がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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琉球ガラス体験

2009年11月14日 | ・琉球歴史/文化風景

琉球ガラス(宙吹きガラス)体験に行ってきました★

ガラス吹きをしているめがねをかけたシーサー君がお出迎え

お世話になった工房は、読谷村やちむんの里入り口にある
ガラス工房「虹」さん。

やちむん(焼き物=陶芸)は大学の授業でもやったし、
卒業後も何度か体験する機会があったのですが、
ガラス工芸は初めての体験です。

工房の中は1000度以上の炎が轟々と燃え盛っていてものすごい熱さ

熱気で向こう側がゆらいで見えました。

 

真夏にこの中で働くといったいどうなってしまうのでしょう…

考えるだけで倒れてしまいそうです

では、最初に工房の方に教えてもらった琉球ガラスについてご説明。

琉球ガラスの1番の特徴は廃瓶利用。

このようなおなじみのジュースビンを洗って、砕いて、溶かして、

そして新たなガラス製品に作り上げて行きます。

その始まりは戦後。

アメリカ人駐留によって大量のコーラビンやサイダービンが沖縄に入ってきました。

その廃ビンを利用し始めたのがはじまり、なんだとか。

ガラス工芸というのは戦前から沖縄にもありました。
沖縄にやってきた関西の職人さんから習っていたのだそうです。

でも、廃瓶を利用した新しいガラス工芸の形である「琉球ガラス」の確立は
戦後の沖縄文化、ということになるんですね。

様々な観光施設で琉球ガラス体験がありますが、
琉球ガラスの元である「廃瓶」を利用しているガラス工房は
沖縄にある14工房のうち、今は4工房しかないそうです。

さて、体験はそれぞれの描いてきたデザインをもとに、

コップや器、お皿などを作っていきました。

工房の職人さんたちが付いて1つ1つ教えてくれながら

一緒にやってくれるので安心でした

↑吹きガラス、初チャレンジ★

吹くの、結構力が要ります。
(穴が小さいのかな?)

昔、ガラス吹きの時に息を吸ったら死ぬって聞いたんだけど(笑)

熱されて真っ赤になったガラス。

とてもキレイなオレンジに惚れ惚れします。

(もちろんさめたら別の色)

 

ガラスは所々に色を入れたり模様を入れたりすることも可能です。

熱されたガラスの塊に、
別の色のガラスを表面につけていきます。

 

 

 

まるで生キャラメル。

いや、チョコレート?(笑)

見ていて、「おお~~~っ」と拍手。

ラインではなく、点状に模様をつけたいときは、

ガラスを押し付けて、

はさみでちょっきん

ガラスをはさみで切るなんて、生まれて初めてです(笑)

縁に色をつけたいときは、縁にガラスを当てて、

うにょ、

うにょ~~~ん

お見事!

途中途中、何度も熱しなおして、

吹いたり、回したり、形を整えたりして行きます。

今回ワタシが作ったのはお皿。

透明の、ちょっとゆがみのあるフォルムに、青のドッド模様がが少々。
(本当はお皿の中央は水色で、グラデーション入れる予定だったけど忘れてました

そーめんちゃんぷるーを入れて食べたいお皿です。

受け取りは来週なんだけど、楽しみです

お皿を作ったら、やっぱりコップも作ってみたーい!
ってなりました。

またいつかコップも作ってみたいです

 そして、またひとつ、琉球体験が増えました


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沖縄の秋

2009年11月14日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

先週の金武湾の海です。
(なんか波が透明感、というよりも泡っぽかった…)

昨日、沖縄も雨が降ったりしましたが
それでも相変わらず生ぬるい沖縄。

ショクバのクーラー試用期間は終わっているのですが
それでもクーラーをつけたくなるような蒸し暑さ。

「あつい~。蒸す~

なんていいながらオシゴト。

コドモタチの制服もまだまだ夏服が目立ちます。

なのでまだまだ自宅では扇風機は片付けられません。

だけども、一応、沖縄にも秋らしき風景もあって。

ススキです。

↑の金武湾の側にちょこちょこ顔を出していました。

さて、今からシゴトの一環で琉球ガラス体験に行ってきます★

今日も、沖縄は秋晴れです


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