がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

百十踏揚がかけた呪い

2012年11月08日 | ・琉球史散策/第一尚氏

今日は

百十踏揚は阿麻和利に対して
密かに呪いをかけていた!?

と言う話。

 

百十踏揚が阿麻和利に嫁入りすると決まった時、
王妃(もしくは尚泰久王)は百十踏揚にこう言います。

「阿麻和利に食事をあげるときは、
阿麻和利に見られないように
御膳をこえて(またいで)から出しなさい」

百十踏揚はその言いつけを守り、
いつも阿麻和利のお膳をこえてから
阿麻和利に出したそうな。

 

参考/「かつれんの民話集・本島篇」 他

 

お膳をこえる、つまり

縁起の悪いことが起これ

ということだそうだ。

 

毎食ごとに呪いのまじないをかけていた百十踏揚…

そんな百十踏揚いやだー

 


今日もご訪問ありがとうございます。
↑ぽちっとクリックお願いします↑


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする