がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

嘉陽グスクagain

2012年11月19日 | ・琉球史散策/グスク時代

汀間の金丸泉に行ったついでに、
お隣の嘉陽グスクにも寄ってきました。

2回目の嘉陽グスク(嘉陽上グスク)です。

↑登城途中から見下ろす嘉陽の集落。

前回来たときと違ってきれ~いに草刈りされてて
祠のある広場もこんなにスッキリ!!

建物跡(神アサギ?)もあったんだね。

古い石組みの御嶽は隣にも意味ありげに組まれた石ころが。

広場の中央にあるヤシの木の根元には
すこしくぼんでいて地面には丸く石で囲まれているようでした。
木の根元に線香があったのでこちらも拝所っぽい。

装飾として電球がついてる祠の隣には、
紀元二六〇〇年祭記念の石碑と、
寄付者の芳名石板。

さて、この嘉陽グスクですが。

実は伝承によると、
勝連からきた嘉陽大主なるものが移住して
グスクおよび嘉陽集落ができた
とかなんとか。

参/「名護市のグスクハンドブック」(名護市教育委員会文化課文化財係発行)

 

まさかの勝連つながり!

…でもいつの時代のことなのか、
また嘉陽大主の人物像なども謎とのことですが。

「●●大主」って言うと阿麻和利とかの時代よりも前
っていうイメージがあるんだけど…
三山時代前の1200年代とか…。

でも良く考えたらハッキリとは分からないわ。
「大主」と「按司」の違い。

元嘉陽小学校前から見た嘉陽グスク。

嘉陽グスク初訪問の記事はこちらから

 


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http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-11-19_41704
沖縄タイムスより今日の記事
「琉球三国志構想」…いいね ( ̄ー ̄)*

いい素材たくさんあるんだからまずは遊ぼうぜ~。

コメント (2)
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汀間の金丸

2012年11月18日 | ・琉球史散策/第二尚氏

先日、(表の)シゴトで名護の汀間(ていま)へ。

…待てよ?汀間?

たしか、伊是名を出た金丸が足跡を残した地として
汀間がなかったか?

金丸の足跡は北から宜名真(ぎなま)→奥間(おくま)→汀間→久志(くし)
滞在したという言い伝えが残っている。

調べてみたら…ビンゴ!

ありました!金丸にまつわる言い伝えの史跡!

その名も「金丸泉(かにまんがー)」

そのまんまやん。

話によると、奥間を逃げて汀間に辿りついた金丸が
この泉で水を汲んでいた汀間の娘に一目惚れして
一男一女をもうけたとも、
汀間の女性たちに良くしてもらったお礼に
金丸が掘った井戸だとも言われているそうです。

とりあえず、

金丸と、汀間の女がらみの泉。

……金丸、この色男め

この金丸泉自体は表示も案内板もありません。

でも汀間公民館前の汀間案内地図には「金丸泉」の名前と写真が。

知る人ぞ知る史跡、という感じでしょうか。

汀間の集落の中にあるのかと思いきや、
はずれのほうにありました。

あたりをつけた場所をうろうろしてみるも辿りつけなかったので
畑仕事をしていたおじさんに聞きました。

この風景を、金丸も見たかも…

と想像する、歴史ロマン

 


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大人味覚

2012年11月18日 | ・徒然日記

大人になってから好きになった味覚。

ネギ

わさび

抹茶

しそ

しょうが

コーレーグース。

おや、居酒屋味覚が多し?
居酒屋のおかずが好きです

 

でも、

相変わらず、

ゴーヤーと

ビールと

コーヒーは

ダメです

 

さっ、太陽出てきたから掃除しよう。

 


BGMは偶然見つけた懐かしのゲームBGM曲集(笑)
ドラクエとかFFとか。
ワタシの小学生のころの夢はゲーム音楽の作曲家だった(^ε^)


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【続】程順則の履物

2012年11月17日 | ・琉球史散策/第二尚氏

昨日記事にした程順則の履物

 

肖像画では琉装に靴。

 

じゃあ、名護博物館前にある程順則像は
何を履いているんだ!?

 

見てきました! 

 

 

 

ズームアップ!!!!

