乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

シャムシール村 2  【利口な 牛 ねぐらに帰る】 イラン ケルマンシャー州  (8景)

2010年08月06日 | イラン2007~2010(6回)






              シャムシール村 2  【利口な 牛 ねぐらに帰る】



 2009年 秋

 ケルマンシャー州の美しい村、 シャムシールで、利口な 牛に出会いました。

 今回はのどかなシャムシールの村の二回目。

 イランの山村風景と牛をお楽しみ下さい。



 私たちが村の景色を堪能していると、下から牛が一頭。

 とぼとぼと坂道を上ってきました。

 別段、私たちには関心がないようです。



 照りつけるイラン九月の日差し

 ただひたすら歩く牛。



 私たちが景色に見とれてゆっくりと歩くと、わずかな草を見つけて食べます。

 牛は、

 案内役をかってでてくれた少年と、私たち旅行者を待ってくれているようです。



 私たちが歩き始めると、牛も歩く。

 私たちが止まると牛も止まる。

 牛の人なつっこさに感心するばかりです。



 しかし、牛も影となると話は別です。

 牛は自分のねぎらに辿り着くと、振り返ることもなく姿を消しました。



 若干寂しさを感じるわたし。

 牛小屋の中をのぞくと・・・

 真っ暗で涼しそうです。



「もぉうぅ~」(うっちゃって、おくんなせぃ。)

と、怒られてしまいました。

 写真は思い切り明るくしています。

 闇の中の牛、しっかりとこちらを見ています。 

 ぼやけてますが、何となく見えますね(笑み)
              ということにしておいてください^^



 暑い最中、牛を怒らせては大変

 わたしはそそくさと牛小屋から離れ、シャムシールの村の続きを楽しむことにしました。







 お見苦しい写真に最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございます。

 次回は  シャムシール村 3  【シャムシール村のようす】の予定です。






                      2009年9月   
                      イラン ケルマンシャー州 シャムシール村にて












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シャムシール村 1  【山に入る】 イラン ケルマンシャー州  (9景)

2010年08月06日 | イラン2007~2010(6回)






              シャムシール村 1  【山に入る】



 2009年 秋

 タクシーでケルマンシャーの美しい村、シャムシールに到着しました。

 日本人はおそらく初めてというこの村。

 突然の訪問にも関わらず暖かく迎えて下さり、村全体を案内していただきました。

 のどかなシャムシールの村を何度かに分け、写真で紹介したいと思います。

 イランの山村風景をお楽しみ下さい。



 シャムシールの村に近づいてきました。



 イランは多民族国家。

 こういった服を少年も普通に着ておられます。

 正直、絵本から飛び出したみたいで、カッコいいです。


 小さな子はメロンを食べてます。

 イランはメロンがおいしく安い。

 喉を潤しがてら、メロンや西瓜を度々食べます。



 村の小学生。

 将来は数学をやりたいという。

 男の子の正面顔は、いずれ そのうち。



「サラーム」

「サラーム」

 おじじゃましまーーすと、笑ってご挨拶。

 もちろん!?私は「サラーム」のあとはジェスチャー。

 ペルシャ語なんて、チンプンカンプン。



「サラーム」

「サラーム、サラーム」

「美しいお洋服ですね。」

「うふふ、チャイボコリン?(お茶、のんでく?)家、すぐ そこだから。」


 イランではあまりほめすぎるとよくないそうです。

 家に招待されたとき、調度品をほめると、外して下さろうとすることが度々あります。

 もちろんご辞退申し上げますが、相手に気を使わすのは気が引けます。

 日本とイランの習慣の違いの一つです。



 山村に建てられた近代的な家。



 山が臨めます。



 シャムシールの村にはいろいろなお家が建っています。



 何処も煉瓦がつまれ、道は整備されています。

 人も動物も棲みやすそうな村です。








 お見苦しい写真に最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございます。

 次回は  シャムシール村 2  【乱鳥より利口な 牛】の予定です。






                      2009年9月   
                      イラン ケルマンシャー州 シャムシール村にて










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131; 『ISAMU NOGUCHI RETROSPECTIVE 1992』 イサム・ノグチ展 

2010年08月06日 | 読書全般(古典など以外の一般書)







2010年度 131冊目  



記録のみ





     『ISAMU NOGUCHI RETROSPECTIVE 1992』 イサム・ノグチ展

  



 東京国立近代美術館

  朝日新聞社

 1992年 

  181 ページ 509円(税込)




 先日読んだ『すぐわかる 20世紀の美術』に出てきたイサムノグチが気になり、『ISAMU NOGUCHI RETROSPECTIVE 1992』を楽しむ。

 イサム・ノグチ展は行くことはできなかった。

 ふとしたことで、今更ながら カタログで楽しむといった方法があったことに気づく。

 これはありがたい。うれしさいっぱい。






 

「門」

 ペルセポリスを思い浮かべる。

 このイメージなんだ。イサムノグチのイメージは。

 

「ムカデさえ」

 東京大学総合研究博物館『命の認識展』を思い出す作品。

 イサムノグチはコロンビア大学医学部卒業だという。

 

「魔法の環」
 
 談話したいとき、或は 独りを楽しみたいとき、座る方向や角度によってそういった自分を楽しめるようなところが好き。

 もしこの作品が芝生にあれば、足を投げ出してくつろぐことができるかも。

 

「1970年大阪万国博覧会のアメリカ館」

 惹かれる作品。

 父母に連れてもらい、小学校からも連れていただき、アメリカ館には二度入館。

 この作品は実物を見ていたことになる。

 

「北京の墨画」

 裸体女性。墨画も造形的。





東京国立近代美術館にて開催のイサム・ノグチ展図録カタログ。高橋幸次による編纂及び論考テキスト。安齋重男による撮影。小口上部(天)に微少な傷と黄シミ。それ以外は良好。

1:形態への旅立ち(形態を求めて/様々な参照)
2:有機的形態と抽象思考
3:空間へ/空間から(彫刻と空間/<もの>と<こと>)
4:世界の構成軸(水平・垂直・重力・無重力・・・・)
5:円環あるいは空虚
6:存在の石あるいは自然







コメント (2)
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