「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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グチグチ…愚痴…。

2005-10-23 | ●介護録(~2015.2月)
なんで認知症なんて病気があるんだろ。なんでこんな病気になっちゃったんだよ。
なんで母が……なんで、なんで、なんで……。

乱暴な言い方をするなら、体の病気のほうがよかった。精神の病気はイヤだ。
母が母でなくなっていく。
壊れていく。
別人のように見える。
恐くて、シヨッキング。でも、その気持ちを抑えて、デイの送迎スタッフに「すぐに忘れて元に戻ると思います」って平気な顔していってる自分。
ホントは心の半分で「いったい何があったのよ、あんた、何を言ったわけ?なんでこんなに攻撃的に怒ってるの?」って思っていた。
でも、スタッフも「特になにもなかったんです。」といい「気持ちよく遅れなくてすみません」と謝る人もいる(謝らない人もいる。自分はなにもしてませんって)
みんなが一生懸命のなのは分かるから「大丈夫です」と答える。
でも、後に残されるのは私だけ。スタッフは終わりがあるからいい。帰ればすむからいい。

母があやしくなって私の行動に制限が生まれてからは3、4年になると思う。本格的な介護生活はまだ2年にもなっていない。
でも、かなりいろいろ溜まってるきがする。疲れたなーと思う。
5年、6年、10年と在宅介護している人もいるのに。この間のリフレッシュ旅行では、お姑さんの介護の後、旦那さん、そして一人息子さんは重度障害者という方もいた。頭が下がる。

母は、曇り空だとストーブをつけたがる。すでに季節は秋。ストーブをつけたい日もある。
今朝、母はストーブをつけた。
温度調節は私がやり、熱くなってきたと思えば消す。しかし母はすぐにまたつける。寒いのだろうと、少々熱いのをガマンしていた。狭い家だし、保温性がよいというべきか、あまり火を焚かなくてもドアを開けておけば茶の間以外の部屋も暖かい。私の部屋も暖かくなりすぎて窓を開けた。
しばらくして茶の間に行き、あまりに熱いので「暑くないの?」と母に聞く
「窓を開ける元気もない」と答える。
「窓よりまずストーブを止めたら」と言うと
「暑くて暑くて、止める元気がない」ときたー。
……なんなんだよ、それは……。
あついならストーブを止めて…と説明する私に母はなにやら理屈を並べた。

「寒い」→「ストーブをつける」が出来るのに
「あつい」→「ストーブを消す」がなぜ出来ない?

イライラしたからその場から逃げた。
あ~いやだ、いやだ。オフロに入りたい…さっきまで徘徊しそうな雰囲気だったから今様子を見ている。早く寝て!

イヤ~な夢を見た

2005-10-23 | ●介護録(~2015.2月)
「認知症の母」がらみの夢を見ることはよくある。でも今朝は亡くなっている父が生きていて、その父まで認知症になっている夢を見た。

仕事から帰った父は下着姿。らくだ色の下着上下というカッコ……いや~~もうはっかり姿を記憶してるわ。
そんなことが2日続いて「これはマズイ。職場ではどんなことになっているのか。こんな姿で町を歩いて来たなんてどうする。誰かに頼んで帰る時にスーツを着るように言って貰わないと…」と悩んでいるところで目が覚めた。

ふぅー疲れる…。

起きて茶の間に行くと母が「黙っておじゃましてます」と一言。
あ~~夢も現実もなんて疲れることばかりなんだろ。

介護者って、結局、どこにいてもリラックスなんて出来ないんだと思った。
本来、自分の家ってリラックスする場所。゛ても、その家の中が介護の現場だものね。

今日は眠い。