 


草履だった。

 

椅子に座っているポーズといい、
ハチマチしてる姿といい、
扇子の小道具といい、
この銅像が肖像画をベースにしているのは間違いないんだが、

履きものだけは草履にしてるのには
何か訳がありそうだな。

 

とりあえず肖像画が靴なのは、
「肖像画としてのスタイル(パターン)」
という可能性もあるようですが。

御後絵なんかも正面の椅子座りの靴履きだしね。

でも御後絵は琉装じゃないしな~。

うむむ。。。

 

 ちなみに「ながどうばし」の程順則×4も草履でした。
(↑の銅像のミニチュア版だから当然と言えば当然だが)

 


今日は朝からずっと雨模様。
なのでずぶ濡れ程順則像でした。

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What's your best of GUSUKU?

2012年11月17日 | ・琉球歴史/文化風景

先日の飲み会で話題に上った
「私の好きなグスクベスト3」

やはりそれぞれの経験や思い入れが反映されるもので
面白かったです(笑)

 

あなたの好きなグスクベスト3は何ですか?

とは言っても沖縄に「グスク」と呼ばれているものは
300余りあると言われていますから
(※現在はただの丘、藪、エリア、拝所のみの所も含む)
全部巡るのは至難の業ですが…。

でもマニアで100とか200とか巡ってる人は時々いるよね…。

ワタシは現在せいぜい40か50くらいかな。

とりあえず100くらいは目指してみようか。

 

で、自分の好きなグスクベスト3

1位は勝連グスク、これはもう、仕方ない。

これがないと今のワタシはいないわけだから。

 

でも残りの2つ結構迷う。

しょっちゅう訪れている頻度で言えば首里城とか今帰仁とか中城とか
やはりメジャー所が占めているのですが、
写真撮る人間として造形的にステキ!ってテンションあがったのは
安慶名玉城ですかね。

あとロケ地的にステキ!ってインパクトあったのは
喜屋武の具志川グスク
糸数も予想外にでかくてびっくりした記憶はあります。

でもドラマで言えばやっぱ首里、中城、知花とかだし、
(越来も入れたいが現在の状態がな~…)

でも神秘さ(ミステリアス?)から言えば志喜屋
もう一回(ちゃんと)行きたい。

「グスク」ってはついてないからノーカウントかもだけど
シニグンニも神秘的だと思う。
迷わず1発で行けたという個人的思い出も含めてポイント高し(笑)

…で、迷った結果、勝連、安慶名、具志川(喜屋武)
になりました(笑)

 

写真は北谷グスク(遠景)です。

沖縄県の大動脈ゴーパチ(58号線)沿いにあるグスク。

薩摩侵攻の時にこのあたりでも激戦が繰り広げられたそうです。

 


御物グスク行きたい。
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程順則の履物

2012年11月16日 | ・琉球史散策/第二尚氏

名護親方、こと、程順則(ていじゅんそく)。

コドモ向け講座用に描き下ろしました。
(講師は上里さんでした♪)

これを描くために、改めて程順則の肖像画をじっくり観察したのですが、
なかなか優しそうな穏やかな顔をしてます。

しかも結構シルバーダンディなんで
結構若い頃はイケメンだったと見た(笑)

イラストでは子ども用に、かわいめアレンジにしましたけどね。

鼻筋もうちょっと通せば良かったな…。

 

護佐丸とはまたちょっと違った
ワタシとしてはおニューの白髪キャラです(笑)
でもじいちゃんのちびキャラ化はやっぱ難しい…(^^;

 

で、この絵を描いてる時に気付いたのですが、

彼の肖像画は大帯してて「琉装」なのですが、
足元は中国式の靴!

