「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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病識。

2005-10-18 | ●介護録(~2015.2月)
昨夜の教育TVで若年性アルツの話をしていた。番組はチラリとみただけなんだけど、壊れていく自分を認識していく辛さを取り上げていた。

たまに、「自分が認知症であり、記憶が失われていくこと、いろんな事が出来なくなっていく辛さを感じている人」の話を聞いたり読んだりする。

私の勝手な印象だと、それは若年性アルツの方に多いような気がする。

我が家の母は、「忘れて、忘れて大変なのよー」と平気で明るく他人に話す。
時々「あら、もう覚えてない。ヘンだねー」などと言うことはある。
でも、たいていの場合、それは本人にとって大した問題ではないようだ。
認知症であるという病識はないし、忘れたこと自体をすぐ忘れるのだから当然かもしれない。

昨夜のTVの方は、お子さんの誕生日や血液型を紙に書いて貼る等の努力と工夫をしていたけど、母の場合には、そういう意識さえもない。

「認知症とは何か」の中にも書かれていた。
アルツ型認知症の場合、口では「忘れてしまつて…」と言うモノの、それを特に意識している様子はないと。
例えば「息子とは久しぶりに会ったんですよ」と第三者に言ったそばから、当の息子に「一週間前にあったばかりじゃないか」と指摘され「そうだったかしら…」と瞬間的に嘆いたとしても、後は他人事、あっさりしているという。
母はまったくこの通り。
なので、ついつい、認知症の本人が一番不安を感じていると言われてもなんだかピンとこないんだよね~~

ただ、自らが壊れていくのを自覚している家族を見るのは、問題行動に付き合うより辛いかもしれないなーと、そんな気はする。

ショートのせいではないだろうけど…

2005-10-18 | ●介護録(~2015.2月)
ショートが終わって三日目。毎日徘徊だ。今日は朝から…。
ショートなどを利用した後、進行していた、という話はよく聞く。
母の場合、進行したとは思わないけど、どこか落ち着きがなくなっているのかしら?という気がしてしまった。

4月に初めて利用したとき(一泊)戻ってから二日間、いままでと違う妄想というか作話があった。
ショートの記憶がねじ曲がったような話をしていた。
その後5、6、7月と利用し、今回、二ヶ月間があいての利用だったから、ちょっと刺激強かったのかなぁー????

はぁ~~ショートに行ってる間、私は楽だけど、戻ってきて落ち着きがなくなるとそれはそれでキツイなぁ~。
今回、たまたまかもしれないし、なんとも判断出来ないけど(>.<)