ミスト』 スティーヴン・キング原作  フランク・ダラボン監督・脚本

2010-08-18 | 映画







              映画61; 『ミスト』

     




                 The Mist











 満足度 ★★★★★ ★★★★☆

 表情と心理の揺れ動き ★★★★★ ★★★★★


 

 2007年 アメリカ

 原作 スティーヴン・キング

 監督・脚本 フランク・ダラボン

 出演 トーマス・ジェーン
    マーシャ・ゲイ・ハーデン
    ローリー・ホールデン
    ジェフリー・デマン





 パニックホラーと思っていた『ミスト』

 見始めると人々の表情や心理的パニック、心の揺れ動きの表現のゆたかさに驚いた。

 本当に怖いのは霧の中の未確認生物ではなく、「人」

 まずは宗教を唱える女、藁にもすがる思いで取り巻きすがる人々。

 自分たちの信じる正のための犠牲(生け贄)

 人は窮地に立たされると、あのようなおぞましい心になるのだろうか。

 しかし怖いのはこれが一歩間違えば割合に身近な現実の世界だということ。

 それは戦争であったり飢饉であったり・・・。

 こういった行いは日本においてもそう遠くはない過去に行われていたのかもしれない。

 そう思うと、恐ろしさは倍増する。




 ガソリンが切れ、これが最後と、車内の人々を先に(死の世界へ)

 自分の分のたまは無い。男は車の外に出て
「くるならこい」
と叫ぶ。

 そして皮肉にも霧の霧の隙間から見たものは・・・。

 この終わり方に、わたしは後味の悪さというよりは映画としての上手さを感じた。

 映画が終わりスタッフ紹介が終わっても、救助隊などの車屋へりの音は聞こえ続ける。

 やはり、後味が悪いか・・・。

 男の心の悲しみはいつまでも残る。同時に息子の、
「僕を殺さないでね。」
の言葉は、わたしの頭からは消えることは無い。

 






 最後になりましたが、このような素晴らしい映画を教えて下さいました◯様、ありがとうございました。

 心より感謝申し上げます☆


        ありがとうございます。

 








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135; 『観世流謡曲百番集』『続観世流謡曲百番集』から 

2010-08-17 | 観世流(続)百番集、日本古典文学大系(謡曲)、能楽関係本

(写真はトルコの セマー)




 記録だけ 



 2010年 135冊目



  『観世流謡曲百番集』 から

       「鞍馬天狗」「羽衣」「松風」「安達原」

  『続観世流謡曲百番集』 から

       「浮舟」「木曽」「三笑」





 

 今日は映画で興奮し、百番集を読み楽しむ。

 机上に置いて楽しんでいたが、今日はまとめて読む。

 寂しいことだが やるべきことが多いので、百番集はこれで一旦封印。

 次回百番集を開けるのは10月以降だろうか・・・。

 寂しいが、斑鳩観月祭は今年もあきらめねばなるまい。



 ほほほトホ トホホとほほと ほほトホホ



 百番集しばし封印

 







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ヤズド コイン博物館で見た 「ガナート」  3  (13景)

2010-08-17 | イラン2007~2010(6回)




        





 映画の主人公になったつもりで、ガナートをたどって歩いてみましょう。





 この穴には行ってみますよ^^

 いざ!




 
 前回ご紹介した写真です。

 ガナートを歩いています。





 ガナート、すすみま~す^^





 ガナート、まがりま~す^^



 
 古墳の石棺見たいも見えますね。

 ガナートで~す^^





 ガナート、みあげま~す^^




 ガナートの部屋、のぼりま~す^^




 みあげましょう^^





 登りました。

 部屋から、登ってきた階段方向





 角度を変えて・・・。

 明かり取りから日がさんさんと入ります。

 ガナートのあった地下とは、随分違いますね。





 もう少し階段を上がります。

 ここはコイン博物館の中庭。





 はい!もとの中庭です^^







 これでガナートの記録は終わりです。

 最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

 感謝申し上げます。




                   2009年9月      イラン ヤズドにて









コメント (6)
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ヤズド コイン博物館で見た 「ガナート」  2  (10景)