程順則は久米村の人なんで
中国風に靴なのは分かるけど
でも着てるものは琉装で靴っていうのは
ワタシがこれまで意識してなかっただけなのか
今回初めて「おやっ?」と思ったポイントでした。

なので、イラストもこだわりの靴履きにしてみましたヨ。

↑のイラストでは大帯は見えないけど
別ポーズのものではちゃんと大帯で描きました。

とりあえず、琉装に靴スタイルはこれ以外にもあるのか
今後意識してチェックしてみたいと思います(^ε^)

 

いくつか描いた今回の程順則イラストの中で
1番気に行っているのは実はコレ↓

泣きの程順則(笑)

最愛の息子たち全員が自分よりも先に死んでしまうという
絶望の淵を歩んできた人でもある。

 


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145年目の

2012年11月15日 | ・徒然日記

11月15日。

今日は坂本龍馬の誕生日で命日(-人-)

 


でも今日のワタシは名護の歴史を学ぶ日
楽しみ~(^ε^)
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鬼大城と阿麻和利と現代医学

2012年11月14日 | ・琉球史散策/第一尚氏

今日のgooのトップページ
「"巨人症"の古代ローマ人の骨を確認」

っていうニュースが出てた。

これを読んで、ふと思ったこと。

 

…もしかして、賢雄も巨人症だったりして…?

 

伝承・伝説によると
賢雄は身長7尺(210cm)余り、頭蓋骨もかなり大きいとあり、
正史「球陽」にも「骨格人と異なり」と特記されているくらいだから
ちょっとやそっとの大きさじゃなかったことでしょう。

巨人症の人はその大きさゆえに体への負担が大きいイメージがあったので
ちょいと巨人症についてウィキってみたら結構個人差あるみたいで、
スポーツマンとして活躍している人もたくさんいるみたいですね。

それなら鬼大城、巨人症説も無きにしも非ず…?


 

ついでに阿麻和利も。

新垣茂氏(琉球史劇研究家)によると、
阿麻和利は先天性白皮症(※本での記述は白子)では?とのこと。
(参/「真説阿麻和利考」高宮城宏著)

生まれつき色素が薄いことで、これもだいぶ個人差があるようですが
色白で、髪の毛がプラチナブロンドっぽかったり、ピンクっぽい瞳だったりするようです。

阿麻和利は色白の好男子だったという口碑があるらしく
(…ワタシこれ(原典)見たことないけど…)
加えて子どものころは病弱だったという点も含めての推理?だそうですが…。

あれほどの人物でさらに見た目も銀髪とかだったら
さすがにもっと記録や伝承に残ってるよな~

ワタシ的には阿麻和利=海人だから
褐色の肌に陽で焼けて赤茶けた髪の毛って感じだな。
少なくとも色白のイメージは全くなかったッスね。

でもまぁ、創作物としては「阿麻和利=銀髪」設定は
グロスケちゃんや兎音ちゃんあたりが喜んで喰いつきそうですな(笑)
(尚巴志じゃなくて阿麻和利だったね)

 

というわけで、歴史上の人物を現代医学で診察してみる本がありますが
(ex「戦国武将の死亡診断書モナ・リザは高脂血症だった」)
琉球史の偉人もこうやって現代医学にあてはめてみるとまた面白いかも、
という話でした。

 


近世琉球の王様とかはちょっとあるよね。

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歴史=人と人の繋がり

2012年11月13日 | ・琉球史散策/グスク時代

昨日、三山~第二尚氏前期までの相関図を作ったんだけど

あの相関図には出さなかった人物を追加して
さらに広げていくとまた面白いんだよね。

例えば護佐丸の子の盛親(もりちか)や
南山王・他魯毎の弟、守忠(しゅちゅう)さんと
尚円王・尚真王との関わり、

護佐丸の祖先と攀安知のじいちゃんとのつながり(先(中)北山)、
そしたら関連して尚巴志の(後)北山討伐のつながりも見えてくる。
(あ、でもこれは伝承の類になるのかな…)

そして大城賢雄と玉城朝薫とのつながり、
(※血縁という意味ではない)

朝薫が出れば蔡温も、程順則も関わってつながっていく。

そして言うまでもなく尚敬王はじめ、代々つながっている尚家の王様たち。

人と人のつながりが歴史になるのですが、
今の相関図をもっと広げてつなげていくと
もっと面白いかもしれないなー。

 

 

また相関図で見ると情報が整理されるので
新しい発見がある場合もありますよね。

例えば現代版組踊「花織の宴」では
泰期も尚巴志も十分魅力的でカッコイイヒーローなのですが、

泰期は甥っ子を尚巴志に殺されてる。

って書くと、
またちょっと違った面が見えてきたりしません?

