そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

高木佳子(10/12)

2020年10月12日 | 日めくり帖

2020/10/12

「語り終ふる死のひとつあり練乳は苺をしづめ白く冷えたり
 [高木佳子/冬山の白い世界で遭難の友は死にたり赤きヤッケで][]」

「見た筈である、漆黒の鴉は海のほうより戻り来たれば
 [高木佳子/押し寄せるただ一本の白き線黒き悲劇を内に秘めつつ][短歌]」

「マー君が出張により神戸へと会議のまえに食事をしたり
 [『梅の花』にてコースメニューの『秋美人』][]」

「本屋にも行くもそれほど熱心にみることできず吾も変わるか
 [買えないからか、本に興味が薄れたか、読めなくなってきたからか][読書]」

コメント
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