2010-08-17 | イラン2007~2010(6回)




        ヤズド コイン博物館で見た 「ガナート」  2







 






 ヤズド コイン博物館の中庭です。






 コイン博物館の一つの建物の階段です。




 フラッシュをたくと、こんな感じです。

 さぁ、ガナートを見るために、降りてみましょう。
 




 ガナートです。

 以前ここに流れていた水は生活陽水であり冷を撮る手段だったことは、前回記録しました。




 
 水は枯れていますね。

 今はヤズドではガナートは使われていません。




 
 少し湿っていますね。

 黒い筋までは、冷をとるため、水が流れる時もあるようですね。





 覗くと暗い。

 ずっと向こうまで続いています。

 明かりがかすかに感じられます。




 
 少しカーブしていますが、美しく整備されていて感心します。




 
 上を見上げてみましょう。

 網が見えますね。

 上から見下ろすと、網版のマンホールのようです。

 ヤズドを歩いていると、このような網のおかれた穴を多くみることができます。





 まんまるに、上手くつくられていますね。

 もしミニスカートで上野道を歩く女性がいれば・・・。

 心配ご無用。

 イランは厳格なイスラムの国です。

 女性は許される範囲内しか肌を見せていません。

 え?残念ですって? うふふふ ふ^^






 次回はいよいよガナート最終です。




 最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

 感謝申し上げます。




                   2009年9月      イラン ヤズドにて










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ヤズド コイン博物館で見た 「ガナート」  1   (11景)

2010-08-17 | イラン2007~2010(6回)




        ヤズド コイン博物館で見た 「ガナート」  1







 イランのヤズドはとても暑いので色々工夫がされています。

 【 沈黙の塔近くにあるアーブギール&バードギール】については、記録したことがあります。

 上はガナートからの水取り場で、砂漠で見かけることが多かったです。





 ヤズドの建物でも色々工夫されています。

 これも以前いくつか記録しました。

 写真上は空気(風)取り口が付いています。





 この建物にも付いています。





 レストランの室内も。見上げると、空気(風)取り口です。





 ヤズドではとても厚く赤い土がぬった家が多いです。





 ヤズドの町にはアレキサンダーの牢獄と呼ばれるものがあります。

 もちろん、アレキサンダーの牢獄にも寄りました。

 ただこの日にまわった写真(2009、09、26)の写真が、すっかりとゆけ落ちています。

 ヤズドの町並みやホテルのガナートの写真があっただけに、残念です。





 写真はコイン博物館。

 柱が美しいですね。





 中庭を見たようすです。

 水が貯められ、イランの伝統的な庭の一つです。





 コイン博物館の一つの建物の階段を降りてみましょう。
 




 おや、ガナートです。

 以前ここに流れていた水は生活陽水であり冷を撮る手段だったのでしょう。





 ヤズドでは以前はガナートが実際に使われていましたが、今は観光用にホテルのガナートがちょろちょろと流れているばかりです。

 私たちは訪れる数ヶ月前までは、大掛かりな観光用のガナートの中に入れたらしいのですが、危険なので閉鎖されてしまっていました。

 残念です。

 ガナートは今はヤズドでは使用されていません。

 イラン国内線のヤズド発着の際、無家事のガナートを忍ばせる椀?のようなものが、長く続いています。

 砂漠に中の龍のようです。




 
 ガナートの名残のように水が流れています。

 次回は地味に、ガナートばかりをお届けしたいと思います。




 最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

 感謝申し上げます。



 写真の紛失に気づかず、探し続けていました。

 整理が付かず、ガナート記録をつけるのに丸一年たってしまいましたことをお詫び申し上げます。

 次回も見ていただけましたら、うれしいです。




                   2009年9月      イラン ヤズドにて









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映画61; 『悪魔と天使』 ロン・ハワード監督 ダン・ブラウン原作 トム・ハンクス

2010-08-16 | 映画









             映画61; 『悪魔と天使』


     




               Angels & Demons
 






 お勧め度 ★★★★★ ★★☆☆☆

 満足度 ★★★★★ ★★★★☆


 

