大学の頃、
確か一般教養音楽枠のリレー講義だったと思うんだけど
その中で歌舞伎の話をする先生がいた。
若い女の先生だった。
元々和文化には興味はあったけど、
それは衣装や装飾、化粧という見た目に関する物で
歌舞伎役者や物語や仕組み、歴史などについては
知識ゼロ状態だった。
そんな状態で聞いた講義だったので
正直言って講義内容については
ちゃんと理解できてなかっただろうし
今もどんな話をしていたのかは覚えていないんだけど(汗)、
でも1つはっきり覚えているのがある。
ああ、この先生、
ホントに歌舞伎が好きなんだなぁ
歌舞伎についてしゃべっているその姿が本当に楽しそうで
目もキラキラしてて
聞いているこっちも思わず笑顔になっていた。
ぶっちゃけ、大学の一般教養のリレー講義って
その講義そのものに興味があって参加するという場合じゃないことも多いので
「暇つぶし」「寝る時間」感覚で参加したという学生も多かったかもしれないけど
その先生のあまりの好き好きオーラに
いつの間にか皆引きこまれていたようだった。
その専攻ではなかったワタシにとっては
この先生の講義はこの1回だけだったけど強烈な印象が残った。
(でもその2年後くらいにこの先生と一緒に歌舞伎を見に行こうツアーに参加したけど(笑)
トップの写真は実はその時の演目パネル( ´艸`))
話す側が本当にその事柄が好きで、
「この好きを伝えたい!」「この楽しさを伝えたい」っていう気持ちがあれば
内容自体は覚えてもらえなくても
気持ちはしっかり伝わる、ということ。
(もちろん内容もしっかり覚えてもらえるのがベストですが)
じゃ、というわけで、
好き好きオーラ全開で
「大好き!」「楽しいんだよ!」「面白いんだよ!」を伝えに、
行ってきます!
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