ご挨拶
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
阪神優勝の日、その数日前から母の徘徊が続いていたので、覚悟しつつ録画セットしていた。思ったとおりに「帰りましょう」と言われたが、「阪神が優勝するから」と言ったところ、「あら、それは大変」ということでTVの前に座り応援モードになった。
この手は使える。徘徊が出そうになったら録画を流せば…という作戦を介護仲間さんからもいただき、実行。
録画を流すヒマもないほど、いきなり出て行ったこともあったけど、今夜はマズイかも…と思った日に録画再生を試し二度ほど成功。
我が家では、そのたびに阪神は改めてその日優勝する!!
母にとって、亡き父の影響で「阪神優勝」はオオゴト。野球自体はよくわからないが応援しなくてはならないのである。
そして、母の集中がTVからそがれないのは、優勝決定の瞬間からビールかけまでのセレモニーのおかげ。だから、ただの野球中継ではダメ。
満員の甲子園を見るたびに母は「トイレに行きたくなったらどうしよう」と言う。
これは認知症発症以前からの母の定番セリフ。こういうことを心配するところがいかにもA型神経質な母らしい。B型の私は思いもつかない。
昨夜も優勝セレモニーを見ながら、客席で始まったウェーブに「これって最初、誰がはじめるんだろ」と私が言うと、(ウェーブの意味は分からないか、と思ったけど)「そうだねー」と理解したような母が、続けた。
「去年、そこに行ったとき、あっちの人に手を挙げなさいーと言われて挙げて、やめなさいって言われてやめた覚えがあるのよ」………。
どうやら昨年も阪神は優勝し、母はその時甲子園にいたらしい。幸せ者。
次は日本シリーズ。絶対勝つので、今度は日本一決定のビデオで母引き留め作戦ネ!!