  2009年 アメリカ 138分

 監督 ロン・ハワード

 原作 ダン・ブラウン


 キャスト

 トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、

 ステラン・スカルスガルド、ピエルフランチェスコ・ファビーノ、

 ニコライ・リー・カース、アーミン・ミューラー=スタール、

 トゥーレ・リントハート  他




 楽しめる映画でした。

 或る人は、初めからわかりすぎていて単純。つまらなかったと言います。

 わたしは・・・

 初めから犯人はわかってはいましたが、映画としての広がりや美しさや面白さに見とれているのでした。

 この映画も見る人の好みによって大きく評価は二分されるようです。

 映画は複数で観るのもいいものですね^^




ストーリー
ダン・ブラウンの世界的ベストセラーを映画化した「ダ・ヴィンチ・コード」に続く、ハーバード大学教授ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)を主人公としたサスペンスミステリー第2弾。爆発すれば核にも勝る驚異的な破壊力を持つ“反物質”をめぐり、秘密結社イルミナティの陰謀を阻止するため、ラングドンがローマ、バチカンを奔走する。監督は前作からの続投となるロン・ハワード。









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イラン数字の「数独」(SU DOKU)に挑戦してみませんか^^

2010-08-16 | イラン2007~2010(6回)




         イランの数独




 イランでは書店や古書店に度々足を運びます。

 9月、イランの本屋は 新学年の教科書を買う親子でごった返しています。

 イランでは学校で一括購入するのではなく、各自が本屋で教科書を求めます。

 
 

 イランで「数独」を見つけました。

 日本から歴史の長いイランに伝わる数独。なんだか、楽しい気分です☆


 

 解説9ページ。もちろん、わたしには読めません^^

 DVD付きの親切さです。日本では見ることはできません^^


 ←  
       ↓
       →  

 本は右開き。文字も右から左です。

「SU DOKU」は日本語読みのまま、スードク なのですね。これは左から書かれています。


 

 数独は小の本には全部で100問。

 初心者向きから四段階。

 20000リアルでしたから、多分240円くらいです。

 イランは割合に本が安いのです。物価などを総合して考えると、20000リアルは少しお高い感じです。


 

 下はイランの数字です。難しいですね^^

    
  1      2     3     4     5


    
  6      7     8     9 


 イランの文字で、数独に挑戦してみませんか?

 文字を置き換えるので初心者向きですが、難しいですよ^^
 



    

   




    

   




      

 みなさま、最後までおつきあい下さいましてありがとうございました。

 感謝申し上げます。










コメント (4)
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映画60; 『Dr.パルナサスの鏡』テリー・ギリアム監督 イギリス カナダ ジョニー・デップ

2010-08-16 | 映画




            映画60; 『Dr.パルナサスの鏡』

      



            (The Imaginarium of Doctor Parnassus)









 お勧め度 ★★★★★ ★☆☆☆☆



 この映画の好きさ ★★★★★ ★★★★★ +気持ち★★★

 満足度 ★★★★★ ★★★★★

 美しさ ★★★★★ ★★★★★

 色彩 ★★★★★ ★★★★★

 話の展開 ★★★★★ ★★★★★




 2009年 イギリス  カナダ 124分

 監督 テリー・ギリアム

 脚本 テリー・ギリアム

     チャールズ・マッケオン

 音楽 マイケル・ダナ

     ジェフ・ダナ







トニー        ヒース・レジャー
鏡の向こうのトニー#1 ジョニー・デップ
鏡の向こうのトニー#2 ジュード・ロウ
鏡の向こうのトニー#3 コリン・ファレル
パルナサス博士    クリストファー・プラマー
Mr.ニック      トム・ウェイツ
ヴァレンティナ(パルナサスの娘)
            リリー・コール
アントン         アンドリュー・ガーフィールド
パーシー        ヴァーン・J・トロイヤー





 先日からレンタルDVDをみることが多い。

 まず、二日間で五本、二日DVD休みを入れ、一日で二本。

 これくらいのペースで見ておけば、舞台や 言語が音楽としか聞きようがない世界でも、少しの間なら我慢できそうだ(笑み)



