乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画56; 『なくもんか』 水田伸生 監督 宮藤官九郎 脚本 2009年 阿部サダヲ いしだあゆみ

2010-08-13 | 映画

(写真はイランのシャムシール。

 「モオォオ~、ナクモンカ」と、モウしております。)







          映画56; 『なくもんか』




 満足度 ★★★★★ ★★★☆☆

 お勧め度 ★★★★★ ★★★☆☆






 監督  水田伸生

 脚本 宮藤官九郎


 2009年 日本

キャスト

 阿部サダヲ、瑛太、竹内結子

 いしだあゆみ

 塚本高史 皆川猿時 片桐はいり 

 鈴木砂羽 カンニング竹山 高橋ジョージ

  陣内孝則〈特別出演〉 藤村俊二〈友情出演〉 

 小倉一郎 光石研 伊原剛志〈友情出演〉




 
 阿部サダヲ見たさ、笑いたさで『なくもんか』を見る。

 面白かった。

 こんな映画、好きだな^^

 ☆二個マイナスにしたのは若干 教訓色が強かったからかな。

 まぁ、そんな感じ。



 楽しい時間が過ごせる映画だよ。

 うれしいな、こういう映画。








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映画55; 『人間失格』 荒戸源次郎監督 太宰治原作 生田斗真   伊勢谷友介   寺島しのぶ

2010-08-13 | 映画



    映画55; 『人間失格』





 満足度 ★★★★★ ★★☆☆☆

 監督 : 荒戸源次郎

 原作 : 太宰治 

 出演 : 生田斗真 、 伊勢谷友介 、 寺島しのぶ 、 石原さとみ 、 小池栄子




 映画 『人間失格』を見る。

 まぁまぁまぁ、面白かった。

 伊勢谷友介さんはインパクトがあり、よかったな。

 寺島しのぶはもっと内面を出す場面を増やせばいいのに、もったいないよ、監督。

 大楠道代&三田佳子は映画らしい感じがした。



 実はジャニーズの演技のうまいタレントの名がわからない。

 生田斗真だと思ってこねいがを借りたが、違った。

 わたしが見たいアイドルはもう少し顔が黒く、目が細く、暗い表情の男性だ。

 ストーカーなどが似合いそうな、怖い表情ができるおそらくジャニーズ事務所タレント。

 一体、なんて言うんだ?



 ところでこの映画、割合に楽しめた割に 本当はもっと評価を低くしようかと思った。

 理由は一点。

 中原中也役に森田剛はありえない。

 顔が違う、カラーが違う、香りが違う。

 あまりにもかけ離れたタレントを中原中也役として起用せねばならなかった事情を考えると、映画業界のドロドロがこちらにべっとりと伝わってきて気持ちのいいものではない。

 むしろ不愉快さを感じ、この映画の面白い部分が台無しになってしまったように感じた。



 森田剛さんを好きなファンの方、今回辛口で申し訳ございません。

 中原中也にはたまたま不向きであると感じただけで、森田剛さんを否定している訳ではありません。

 失礼があればお許し下さいませ。

 

 



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134; 『日本発見 第20号 神々の里』よみがえる古人のこころ 暁教育図書

2010-08-13 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫


 (写真は2009年 

  京都の祇園祭行事の一つとして行われている 

  八坂神社で行われた石見神楽

  演目は『鍾馗』です。

 『日本発見 第20号 神々の里』には神楽の話が多く載っていた。    )


 


2010年度 134冊目  

記録のみ





      『日本発見 第20号 神々の里』よみがえる古人のこころ

  




 発掘特集:伊勢神宮の謎

 暁教育図書

 石上七鞘 
 谷川健一
 松前健
 大林太良
 山田宗
 睦川添登
 土橋寛
 伊藤清司 
 宮田登 
 稲垣史生      他



 昭56 年
 
 148ページ 値段不明


 