武寧が殺された時に泰期が生きていたかは不明ですが。

ホント、あの時代は戦国だと、つくづく思う今日この頃。

ちなみに泰期と察度がホントに兄弟であったかどうかも…正直ビミョウな所です。
泰期が中山王(察度)の弟として書かれているのは
進貢使としての便宜上のものじゃないかな~
と個人的には思ってますです。

 

あと、泰期が初進貢した記念の1372年は、
尚巴志が生まれた年。

っていうつながりもあったりする(笑)

…あれ、コレ既に書いたつもりだったけどまだだった?
ラジオでしゃべっただけなのか。


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つながり相関図

2012年11月12日 | ・琉球歴史/文化風景

三山時代~第二尚氏前期までの
(このブログでの)主な登場人物の人物相関図
できたのでUPしました!

拡大したものは昨日の記事
「琉球史ふりかえり一覧表」に追加貼り付けしましたので
そちらをご覧ください♪

敢えて時代ごとに分けずに
つなげてみましたよ。

時代のつながり、人物のつながりが分かる…かな?

 

なお、絵つき+時代別+もっと細かい人物相関図は
琉球戦国列伝」にあるのでそちらもどうぞ☆
(↑ボーダーインクのサイト、リニューアルしてます)

以上、CMでした(^ε^)

 

…一応「琉球戦国列伝」が出る前(お話もいただく前)に作った
古~い絵(苦笑)での相関図はありますです。

人物相関図(三山時代)
人物相関図(1450~1460年)※思惑含む


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古琉球の歴代国王系図

2012年11月11日 | ・琉球史散策/グスク時代

*古琉球の歴代国王系図*
尚思紹~尚寧まで


↑右下の※の文章については
ひとつの考え方、捉え方として記入しています。

尚巴志は初めて三山を統一した人物で、
琉球国最初の王様だと紹介されている
と同時に、
"2代目"と書かれていることも多いため

矛盾に感じるこれらの記述を
分かりやすく整理・理解できるように、
このような説明にしています。

 

 


 *人物名読み方*
即位順


尚思紹(しょうししょう)
尚巴志(しょうはし)
尚忠(しょうちゅう)
尚思達(しょうしたつ)
尚金福(しょうきんぷく)
尚泰久(しょうたいきゅう)
尚徳(しょうとく)

尚円(しょうえん)
尚宣威(しょうせんい)
尚真(しょうしん)
尚清(しょうせい)
尚元(しょうげん)
尚永(しょうえい)
尚寧(しょうねい)


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琉球史ふりかえり一覧表

2012年11月11日 | ・琉球歴史/文化風景

以前、

このブログでよく取り上げられる時代や人物名を
その都度ふり返られる一覧表みたいなものを作って!

 

とのリクエストいただきまして…
やっとできましたのでお披露目します

時代区分と(このブログでの)主な登場人物
人物名の読み方
古琉球歴代国王の系図
人物相関図(三山時代~第二尚氏前期)

 

トップの「めんそ~れ」にもリンク貼っておきますので
記事を読んで「あれ?これってなんだっけ?」ってなった時に
振り返りや情報の整理に使ってもらえたら幸いです

 

作図/和々 無断転載禁止


 


 

*時代区分と(このブログでの)主な登場人物*

*作図参考文献*
「琉球王国ぶらぶらぁ散歩」(おおきゆうこう・田名真之/新潮社)
「momoto vol.7」(momoto編集部)



王統名と時代区分が必ずしも一致ない点がポイント。

 

海で漁をし生活していた人々は
自然と集落を形成していく。
【貝塚時代】
≪先史時代≫


農耕が始り、
やがて各地(集落)に按司(あじ)とよばれるリーダーが誕生し、
巨大な建築物(グスク)が次々と現れる。
【グスク時代】
≪古琉球≫

様々な抗争を経て、やがて各地の勢力は大きく3つになり、
琉球三国志ならぬ、三山時代へと。
【三山時代】

そして三山統一の野望を抱いた尚巴志親子によって
琉球は統一され、琉球王国が誕生する。
【第一尚氏王統】

金丸派によるクーデターで政権交代。
【第二尚氏王統】

薩摩侵攻


薩摩侵攻により政治・文化などに大きな変化が現れる。
よって薩摩侵攻以後を≪近世琉球≫と分ける。


琉球処分により琉球王国滅亡。
以後「沖縄県」となり、≪近代沖縄≫となる。


 