『アリス・イン・ワンダーランド』『Dr.パルナサスの鏡』を一日で見た。

 話は二本ともに面白かった。

『Dr.パルナサスの鏡』のように悪魔に身を売る話は、フランスの『醜男のジャン』ドイツの『ファウストゥス博士』他多くある。

 本映画は『ファウストゥス博士』を元にしたらしい。



 ところで この映画 『アリス・イン・ワンダーランド』に続けて『Dr.パルナサスの鏡』という順に観ただけに、よけいに素晴らしさを感じたのかもしれない。

『Dr.パルナサスの鏡』は話の展開が工夫され、大人の楽しめるファンタジー。

 膨らます部分は奇異にとらえることはない。

 それはダリの世界であったりマグリットであったり。

 色彩が美しい。構成が美しい。音楽が美しい。品が良い。

 役者の力量が問われる映画だ。



 言葉と言葉の掛け合いや間が面白い。

 それはセサミストリートであったりし、詩の朗読であったり。

 歌のようであったり、唄のようであったり。

 ミュージカルのようであったり、マザーグースのようであったり。

 囁き、つぶやき、回想、現実・・・。

 台詞や表情など力の問われる場面が多く、出演者は熱演していた感じがする。

 流石

 アメリカ映画とは違う感性でつくられたこの映画の製作国はイギリス カナダだった。

 わたしは何の準備もなくこの映画を見た。
 
 そして、始まってすぐにイギリス映画だと感じて疑わなかった(笑み)






あらすじ

数世紀前に悪魔との賭けにより不死の命を手に入れたパルナサス博士は、自分の娘を16歳の誕生日に悪魔に引き渡さねばならなくなり、苦悩していた。彼は自身の率いる、他人の想像の世界を垣間見る鏡の見世物を巡り、パーシーら古くからの仲間とともに興行を続けながら、何とか悪魔との賭けに勝利する手立てを画策していた。そんな折、博士はタロット占いの「吊られた男」のカードが示した、橋の上から吊るされた若者トニーを死から救う。助けられたトニーは商才を発揮して見世物を繁盛させ、博士の助けとなるが、悪魔との賭けのタイムリミットは目前に迫っていた…。



製作の背景 [編集]

2007年12月にロンドンで撮影開始。撮影中にトニーを演じるヒース・レジャーが急逝、撮影が中断し一時完成が危ぶまれたが、彼と親交のあったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が別世界にトリップしたトニーを演じることが決まり、撮影が再開された。なお、ヒース・レジャーの出演しているシーンはそのまま使われている。3人は、本作の出演料全額をヒースの遺児である娘マチルダ(当時2歳)に寄贈した。








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映画59; 『アリス・イン・ワンダーランド』ルイス・キャロル ティム・バートン監督 ジョニー・デップ

2010-08-16 | 映画







      映画59; 『アリス・イン・ワンダーランド』

      


            Alice in Wonderland








 満足度 ★★★★★ ★★☆☆☆

 2010年 アメリカ映画 ディズニー  109分



 原作 ルイス・キャロル

 監督 ティム・バートン

 脚本 リンダ・ウールバートン




キャスト

 ミア・ワシコウスカ、
 ジョニー・デップ、
 アン・ハサウェイ、
 ヘレナ・ボナム・カーター、
 クリスピン・グローバー、
 マット・ルーカス、
 アラン・リックマン、
 スティーブン・フライ、
 マイケル・シーン、
 ティモシー・スポール、
 クリストファー・リー



『アリス・イン・ワンダーランド』(Alice in Wonderland)、『Dr.パルナサスの鏡』(The Imaginarium of Doctor Parnassus)を続けて二本観る。

 理由は簡単。15日が返却日だったから。



『アリス・イン・ワンダーランド』は楽しかった。

 ルイス・キャロルの原作を忠実につくりあげるだけではなく、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を壷に入れ混ぜ合わせて湯気をモンモンと出して、その湯気でファンタジーの世界を作り出した感じ。

