「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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ココセコム解約

2005-10-27 | ●介護録(~2015.2月)
昨日、ココセコム解約の電話を入れた。

母の場合、自分で服を選ぶので服に縫いつけておくのも難しい。
バックは必ず持ち歩くもののココセコはそれなりの大きさなのでこっそり入れておくのも難しい。
中身の出し入れも当然するので、一度入れっぱなしにして忘れていたら母がどこかに片付けて慌てたこともある……ということで、ほとんど使えねぇー状態だったので12月の更新前にと思い解約の申し入れをした。

あちら側から「こちらに何か手落ちがありましたか」と聞かれた。
「認知症なんですが持たせるのが難しくて…」と言ったところで「あ、そうですか。お役に立てなくてすみません。では解約の…」と流れるように先にすすんだので
「もっと小さいの作ってください」と言えなかったのが心残り。

介護は難しい。

2005-10-27 | ●介護録(~2015.2月)
朝のデイの迎えを母は拒否し、まだ家にいる。二度目の迎えはそろそろ来るだろう。

今朝のお迎えスタッフはまだ20歳そこそこくらいかなと思う女の子。
しゃべり方がかわいい、優しい女の子だ。

彼女の時ももちろん何事もなくうまくいく日もあるんだけど、失敗した場合の母の対応を見ていると、相手を「子供」と扱っているような、少しバカにしたような、上からモノを言っているような雰囲気がある。

今日は「来て欲しいって言われて行ったら、あなたなんてどうでもいいよとソッポ向かれたから、もういいわ」と、もちろん事実とはまったく違う理屈を並べて、彼女にお説教するような口調。昔の母には見られなかった強い態度。
その後、いったん戻ってまた来ますと、彼女が外に出たところ、あれこれあった末に母も外に出て行き、やがて一人戻ってきてすぐにまた出て行く…という奇妙な事が起こったので、急いで私も外に出てみた。

「あれ、どうしたんですか」と言う彼女に
「待ってたのにいつまでたっても来ないから出てきた」と母。
これってチャンスじゃないのー「あっ、ごめんなさいね、今行くところだったのー」とかなんとかいって車に乗せれば……と、思ったら彼女は……
「えっ、○○さんが行かないっていうから私会社に戻ろうと思ったんです」と、確かにその通りなのだけど、ちょっと怒ってる母に対して、自分の正当性を言い出した。
気持ち分かる。私も人のこと言えない。
でも、ちよっと言いたい。そんな理屈をまともに言っても無理なんだから、もう少し考えて。

「説得より納得」というものの…

2005-10-25 | ●介護録(~2015.2月)
最近の母のパターンは、夜の食事を終えて一段落ついた頃か落ち着いて普通にTVなど見ていてそろそろ寝ようかという頃に「子供がいないから、困った、捜しに行く、(あるいは、あっちの家にいる)」というもの。

果たしてどういう対応が一番いいのか、日々試行錯誤。

●母は自分の子供か親戚の子供と思っていっているが、私は「うちは子供は預かってないから心配ない」と無理矢理よその子の話にしてしまう。それで一応、預かってないのね大丈夫ね、と納得する場合もある。
●家から子供がいなくなったという場合、親戚の誰かが連れて行ったのか、と言うことがあるので、適当に合わせてみる。あんまり具体的に名前を出すと話がややこしくなるので、かなりあいまいな言い方をするせいか説得力もなくこうかあるようなないような…。
●何を言ってもムダだからと諦めて見守る。家を出る場合はついて行く。

大体この3パターンになるんだけど、一番簡単でラクチンで効果があるのはどれなのか……いまだ分からず。

今夜は向こうの家にいるから連れてくるというパターン。私も一緒に行ってということだったので対応はしやすい。
ところが玄関を出ると、家の中にチビがいるんだから留守番をしていてと言い出した。
家にチビがいるなら連れに行かなくてもいいんじゃないの…と問うと、いや家の中にはいない…ってことになる……(?_?)
玄関から五歩くらい歩いた所で家の中を確かめるために戻った。
現在、困った困ったと言いながら悩んでいる途中。このまま忘れてくれることを祈ってマス。

寒いんですけど……

2005-10-25 | ▼ユルユル日常

雪降りソ…この空。
いきなり寒くなりましたよ。急激に。

昨夜は偏頭痛…今日は肩がコリコリ、コリコリ、コリコリ

今、ガスコンロの五徳の焦げ付きを一生懸命削ってる。症状が出てからも食器洗いは母がやることが多い。でも、細かいところまで手が回っていなかったのね。その間のツケがたっぷり。重曹使ってみたんだけど……あんまり……方法間違ってるのかな?

