首里城祭レポート、まだまだ続きます。。。
3日目の琉球王朝絵巻行列より。
国王王妃行列です★
最初に、鞭(べん)と呼ばれる警棒や、
火矢と呼ばれる爆竹を鳴らす槍のような棒、
(写真には写っていません)
それから旗持ち隊などが列の先頭を飾ります。
それから路地楽隊。
楽器の音が中国風。
この赤いものは涼傘(りゃんさん)と呼ばれる装飾傘。
おくには黄色い涼傘も。
日本刀を持った大親(うふや)?の姿も。
琉球は日本とも昔から交易があり、
このような日本刀はとても重宝されたのだとか。
そして前日に冊封を受けたばかりの国王様。
このみこしの様な乗り物はウチュー(ウチューイ)と言い、
首里の農民達が担いでいたのだそうです。
もちろん重くて大変だったでしょうが、
農民と国王がこんなに近いことに驚き。
そしてそして、この日初お披露目の王妃様の登場!
微笑がステキです。
でもちょっと緊張気味だったかな?
王妃様も国王と同様、一般公募から毎年決定されます。
ちなみに、平成のウチュー(みこし)は下にローラー付き
この1000人の絵巻行列に参加する人も一般応募できます。
(全てがそうではないけれど。何割かは)
いつかは私も参加してみたいなぁ
こちらは王妃の後についていた女官たち。
王妃の後には王府の役人が連ねます。
こちらは摂政。
国王の次の国政責任者王族から任命される役職。
それから三司官。
行政の最高責任者。
鉢巻(ぼうし)に柄の入ったものが最高の位の証です。
彼が三司官役。
そしてすぐ後ろをついて歩く黒朝衣の集団が、
表十五人衆(おもてじゅうごにんしゅう)です
いわば内閣の各大臣にあたる役。
「テンペスト」を読むとこのような王府の役職なども学べます。
寧温くんはここまで上り詰めてしまいます。
役人がかぶっている鉢巻と呼ばれる帽子には
色ごとに位が決まっています。
やっぱり最高位が紫。
赤とかはだいぶ下のほうだから、
この行列の表十五人衆役の方が赤をかぶっているのはオカシイ…
(本来ならみんな紫であるべきだはず…)
聖徳太子も帽子の色で位分けしてましたよねー。
なんだっけ?
社会の授業で習った気がする…