 言葉遊びにつぐ言葉遊び、流れるような台詞、韻を踏む数々の言葉、数字合わせ。

 日本語で聴くとどんな台詞に訳されるのだろうかと気にかかるが、生憎 時間がない。

 マザーグース風の唄やキャラクター。

 音楽が楽しい。キラキラ星は懐かしい。

 出演キャラクターの個性豊かな性格や衣装に見とれてしまう。



 ただ惜しかったのは、色彩にデリカシーが無いことか・・・。

『アリス・イン・ワンダーランド』は色の美しい場面と、まずいなという場面の差がはげしかった。

 映画終了後インタビューを見た。製作のバックは蛍光色の黄緑。

 そこに俳優を動かし、後で合成し修正加工しているらしい。

 場面によってはこの加工が上手く行く場合(或は上手い人)とそうでない場合があったのではと考える。

 

 あと、一点。ジョニー・デップのよさがいかしきれてなかったような気がする。

 少し、寂しい感じがした。







ストーリー
ティム・バートン監督がルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を元にアリスの新たな冒険を描くファンタジー大作。19歳に成長したアリスは、幼い日に地下世界を冒険したことを忘れていたが、ある日、洋服を着た白ウサギを目撃し、その後を追って再び地下世界へ。するとそこは独善的な赤の女王に支配されていて……。タイトルロールに新人ミア・ワシコウスカ。共演にジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーターほか。






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『高台寺・圓徳院  百鬼夜行展』 土佐光信筆  百鬼夜行絵巻

2010-08-15 | 美術・文様・展示物




      『高台寺・圓徳院  百鬼夜行展』










 京都東山の高台寺・圓徳院で百鬼夜行に遭った?!いや、実際には百鬼夜行絵巻をみたというのが、正しい。


 


 高台寺には江戸時代のものが二本、田中 洋一郎氏(イラストレーター)の作品がいくつか。

 江戸時代絵巻では興味深いことに布地に描かれたものと和紙に描かれたものがある。

 それぞれに墨を重ねた時のにじみ具合が違い、絵が面白く仕上がる。

 布地の方は色がにじみやすく、重なる色彩が力強差を増すだけに、異様。

 また、紙に描かれたものは私たちが想像しやすい絵巻物で、画風は違うとはいえ、タッチは鳥獣戯画に近いスピード感。 

 
 圓徳院で見たものは高台寺の和紙に描かれたものに近い。

 
 


 高台寺の和紙の絵巻は 土佐光信筆だと教えていただいた。

 圓徳院の方はわからない。

 土佐光信はその名を代々受け継いで、長期にわたり百鬼夜行を描いた絵師だと、高台寺係の方に教えていただいた。

 
 


 丁度一年前、東京国立歴史民俗博物館では『百鬼夜行の世界-百鬼夜行絵巻の系譜-』を開催された。

 今回寺所有の百鬼夜行絵巻見たさに 高台寺・圓徳院を訪れた(実際は造りも庭も美しかった)

 
 


 百鬼夜行絵巻には数々の古道具が描かれていた。

 それらは土鍋でありやかんであり、箪笥、長持ち、琵琶、琴など。

 様々な道具が捨てられ、百年経ち霊を持って、付喪神(つくもがみ)となる。


 


 付喪神(つくもがみ)や鬼たちは夜中野に遊び、ざわめき、太陽が出ると姿を消す。

 なるほど、ゆっくり見ると、つくも神たちは怖いだけでなく、おもしろおかし気な仕草をするものが多い。

 百鬼夜行絵巻とは、道具を大切に扱うための教えの絵巻だったのだろうか・・・。

 面白い、興味深いだけではなく、そんなことを想像する絵。魅力がある。

 
 


 付喪神(つくもがみ)に関しては

     映画『妖怪大戦争』

     本『しゃばけ』(畠中 恵)

     ドラマ『しゃばけ』


で触れられていた。

 今回 百鬼夜行絵巻を観られたことは、わたしにとって貴重な経験だと喜んでいる。

 
 


 みなさま

 最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 心より、感謝申し上げます。

 ありがとうございます。

 



