がじゅまるの樹の下で。

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【描いてみた】琉球史マイナー人物、を、17【キラ男子】奄美より!

2016年09月10日 | ・琉球史散策/第二尚氏

琉球史マイナー人物を
乙女ゲーム風キラキラ男子で描いて
遊んでみようシリーズ。

 お気づきの方もいるかもしれませんが、
現在、古琉球の人物に絞ってお送りしてます。

 

古琉球!

ということで今回は初チャレンジ!

古琉球では琉球の一部だった
奄美大島のキャラを描いてみました!

 

 


糠中城
(ぬかなかぐすく)

です。

 

イメージ台詞
「人は見捨てても 天が見捨てるはずはあるまい」

 

 

もし現代版組踊で奄美チームができたら
絶対主人公はこの人(と与湾大親)だろう、
と思う人物。

 

 

時は16世紀。

与湾大親(よわんうふや)は
人格に優れ、善政を敷き、
とても人望があった。

その息子が糠中城。

彼は力持ちで弓の使い手。
その腕前は100発100中であった。

この親子の人気を嫉んだ
我利爺(がりじい・がりや)は
二人を陥れようと
首里王府に讒言する。

「与湾が謀反を企てていますよ」

と。

その訴えを聞いた尚清王は
奄美に軍勢を派遣。

与湾大親は王軍を見て
「私は罪もなく今死なんとしている。
真実は天のみぞ知る」

と自害。

息子である糠中城は捕らえられ、
首里に連れていかれる。

しかし後に
我利爺の讒言だったことが明らかとなり
糠中城は首里で重職に就く。

近世の四大氏「馬氏※」がその子孫である。

 

 


「琉球王国秘話」(長田昌明著)
「琉球王統史6」(与並岳生著)

※沖縄大百科事典によると
尚真時代にすでに馬氏から三司官が出ていることから
馬氏が糠中城の子孫であることには疑問
とあります。

 

 

奄美版・護佐丸阿麻和利の乱のような出来事です。

 

奄美と琉球の関係や
糠中城の別エピソード(民話?)は
長くなるので
また別でご紹介できたらと思います。

むしろ我利爺もおいしいキャラなんだよね…。

 

キャラとしてはちょいワイルドに、
サイド刈り上げのポニテです。

身長も高いイメージ。

髪は金髪。
刈り上げ部分は茶色かな。

数年前の録画みてたら
的場浩司さんがこんな髪型してて
そのまま取り入れてみました。

 

 



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