☆彡……☆彡……☆彡…☆彡……☆彡……☆彡

朝から母は、「今日何時に出かけるの?」と。確かにデイの日なんだけど母の頭の中は別の用事らしい。
10時過ぎに迎えがくるから、とデイの話をする私。母は何かの会合に行くらしいが会話は成立。
あまり何度も時間確認してくるので、迎えが来るから安心して持っていればいいよと言ったところ、「いつもの迎えなの?」とデイのことに気づいた様子。本人の用事はどうやら「お葬式」。「困ったわ、今日は行けないわ」と言い出したので、マズイかなーと少々不安だったけど、お迎えスタッフは相性のヨイ人だったこともあり問題なくお出かけ…ホッ


『折り梅』

2005-10-25 | ●介護録(~2015.2月)
折り梅

ポニーキャニオン

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わざと避けていた感もあるこの映画をようやく見た。
介護と正面から向き合った作品だと思う。介護の理想型として、こういう流れをたどれたらある意味幸福?と思えた。

義母と同居、やがて認知症の発症、問題行動に疲れ果て、夫婦間も壊れそうになりグループホーム入所を決断。けれども、そこへ向かう途中の義母とのふれあいで気持ちを変える主人公。その後デイケアを使い、義母へのかかわり方を変えていく。自分が変わればおばあちゃんも変わる……旦那も子供もみんなが現実を受け入れて、穏やかに認知症と向かい合うようになる。

ラストシーン…義母は、迷惑がかかるからそろそろ帰ると言う。嫁は住所を聞き、遠いから今日は泊まっていってください、今お茶をいれますから…と言い、二人は向かい合ってお茶を飲みながら世間話……認知症になった義母を完全に受容し新しい関係が構築されたんだなーと思える終わり方だった。

家族がいると、子供への影響もあるし、協力してくれない者にイライラしたり、介護そのものではないモロモロがあることを実感。
一人でみている私は、家族がいたら…と思うことがよくあるけど(確かに、他に誰かいればもう少し時間に余裕があるし、外にも出られると思うけど)かえって気楽でもあるようだ。

最後は家族が一つになってとても穏やか…実際こんな簡単にはいかないだろうけど…。
ただ、実親子より義理関係のほうが、早い段階で割り切って現実を受容出来るのかもしれないという思いもわいた。

こちらが変わるだけでホントに認知症の問題行動は収まるの?
「泊まっていって、お茶どうぞ」って対応しても、母なんか、まったく聞き入れてくれないんだけど……。
穏やかにお芝居して母に合わせる……これをいつも出来たら徘徊も消えるんだろうか?



進行したのかな?

2005-10-24 | ●介護録(~2015.2月)
最近の母、なんだか落ち着きがない。
妄想がグレードアップした気がする。

ショートから戻ってからだから、ショートのせい?とも思っていたけど、もう一週間が過ぎたし…。

これってやはり進行したのかしら?

今も、もう寝るって支度し始めたのに、「子供がいない」って始まった。
私は今日、偏頭痛…ああ、頼むから何事もなく寝かせて~。

グチグチ…愚痴…。

2005-10-23 | ●介護録(~2015.2月)
なんで認知症なんて病気があるんだろ。なんでこんな病気になっちゃったんだよ。
なんで母が……なんで、なんで、なんで……。

乱暴な言い方をするなら、体の病気のほうがよかった。精神の病気はイヤだ。
母が母でなくなっていく。
壊れていく。
別人のように見える。
恐くて、シヨッキング。でも、その気持ちを抑えて、デイの送迎スタッフに「すぐに忘れて元に戻ると思います」って平気な顔していってる自分。
ホントは心の半分で「いったい何があったのよ、あんた、何を言ったわけ?なんでこんなに攻撃的に怒ってるの?」って思っていた。
でも、スタッフも「特になにもなかったんです。」といい「気持ちよく遅れなくてすみません」と謝る人もいる(謝らない人もいる。自分はなにもしてませんって)
みんなが一生懸命のなのは分かるから「大丈夫です」と答える。
でも、後に残されるのは私だけ。スタッフは終わりがあるからいい。帰ればすむからいい。

