2020/10/09
「その中がそこはかとなくこわかったマッチの気配なきマッチ箱
[佐藤弓生/あるはずのものがないとき襲い来る気配のなきにぞっとしおるか][短歌]」
「、と思えばみんなあやしい・・・・このなかの誰かが死者である読書会
[藤田弓生/ひょっとしてと思えばみんな疑わしこのメンバーに死者まざりたり][短歌]」
「感触は足がわすれるだろうけどごめんなさいごめんなさいみみず
[藤田弓生/踏んづけて致命傷を負わせるかそのうちむにゅの感覚忘れるも][短歌]」
「されこうべひとつをのこし月面の静かの海にしずかなる椅子
[藤田弓生/寂寥の月の静の海にあるされこうべには椅子がひとつと][短歌]」
「台風で外は大荒れ雨も降りどこにも行けずパソコンさわる
[足元を整理してアンカを出す][日記]」
「冬仕度ついこの前に夏仕様したと思って少し我慢を[][日記]」