ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

220225 大統領権限ひとつで殺し合いが始まった怖さ!創世記以来の人類のDNA。それに引き換えわが家は平和?!

2022年02月25日 | アフターセブンティ

ロシアがウクライナに侵攻、国連やNATO西側諸国の警告にかかわらずプーチン大統領は軍事行動命令にサインをした。怖い感じがしますね。一人間の大統領権限一つで軍事行動、殺し合い、戦争が始まったわけですから。15000万人ロシア国民はこの決断に納得しているのかしら。戦後77年、国内戦争を経験せず経済成長の果実を享受してきた日本人は戦争の恐ろしさ、殺し合いの悲惨さを知らぬ人間が大半を占めるにいたり平和ボケに陥っている。政治家もしかりではないか。

アメリカは世界の警察として自国民を軍人として殺戮も含め世界に派遣してきた。日本はアメリカの傘の下でカネだけ出してきた。これからはそうはいくまい。中国ー台湾ー日米。ウクライナが他人事ではなくなってくるのではないか。

Kさんの影響で聖書の入門書などを読んでいる。旧約聖書は地球創造、人類創造からイスラエル建国、エルサレム陥落など破滅の危機までの物語、新約聖書は救世主としてイエスの誕生以後の神の国運動がどう展開されていったのかの物語ということか

地球創造の過程で神々は自分たちに似せて男と女をつくり地球上のすべてを支配させようとした。別の説は土からアダムをつくり、その骨からイブをつくりエデンの楽園を管理させようとした。ところがイブが蛇にそそのかされ禁断の知恵の樹の実を食べてしまい、アダムにも食べさせた。お互いが裸であることを知る。神の怒りにふれ、蛇にはずっと地上をはいずりまわさせ、女には産みの苦しみをあたえ、男には生きんがための食べ物を追い求める苦役を課せられた。女はそれでも男を求め、男は女を支配するだろう。しかし男は額に汗してパンを食べた後、ついには土に還っていく、死んでいくと宣言された。その後の物語は二人が食を求めて遍歴し、子供が増え、そしてそれぞれが頼みとする神のもとに種族がふえ、領地をめぐり、闘いが繰り返されるという展開。

この時から宗教と領地をめぐる人類の苦役の歴史が始まり、人類のDNAとして今も綿々と残っていることが感じられてなかなか面白い。今回のロシアのウクライナ侵攻問題をはじめとした世界史は根底にこのような人類創世記の物語以後の長い戦いの歴史がありそうだ。

まあそれに比してわが家は平和である。異変はヒヨドリが姿を見せないことや息子がまた異動することくらいだが、庭にはクリスマスローズがうつむき加減に咲き、ピンクの椿が彩をそえ、ヤマガラやシジュウカラが水浴びショウを見せてくれる。平和な景色がいまのところ続いている。

ウクライナ問題がうまく収まってもらいたいものだ。戦いの現場で翻弄されている人たちの幸運を祈りたい・・・・指導者たちよ一刻も早く戦争を終結させよ!!!

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