       期間:2010年7月11日(日)~8月31日(火)

       高台寺、園徳院にて、所蔵の百鬼夜行絵巻や幽霊図等を展示

               高台寺/午前9時~午後6時受付終了(午後6時30分閉門)
                          
               圓徳院/ 午前10時~午後5時受付終了(午後5時30分閉門)

               京都東山安井(バス停 下車 徒歩5分)
           

















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ぽれぽれなるままに まとまりも落ちも無い はなし

2010-08-14 | 舞台・音楽 雑感メモ




        
               ぽれぽれなるままに 



 

 今朝、電話がかかる。

 受話器からは、友人の声。このブログでも度々登場の着物美人。

「 今すぐ、テレビつけて、じゃ~ね。bye。」

 大変彼女らしい。




 テレビをつける。チャンネルを探す。

 彼女が教えてくれた番組は多分これと目星を付ける。

 吉右衛門丈と山口智充(ぐっさん)の対談がすぐに終わり、金の桐柄文様の新橋演舞場の客席ドアを開ける。

 山口智充が客席を歩き、吉右衛門丈相手にフリートーク部分の『沼津』のまねごと。

 もちろん「いぃい いいぃ いぃいぃ~」の部分は難しいので触れられない(笑み)




 続けて吉右衛門丈が花道で六法をふる。

 衣装を着けない弁慶のなんと美しく力強いこと。

 そぎ落とされた美しさは、能楽の仕舞のような色香を感じる。

 続いて 山口智充が花道にたつ。

 左手には何やら原稿を持ったまま。あらあら!ちゃんとしてね、心構えくらいは。

 客席から吉右衛門丈が教えておられ、それを見ながら山口智充が懸命に演じる。

 まぁまぁまぁ。片足進みが三歩でなく二歩であったとしても、左手がふざけた状態だったとしても、タレントなんだからとほくそ笑む。




 テレビが一息つき、家事を済ませた後、友人に電話。

「やはりまともな歌舞伎役者は形ができている場合が多いわね」
と笑う彼女。

 九月の秀山祭九月大歌舞伎も、ご主人と泊まりで楽しまれるという。

 今も京都に住む彼女。再開は秋、多分女友だち三人。土産話は楽しいものだ。


 

 わたしは芸能の無い国で過ごす苦痛の九月。友人とは雲泥の差だが、・・・これもまた楽し!

 問題はそこじゃない。舞台が無い世界では、禁断症状が生じる気がするわたし。

 今回も直前に小芝居にでも出かけようかしら。まぁ!おかしい。




 秀山祭の演目『沼津』は片岡我當丈じゃないんだ。

 我當丈は三月は東京で元気な姿を見たが、六月には大阪で杖をつく姿を見かけた。

 大丈夫なのだろうか。我當丈は秀山祭に名を連ねない。

 まだ わたしは彼の『近頃河原達引』をライブで観てない。



 
 何かにつけ、気ぜわしい今日このごろ・・・。

 そろそろ大掃除をして、準備をし始めねば。

 やたら、蝉の音が耳につく。

 あさっては 京都大文字送り火だ。



       盆掲げ 「大」写す神酒 京の夜            









 
                      ぽれぽれなるままに 

                       八月中旬 



 





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映画58; 『鳳凰 わが愛』中井貴一 ジヌ・チェヌ監督 2007年 日本・中国合作映画 121分

2010-08-14 | 映画


        映画58; 『鳳凰 わが愛』





 お勧め度 ★★★★★ ★★☆☆☆

 満足度 ★★★★★ ★★★★★

 話の展開 ★★★★★ ★★★★☆

 わたしの持つ中国映画らしさ ★★★★★ ★★★★☆

 色、構図 ★★★★★ ★★★★☆

 音楽 ★★★★★ ★★★★☆

 役者の表情 ★★★★★ ★★★★★

 この映画の好きさ  お勧め度 ★★★★★ ★★★★★ +おまけ★★



 



  2007年 日本・中国合作映画 121分

 監督 ジヌ・チェヌ

 脚本 シェン・ジェ

 製作総指揮 角川歴彦、ツァイ・グァンシェン、ハン・ホンフェ

 製作  中井貴一、シャーリー・カオ、坂上直行

 撮影 モン・シャオチン

 音楽  S.E.N.S.

