乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

143; 『謡曲集 下 』から「安宅」  日本古典文学大系 41  岩波書店

2010-08-24 | 観世流(続)百番集、日本古典文学大系(謡曲)、能楽関係本





 2010年度 143册目



        『謡曲集 下 』から「安宅」
                



『謡曲集 下 』から「安宅」

 日本古典文学大系 41

 岩波書店

 昭和40年 1000円(P,488)



 念のため『謡曲集 』の目次を見ると、「安宅」は「下」に載っていた。

 言葉一つ一つが気になって先に進まないが、今日はひとまず 表面だけを滑って読むことにした。

 声に出して読みやすいのは『観世流謡曲百番集』

 だが時間がある時に『謡曲集 』でじっくりと楽しみたい。



 雑用をするつもりだったのに、結局日本古典文学大系の前でまどろんでいた。

 なんだか、読みたいもの、読めそうなものが色々見つかる。

 冬が楽しみだ!!!







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142; 『観世流謡曲百番集』から 「安宅」「翁」(神歌)

2010-08-24 | 観世流(続)百番集、日本古典文学大系(謡曲)、能楽関係本


 記録だけ 

   2010年 142冊目




  
  
     
『観世流謡曲百番集』 から  


       「安宅」      複数回

       「翁」(神歌)








 冬近くまでは『観世流謡曲百番集』を封印すると心に誓ったのはお盆をすぎた8月17日のこと。

 あれからまだ一週間。

 どうにもこうにも能楽が気になり、「安宅」と「神歌」を声に出して読む。

「安宅」(勧進帳)の方は、まるで役者気取り。

 ついでに狂言『貰聟』(もらいむこ)を岩波の上下二册で調べたが、載ってなかった。

 もののついでに『歌舞伎十八番集』を開けてみるとーーーおぉ!あった^^

 こちらはまだ読んでない。

 

 荷造りができてない。

 購入したカメラの充電も今朝やっと済ませた状態。

 肩ひもをつけ、レンズ装着すると、軽い機種のはずだがFZ38よりも重い。><;;



 やるべきことが多い時に限って、やりたいことがいっぱい出てくる。

 舞台の無い国にに飛び立つ前に、せめて自分の充電のために舞台も見たい。

 幸い娘がわたしの心理状態を知って、昨日、某舞台のチケットを・・・。

 親孝行である。

 昼からは幸せ感を味わいながら、『歌舞伎十八番集』の中からなじみの芝居をちょい! 読みたい。

 
 







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141; 『鑑真』 東野治之著 岩波新書  新赤版

2010-08-24 | 読書全般(古典など以外の一般書)








2010年度 133冊目     『鑑真』 

記録のみ






                 『鑑真』   

      
  




                 東野治之





 東野治之 著

 著者紹介

 東野治之(とうの・はるゆき)1946年西宮市に生まれる。1971年、大阪市立大学大学院修士課程修了。専攻は日本古代史・文化財史料学。現在、奈良大学教授。
 著書に『木簡が語る日本の古代』 『正倉院』 『遣唐使』(以上、岩波新書)、『遣唐使と正倉院』 『書の古代史』 『日本古代金石文の研究』 『日本古代史料学』(以上、岩波書店)、『遣唐使船 東アジアのなかで』 『貨幣の日本史』(以上、朝日新聞社)ほか。



 岩波書店

 岩波新書  新赤版1218

 2009年11月 

 198ページ 本体 756円


 


 苦労話の有名な鑑真、少し関心も生じ岩波新書で読むことにした。

 知らないエピソードが満載。

 戒律そのものは日本には結局 浸透、広まることは無かったが、鑑真のもたらしたものは大きい。



 


 memo



      具足戒   

        男性 250
        女性348

        遮(しゃ)、難という審査基準あり


      三蔵

        経、律、論


      恵美の辻

        平城京右京五条二坊 (現在の薬師寺北 のちの唐招提寺西)

   
      もたらしたもの
 
        食料、日常品

        教典、典籍

           王義之の書
 
          『天竺・朱和などの雑体の書』
            (インドを初めとする中国以外の民俗の文字)

        仏像

           密教系の尊像
            (佛教の密教化進行)

           金質泥像

        仏具、調度

           ここの部分興味あり

           記述省略

        香料、薬物




 

 東野治之さんの『鑑真』は読みやすく、わかりやすい。

 興味のある内容が多く、押さえておきたい一冊だったと喜んでいる。

 著者の『正倉院』と『遣唐使と正倉院』は是非読んでみたい。

 今回も記録メモにて失礼申し上げます☆

 
     






 岩波株式会社より 



 生を賭し、海を越え目指したものは何か?