 神話や神楽など、興味深かったため、ノートを取りながら『日本発見 第20号 神々の里』を読了。

 かなり時間がかかる。

 雑な記録のせいか、30行が22枚。

 大変楽しい時間が過ごせた。

 わたしの好きな宮田登の「山の神」(庶民信仰が育てた土着神)(2ページ)あり。

 宮田登・・・、宮田登・・・。

 稲垣史生(日本の時代考証家・歴史小説家)記述部分は爆笑するほどおかしく、家族や子どもに覚えたての内容を全て話し、ひんしゅくをかう。



 ノート書きしたため、ここでは題名記録のみにて失礼致します。








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映画54; 『馬小屋 』Live Animals   ジェレミー・ベレンソン監督  2008年

2010-08-13 | 映画




      映画 54; 『馬小屋 』Live Animals





  満足度 ★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆

  ある意味 珍しさ ★★★★★ ★★★☆☆


 2008年 米 85分

(発売日 2010年8月4日)

  ジェレミー・ベレンソン 監督

 キャスト

  ジョン・スティル、

  クリチアン・ウォルカー、

  ジャネット・コーマンズ、

  サラ・イーウェル、

  ポーラ・アレン、

  パトリック・コックス






 映画映画 『馬小屋 』を観たと書くのにためらいがあり、一日を要してしまった。

『馬小屋 』は元はLive Animals

 Live Animalsなら内容的に納得がいく。


 
 この映画はおそらく制作費がかなり低い。

 ジェイソンのように仮面をかぶった男の動きはちゃちで、もたもたしたホラーだと、しょっぱなから気づく。

 それでもTUTAYA新作で借りたのだからと、惰性で先を観る。

 色彩は恐ろしい青、黄色、赤。

 半端に活かしたサイケデリックな感じがかえって古めかしい。

 以後気が遅く、妙な具合。間の抜けた長い「間」がとられる。

 俳優たちの表情もとってつけたようで、切迫感の欠ける。

 あらすじはあってないようなもの。

 ホラー中心かと思えば、繊細なホラーでもし怖さも低い。

 最後のエイリアン風に後に続けるといったとってつけた展開は、笑けてしまった。



 馬小屋(監禁場所)に、気が触れた風に装う 歌を歌う女がいた。

 よく聴くと、マザーグースだ。

 昔何度か聴いたことがある。

 歌は三種類。

 気にかかったのでネットで調べたが、映画『馬小屋』とマザーグースの関連性を書いたものは、わたしが調べる限りでてこない。

 

 この映画は日本では『馬小屋』と名付けられて入るが、もとはLive Animalsだということは上にも書いた。

 ではどうして『馬小屋』と名付けたのだろうか。

 それを紐解くのはマザーグースの『There was an old man, And he had a calf』

 唄は次のとおり


     There was an old man, And he had a calf


     There was an old man,
     And he had a calf,
     And that's half;

     He took him out of the stall,
     And put him on the wall,
     And that's all.



 アメリカ映画だが、マザーグースから映画をつくったのかと思うと、ほくそ笑む。

 但し、わたしが勝手に想像しているだけで、正しいかどうかはわからない。



 いずれにしても、ここまで間の悪い映画は帰って希少価値がありような気がする。

 これから映画つくりをされたい方は是非この映画を反面教師にされることをお勧めする。

 本来なら時間がもったいないと思うはずだが、この映画に関してはそんなふうでもないから不思議だ。

 正統派とは逆の意味で珍しい映画で、観て損は無かったと感じた。




 映画説明から ▼

 アメリカ中西部。湖畔の町を訪れたエリン・ニックの兄妹と、3人の仲間たち。その夜、彼らは謎の男に襲われ拉致されてしまう。気がつくと、彼らは巨大な厩舎の馬房に監禁されていた。オーナーのウェインという男は、若い男女を誘拐しては、残虐な拷問で調教。人間性を破壊した上で、性の奴隷として顧客に販売していたのだ。鎖に繋がれ、家畜のように飼育され、恐怖の日々を送る5人。ある者は無惨に殺され、ある者は箱に詰められ売られてゆく。生きのびるためには、戦うしかない。監視の隙をついて反撃に出たニックは、エリンを連れて逃亡に成功。しかしその行く手には、さらなる地獄が待ち受けていた。
実際に起こった人身売買の事件からインスパイアされて作られた、驚愕の実録スリラー。


















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