母があやしくなって私の行動に制限が生まれてからは3、4年になると思う。本格的な介護生活はまだ2年にもなっていない。
でも、かなりいろいろ溜まってるきがする。疲れたなーと思う。
5年、6年、10年と在宅介護している人もいるのに。この間のリフレッシュ旅行では、お姑さんの介護の後、旦那さん、そして一人息子さんは重度障害者という方もいた。頭が下がる。

母は、曇り空だとストーブをつけたがる。すでに季節は秋。ストーブをつけたい日もある。
今朝、母はストーブをつけた。
温度調節は私がやり、熱くなってきたと思えば消す。しかし母はすぐにまたつける。寒いのだろうと、少々熱いのをガマンしていた。狭い家だし、保温性がよいというべきか、あまり火を焚かなくてもドアを開けておけば茶の間以外の部屋も暖かい。私の部屋も暖かくなりすぎて窓を開けた。
しばらくして茶の間に行き、あまりに熱いので「暑くないの?」と母に聞く
「窓を開ける元気もない」と答える。
「窓よりまずストーブを止めたら」と言うと
「暑くて暑くて、止める元気がない」ときたー。
……なんなんだよ、それは……。
あついならストーブを止めて…と説明する私に母はなにやら理屈を並べた。

「寒い」→「ストーブをつける」が出来るのに
「あつい」→「ストーブを消す」がなぜ出来ない?

イライラしたからその場から逃げた。
あ~いやだ、いやだ。オフロに入りたい…さっきまで徘徊しそうな雰囲気だったから今様子を見ている。早く寝て!

イヤ~な夢を見た

2005-10-23 | ●介護録(~2015.2月)
「認知症の母」がらみの夢を見ることはよくある。でも今朝は亡くなっている父が生きていて、その父まで認知症になっている夢を見た。

仕事から帰った父は下着姿。らくだ色の下着上下というカッコ……いや~~もうはっかり姿を記憶してるわ。
そんなことが2日続いて「これはマズイ。職場ではどんなことになっているのか。こんな姿で町を歩いて来たなんてどうする。誰かに頼んで帰る時にスーツを着るように言って貰わないと…」と悩んでいるところで目が覚めた。

ふぅー疲れる…。

起きて茶の間に行くと母が「黙っておじゃましてます」と一言。
あ~~夢も現実もなんて疲れることばかりなんだろ。

介護者って、結局、どこにいてもリラックスなんて出来ないんだと思った。
本来、自分の家ってリラックスする場所。゛ても、その家の中が介護の現場だものね。

今日は眠い。

「寺内貫太郎一家」!!

2005-10-22 | ▼ユルユル日常

昨夜からスカパーで「寺貫」が始まりました。TBSチャンネル視聴申し込みしました。登録完了メールが来ないんですけど、16日間無料期間なので問題なく見れますが…。

19才のヒデキは、細くて長くて白い!!!

これを見ていたときは小学生。
♪「しあわせの一番星」が流れると、ノーテンキな子供時代が懐かしくなります。

ヒデキと同年代のオネーサンたちの中にはミヨチャンにカミソリ入りファンレターを送っていた人もいたらしいけど、子供だった私にはそんな感覚はなく、ミヨちゃんも大好きだった。
一緒に屋根の上で唄いたかったよ~~~。

 


朝からチョイ爆発

2005-10-22 | ●介護録(~2015.2月)
大したことじゃないのに、朝から、私、キレました。
「マズイなー……テンション下がってる……もうすぐデイの迎えが来るのに……」と思ったら、やっぱり出かけるのに手こずった。

こうやって結局自分に返ってくるんだよね~~。

■……■……■……■……■……■……■……■

今日はこれから出かけるけど、やっぱり私は雨女だ。
運なんてやっばりないわ~~~~(/--)/

今夜から日本シリーズです。
今朝のTVで金村さんの解説を聞き、俄然強きになりました。ロッテが強いって話ばかりだつたけど、違うって!金村さんを信じるわ。今まで結構いろんな予想が当たってたし♪4-1でタイガースだって