記録だけ
2010年映画67本目
『南極料理人』
2009年
おすすめ度 ★★★★★ ★★☆☆☆
満足度 ★★★★★ ★★★☆☆
この映画の好きさ ★★★★★ ★★★★★
2009年 125分 日本 東京テアトル
監督・脚本 沖田修一
原作 西村淳『面白南極料理人』『面白南極料理人 笑う食卓』(新潮文庫刊)
キャスト
堺雅人: 西村淳/調理担当
生瀬勝久:本さん/雪氷学者
きたろう:タイチョー/気象学者
高良健吾:兄やん/雪氷サポート
豊原功補:ドクター/医療担当
西田尚美:西村の妻・みゆき
古舘寛治:主任/車両担当
黒田大輔:盆/通信担当
小浜正寛:平さん/大気学者
小野花梨:西村の娘・友花
小出早織:KDD清水さん
宇梶剛士:鈴木
嶋田久作:船長
中川飛紀
石毛孝太郎
高橋まりの
菅原明展
守屋文雄
内田慈
根本江理子
伊庭野由樹
映画『南極料理人』を見たよ。
最近演劇を見たくて仕方ないわたしには、もってこいの映画だったよ。
まず役者。
ずらりと上手い人、好きな人の名前が。
これだけで、もう、見る気満々。
ストーリー?
別段これといった展開がある訳ではないんだ。
時々南極の極寒を描くが、それ以外は小さな部屋。
料理が次々と出てくるが、テーマは人の心だよ。
閉ざされた極地での人の心の変化や揺れ動きは面白いね。
何せ役者が男前ぞろいの力のある人が多いからね。
この映画を若干斜めから見て、演劇仕立ての変換させてみていたものだから、おかしくて面白くって味わい深くって。
舞台見たいモード120%の今のわたしには、満足度;10★になってしまったよ。
好みだな、この映画。
一緒に見ていた家族は、
「そんなに言う程、よかったかな?」
なんて言ってたよ。
これから 演劇の無いイランに行くわたしにとっては、この映画は救世主の一つかも^^
それに、やっぱり個性的な男性が多く出てくる映画って、女性から見て、素敵だよね。
逆に言うと、男性にはお気の毒だったのかも。ごめんなさ~いって感じかな^^
みんな心はあきらめてたラーメン。オーロラが出ても、目の前に出されたラーメンにいっちゃったね。
欲望ってすごいよね。
やっぱり人間の欲望の最強は「食」なんだね。
そして安らぐ平凡極まりない ごく普通の生活に戻った時、普通の油ぎとぎとのバーガーが美味しいんだろうな。
エンディングミュージックの奥田民生がまたいいよね。
気だるくって、この映画にぴったり。これで〆(締め)って感じだったよ。
めでたしめでたし
『南極料理人』(なんきょくりょうりにん)は、2009年に公開された日本映画。原作は海上保安官出身の西村淳のエッセイ『面白南極料理人』(新潮文庫、続編が数冊ある)。第50回日本映画監督協会新人賞最終候補作品。2009年度新藤兼人賞金賞、第29回藤本賞新人賞を受賞。
あらすじ
南極観測隊員のひとりである西村淳の任務は、南極大陸のドームふじ観測拠点(標高3810メートル)で越冬する隊員8名分の食事を用意することだった。西村は限られた食材と特殊な環境の中、隊員たちを飽きさせないメニューを作るために奮闘する。