2010年度 126冊目
記録のみ
『大学的 奈良ガイド ーこだわりの歩き方』
奈良女子大学
昭和堂(京都)
奈良女子大学文学部なら学プロジェクト/編
2009年4月
272+情報 ページ 2,415円
『大学的 奈良ガイド ーこだわりの歩き方』を読む。
奈良女子大学の先生方が各専門方向から奈良を解き明かすといった面白い試み。
まずは興福寺曼荼羅や談山神社の神饌や祭や昔の奈良の川風景写真など興味深い写真が載せられる。
以前私が写した談山神社の神饌の写真をここに載せておきます。
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興味深い項目がいくつかあったが、特に印象に残るものを少しだけ記録しておきたい。
高田将志、相馬秀廣先生共著の「奈良周辺の景観に見る自然の歴史」は多方面から奈良全体を見通すことができ、大変面白かった。
昨年度から私は大和川や奈良の講義を受けている(といっても年間にして6、7回程度の簡単なもの)
この講座もフィールドワークが二度ばかりある。
また教室ではスライド(実際はパソコン)で変わりゆく川のようすを聴講。
そういったことも手伝って、本書 帯谷博明先生の「消えた川の記録 ならまち率川物語」は面白かった。
私事だが、率川には「舟形地蔵」があるという。
一度訪れてみたい。
武藤安弘先生の「子供が暴れると豊作?! 仮装と子供の暴れ 奈良の祭の醍醐味」は伝統芸能や民俗学に少し感心のあるわたしにとって、とても楽しいものだった。
知らないことが多く書かれていて、大変興味深い。
本書は図書館でおありしたものなので、ここの項目はノートに抜き書きしておこう^^
武藤安弘先生のお話を聴講したいな。
今回も記録のみにて、失礼いたします。