 2009年11月、唐招提寺・金堂の保存修理事業が終了し、ふたたびその雄渾な姿をあらわしたというニュースは、記憶に新しいところです。じつは、新しく生まれ変わった金堂の屋根にのっている鴟尾(しび)には、本書の著者・東野治之氏による、次のような銘文が刻まれています。

  以往古鴟尾裂損金堂解体修理之間拠旧
規造替之願大和上過海之鴻図与此鴟尾
不朽  平成十五年歳次癸未四月八日  
    (往古の鴟尾、裂損せるを以て、金堂解体修理の間、旧規に拠りて之を造替す。願わくは、大和上過海の鴻図、此の鴟尾とともに不朽ならんことを。)  
 ここでいう「大和上」、つまり唐招提寺を創建した鑑真について、ご存じの方は多いことでしょう。時は奈良時代、渡海も容易でない時代に、五度も失敗を重ね、ついには失明しながら、不屈の意志で来日を果たした鑑真―しかし彼は、なぜそこまでして、日本をめざしたのでしょうか? 苦心談の有名さに比して、その目的や成し遂げた成果は、これまであまり語られてこなかったように思われます。

 本書は、鑑真が中国でどのような学問を修めていたか、何を実現するために日本へ来たのか、また結果として日本の仏教に何をもたらしたかということを見きわめ、日本の仏教受容の大きな流れの中に鑑真の存在を位置づけるという、画期的な試みです。当時の日本仏教は、正式に僧になるために不可欠な「授戒」さえも満足におこなえないような状況にありました。そのなかで文字通り死力を尽くし、日本の仏教を救おうとした壮大な企図を知ってこそ、鑑真の本当の偉大さも見えてくるのでは、という著者の問いかけに、きっと共感していただけることと思います。









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映画66; 『アポカリプト』  監督、製作、脚本 メル・ギブソン 2006年 R-15指定

2010-08-24 | 映画




             記録だけ  映画66







              『アポカリプト』

      




                KNOWING








 おすすめ度 ★★★★★ ★☆☆☆☆

 満足度 ★★★★★ ★★★★★


 2006年 アメリカ映画 138分 R-15指定


 
 監督、製作、脚本 メル・ギブソン 

 キャスト

 ルディ・ヤングブラッド

 ダリア・ヘルナンデス

 ジョナサン・ブリューワー

 モリス・バード
  
 カルロス・エミリオ・バエズ
 





 映画『アポカリプト』 を見たよ。

 わたしとしては映画としては満点。

 でもネットで調べると、案外評価は低いんだ。

 違っていても、いいよね。



 ウィキペディアを見ると

 【宣伝の際には「マヤ文明の衰退を描く作品」として宣伝されていたが、マヤ文明自体の衰退は描かれておらず、作品は終始逃走活劇である。】

と記されていたが、『アポカリプト』 はまさにマヤ文明の衰退が描かれていたよ^^

 ジャガーと呼ばれた男が生け贄としてとらえら、王国に連れて行かれる。

 なんとか逃げ出し、男と追って二人。

 海辺まで辿り着いたち三人が見たものは・・・まさしくスペイン船だったよ。

 ここからが終末、マヤ文明の衰退、奴隷(差別する気はありません)の始まりなんだ。

 あぁあ!あぁああ!だね。



 ところでこの映画、怖くて緊張して悲鳴をあげながら見ていたよ。

 でも、いいところがいっぱいあるんだ。

 映画としての広がりを感じたよ。

 もちろん目につくところも色々あったげれど、好きだな、この映画。


 
 太陽神とか 皆既日食は神のお告げだとか。

 疫病と衰退のためか身に生け贄を捧げるなんて言うのも興味深いな。

 色(生け贄は青)であらわすとか、仮面とか。

 わたしの興味あることがいっぱいだったな。

 真実かどうかは知らないけどね^^



 映画で話されていた言葉の抑揚が美しいなと思っていたら、あれはマヤ語なんだって。

 素敵な言葉だな。うん、きれいだった。



 最近『2012』『ノウイング』『アポカリプト』といった映画が続くけれど、『アポカリプト』が一番好きだな。

 わたしはこの映画は好きだったけどね、色々考えて、お勧め度は★★★★★ ★☆☆☆☆です。

 

 





 あらすじ 

 舞台はマヤ文明後期の中央アメリカのジャングル。ジャガー・ポー(ルディ・ヤングブラッド)は、誇り高き狩猟民族の血統を受け継ぐ青年。恐怖も争いも存在しない楽園のような村で、妻や仲間たちと平和に暮らしていた彼は、ある日マヤ帝国の傭兵の襲撃を受け、都会に連れ去られてしまう。干ばつを鎮めるための儀式に駆り出され、無惨な生け贄になりかけるジャガー・ポーたち。その過酷な運命を逃れたと思ったのもつかの間、次に彼らを待ち受けていたのは、人間狩りの標的にされる試練だった。村に残してきた妻子を救いたい。ただその思いだけを胸に執拗な追っ手と戦いながら、ひたすら村をめざして走り続ける。










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