*人物名読み方*

察度(さっと)
泰期(たいき)

攀安知(はんあんち)
本部平原(もとぶてーばら)
武寧(ぶねい)
他魯毎(たるみ)
島添大里按司(しまぞえおおざとあじ)

尚巴志(しょうはし)
思紹(ししょう)
懐機(かいき)
志魯(しろ)
布里(ふり)
護佐丸(ごさまる)
尚泰久(しょうたいきゅう)
阿麻和利(あまわり)
百十踏揚(ももとふみあがり)
大城賢雄(うふぐしくけんゆう)
金丸(かなまる)
尚徳(しょうとく)
国笠(くにちゃさ)
安里大親(あさとうふや)
御茶当真五郎(うちゃたいまごろう)

尚円(しょうえん)
尚真(しょうしん)
月清(つききよら)
赤犬子(あかいんこ)
仲宗根豊見親(なかそねとぅゆみや)
芥隠(かいいん)

尚寧(しょうねい)
野国総官(のぐにそうかん)
儀間真常(ぎましんじょう)

玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)
蔡温(さいおん)
程順則(ていじゅんそく)

尚育(しょういく)

尚泰(しょうたい)
牧志朝忠(まきしちょうちゅう)
 

※漢字表記や読みは資料によって多少違いがあります。
例)/百十踏揚、百度踏揚/大城賢雄、大城賢勇/他魯毎(たるみ、たろまい)など

 

古琉球偏愛のため近世琉球の記事極少。
近世琉球好きのみなさんゴメンナサイ;
…今後に期待してください

 



  

*古琉球の歴代国王系図*
尚思紹~尚寧まで

↑右下の※の文章については
ひとつの考え方、捉え方として記入しています。

尚巴志は初めて三山を統一した人物で、
琉球国最初の王様だと紹介されている
と同時に、
"2代目"と書かれていることも多いため

矛盾に感じるこれらの記述を
分かりやすく整理・理解できるように、
このような説明にしています。

 


 *人物名読み方*
即位順

尚思紹(しょうししょう)
尚巴志(しょうはし)
尚忠(しょうちゅう)
尚思達(しょうしたつ)
尚金福(しょうきんぷく)
尚泰久(しょうたいきゅう)
尚徳(しょうとく)

尚円(しょうえん)
尚宣威(しょうせんい)
尚真(しょうしん)
尚清(しょうせい)
尚元(しょうげん)
尚永(しょうえい)
尚寧(しょうねい)

 


 

*人物相関図(三山時代~第二尚氏前期)*

三山時代~第一尚氏前期までの主な登場人物の関係を
つなぎでまとめてみましたよ。

とりあえず、事実関係だけです。

裏にあるであろう様々な思惑や隠れた関係(!?)などは
日々の歴史記事にて☆

ちなみにつながりの線がない
御茶当真五郎、赤犬子は色々と謎なので
このあたりをウロウロしてます、
ってことで(笑)

真五郎にあたっては存在も謎だが…個人的に外せないキャラなので。

 

●青線→血縁関係(水色/結婚・恋愛関係)
●赤線→対立関係
●緑線→主従・サポート・その他関係

 


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雨の日曜日と、しまドーナッツ

2012年11月11日 | ・沖縄のcafe、お食事処

朝から雨の日曜日。

朝ご飯は昨日のまんまる市で買ってきた
「しまドーナッツ」

 

ドーナツじゃなくてドーナッツ。

噂に聞いてた、島豆腐のおからを使った焼きドーナッツです。

種類はプレーンの他にも
黒ゴマやじーまーみー(ピーナッツ)、チョコや紅イモなど色々あったのですが
ワタシが行った時はけっこう売り切れてました。

なので余ってたものの中から
紅イモとバナナ。

食べる前に、写真で撮って遊んでから(笑)

 そう言えば「かもめ食堂」の荻上直子監督の映画「レンタネコ」で
「ドーナツの穴を食べる」
ってあったな。

斬新な食べ方だったな…。

 

ワタシは普通に食べることにします。

 

味はヘルシーなおいしさでした!

