そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#10.2333-10.2334

2011年10月29日 |  / 万葉集
10/29
「(冬の相聞シタシミウタ)」

「降る雪の空に消ぬべく恋ふれども逢ふよしもなく月ぞ経にける (相聞 #10.2333)」
「降る雪の消えるかごとく焦がれても逢うことできず時は経ちゆく()」

「沫雪は千重に降りしけ恋ひしくの日ケ長き吾アレは見つつ偲はむ (相聞 #10.2334)」
「沫雪よどんどん積もれ恋しくて一日長い見ては偲ぼう ()」

「千重に降りしけ人麻呂の言葉使いと想いが出でる(右ノ二首ハ、柿本朝臣人麿ノ歌集ニ出ヅ。 )」
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