 美術  チョウ・イーシャー


キャスト

 中井貴一 (劉浪)

 苗圃 ミャオ・プゥ (周紅)

 Guo Tao [郭濤] グォ・タォ (老良頭)

 孫青青 スン・チンチン (鳳児)

 余皚磊 イー・カイレイ (丁根)


      



 最近ご無沙汰しているが中国映画の好きな私。中国の古典的映画つくりの基本にそった『鳳凰 わが愛』は、十分に満足のいくものであった。

 まず始まってすぐ。全体の色調は上品なことに驚かされる。構図も工夫されており、そこに注目している役者の一人 中井貴一がはまり込んでいるのだから、目が離せない。

 始まってすぐの男たちのかえあいの言葉は、間が良い。

 古き良き時代の中国映画を求めているわたしには、話がおいしい。

 中国を絵で描いたような中国人女優。この人は若干コン・リーを思い浮かべる。各場面表情豊かで、いい顔だ。

 社会的背景もばっちりと表に出してくる。

 途中の雪景色の映像はどこかで見た洋画のようで、胸がすく思いだ。

 

 氷が割れ、池に落ちて死んだ母。

 助けた中国人。育ての親は、
「自分が日本人であることを忘れないように。」
と、諭す。



 女との再会。

 そして、韻を踏むように氷が割れ、池にはまる中国に生きた日本人。

 

 氷に沈む男を追って、女は氷の穴に飛び込む。

 静かな二人の世界。

 男は女にこまねく。

 その手は


   歌舞伎の勧進帳。投げ六法の形を思わせるものだった。



 投げ六法の形をとることにより、男は本来日本人であることを表現していた。

 中国映画が好きな方、歌舞伎を好む人にはたまらない作品だと感じる。




                  (いやいや!こじつけかな・・・笑み)

                     









ストーリー

 恋人を助けるために些細な諍いから相手に怪我を負わせ、懲役15年の罪で投獄されてしまったリュウ・ラン(中井貴一)。自分を待つ恋人を思いながら辛い刑務所生活を乗り越えるはずが、彼に知らされたのは恋人の突然の死の知らせ。生きる希望を失った彼は、恋人を死へと向かわせ、自分を刑務所へ追いやった男への復讐を誓うのだが、そこで運命とも言える出会いが…。日中友好35周年を記念して製作された壮大なラブストーリー。


 1920年代の中国を舞台に、激動の時代に翻弄されながらも愛を貫こうとする男女の運命を、実話を元に描いた日中合作の恋愛ドラマ。中井貴一が全編中国語で主演を務め、自らプロデューサーも手掛けている。些細な喧嘩から懲役15年の刑を受け投獄されたリュウ・ランは、暴力夫を殺害し服役中の女性ホンと運命的な出会いを果たす。次第に心を通わせていく2人だったが、ある日ホンが別の刑務所に移送されることになり……。









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映画57;『2012』  ローランド・エメリッヒ監督  2009年 アメリカ

2010-08-14 | 映画




         映画57;『2012』






満足度 ★★★★★ ★★★☆☆

2009年 アメリカ 158分



監督 ローランド・エメリッヒ(破壊王)

キャスト
 ジョン・キューザック、アマンダ・ピート、

 キウェテル・イジョフォー、タンディ・ニュートン、

 ダニー・グローヴァー、オリヴァー・プラット、

 ウディ・ハレルソン





『2012』は映像、迫力、適度な感動を考えても満足の行くものだった。

 この映画は映画館で見たかった。

 映画内容を考えると恐ろしい。

 宗教色や神話の色合いが非情に強く、ノアの箱船を安直に持ってきた感は拭いきれない。

 船はトルコ山頂に向かうのではなく、便宜上中国からアフリカという設定。

 最後の場面ではほろり・・・。

 満足の行く時間を過ごすことができた。



 今回も記録のみにて申し訳ございません。

 



 






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