そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#9.1696-9.1698

2011年01月19日 |  / 万葉集
1/19
「衣手の名木の川辺を春雨に吾立ち濡ると家思ふらむか(名木河にてよめる歌1/3首 #9.1696)」
「衣手で名木の川辺で春雨にわれ濡れてると家では思うか()」

「家人の使なるらし春雨の避ヨくれど吾を濡らす思へば(名木河にてよめる歌2/3首 #9.1697)」
「嫁さんの使いのようだ春雨を避けれどわれを濡らすを思えば()」

「あぶり干す人もあれやも家人の春雨すらを間使マツカヒにする(名木河にてよめる歌3/3首 #9.1698)」
「炙り干す人もいるけど嫁さんは春雨さえも使者にするかな(私にいけずをして濡れさせる)」
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『短歌』から

2011年01月18日 | 三十一文字

1/18
「角川の『短歌』を三年求めしも今年は少し身をいれて読む()」
「一月号今年は特に裕子さん新春詠の百五首が載る()」
「岡井さん八十三歳も書きかけの仕事を五つ目標とせり()」
「その中に森鴎外の『うた日記』検討続け完成すると()」
「いろいろな歌のよみかたありまして目移りがして立ちくらみする()」

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万葉集#9.1694-9.1695

2011年01月18日 |  / 万葉集
1/18
「細領巾ホソヒレの鷺坂山の白つつじ吾アレににほはね妹に示さむ(鷺坂にてよめる歌一首 #9.1694)」
「白い鷺その山で咲く白つつじああ匂ってきます妻にみせよう()」

「妹が門入り泉川の常滑にみ雪残れりいまだ冬かも(泉河にてよめる歌一首 #9.1695)」
「妻の家入り泉川の苔の岩雪が残れるまだ冬なんだ()」
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震災から16 年

2011年01月17日 | 日めくり帖
1/17
「時たてば悲しみ癒すというけれど益々募る逝きし人への(被災者家族)」
「突然に襲える災禍不条理を思いて経てる16年が()」
「われわれは身の回りでの危険箇所まさかの時に経験活かせ(何もしていないが、被災者への手向けにもなる)」
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万葉集#9.1692-9.1693

2011年01月17日 |  / 万葉集
1/17
「吾が恋ふる妹は逢はさず玉つ浦に衣片敷き独りかも寝む(紀伊国にてよめる歌1/2首 #9.1692)」
「愛す女逢ってくれなく玉津浦衣片敷き独りで寝るよ()」

「玉くしげ明けまく惜しきあたら夜を衣手離れて独りかも寝む(紀伊国にてよめる歌2/2首 #9.1693)」
「たまくしげ明けるの惜しいそんな夜も女気なくて独りで寝るよ()」
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