おからドーナッツということで
もっと淡白な味なのかな?と思ってましたが
甘みもそれなりにしっかりあって、
しっとりとしてて密度もありました。

大きさも小さめなのに
2つ食べたらおなかいっぱいなった。

 

 

日曜日の朝。

外は雨。

BGMはボサノヴァ。

かわいいドーナッツと、

ホットグリーンティー。
(またの名を伊右衛門)

そして片手にはインテリア&雑貨写真集…

 

じゃなくて、

 

「沖縄の拝所300」

(そして横に「琉球王国ぶらぶらぁ散歩」)

 

最近巡ってないわ~。

 

 

しまドーナッツ

本部町(でも近々名護にお引っ越しするそうです)
11:00~16:00(なくなり次第終了)
定休 日曜 月曜
1個150~170円
http://shimado.ti-da.net/

お店のロゴが虹亀商店のオリジナル紅型っていうのもポイント高し!
http://nijigame.ti-da.net/e4108988.html

 


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古い風合いの物が好き

2012年11月10日 | ・和雑貨

ウチナー文化未来塾のJICAイベント出演、
色々あって今回は観に行くのをちょっとお休みしました。

今回が初お披露目だし、最初は行く予定だったんだけど、
色々天秤にかけた結果…です
近くだったら行けたんだけど。

次の機会(願わくばフル公演)を待つことにしますです。

あるかな…。

 

その代わり、春期に引き続き秋期の「まんまる市」に行ってきました。

やんばるも、こだわりの手作りショップがたくさんありますね

 

ハーブ?のプチリース。

ほのかに香りがするのがイイ。

 

ジャンプのページで作った袋がナイス

中身は…

コンコンベと木の実のペンダント。

コンコンベとは田原マサハさんの作った陶芸のキャラクター。

やんばるに住む妖精(?)です

コンコンベは前々からほしいな~と思ってたのですが
身につけられるコンコンベがあるなんてステキ(^ε^)

蝋塗りの封筒。

水や油に強いので使い方は様々。

土を入れて小さな植物を植えようかな~と思ってます。

これを買ったお店にはアヒルが!
めっちゃかわいくて癒された~

小さい封筒は台所につりさげて
輪ゴム入れとかにしてみた。

使いこんでいくうちに風合いが増していく蝋引きペーパー。

こういうアイテムがとにかく好きみたいです。

観葉植物は今回はこれ1つだけ。

錆びたブリキの缶に入ってる。

一点一点手書きの陶芸のカップ。

ショクバでのマイカップ用に。

部屋に置いてる植物も
時々ポジションを変えてあげる。

日当たりも変わるし、
ちょっとした模様替えにもなる。

ディスプレイしてる本も替えてみた。

『蜷川実花の言葉集』に変わって
『平安紋鑑』(←愛読書の1つ)です。

ネット古本で買った戦前のヴィンテージブック(^ε^)

 


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IN北海道

2012年11月09日 | ・現代版組踊レポ

 

このブログを見てくれている北海道の方へ。

…っていっても北海道広いからな~。

 

いきなり明日開催の今日告知なんですが

 

 

歴史舞台 絆花「中山久藏翁物語」

2012年11月10日(土)

 

会場:恵庭市民会館大ホール

昼の部:開場 12時 開演 13時

夜の部:開場 17時 開演 18時


お問い合わせ

えにわ夢ダイナミック事務局(090-6449-0461)

TAO Factoryサイトより抜粋。
全文と詳細はこちらから。

チケットはTAO Factoryのサイトにはなかったけど
前売り2000円、当日2500円のようです。

 

 

「現代版組踊」っては銘打ってないけど、

処々見る限り、現代版組踊だネ!

いよいよ日本の北から南まで。

 


「中山久蔵翁」の「中山」を
思わず「ちゅうざん」と読んだ人?

 

こっち↓ (拡大できます)


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