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新年最初の贈りもの

2013-12-23 17:22:17 | 日々を歩む
そう、年賀状

社交辞令だとか、送ってきたから返さなきゃ、とか、
そんなものだと贈りものにはならない。
ただただ、プリンターのインクを塗りつけただけの年賀状。
心の通っていないだだの紙切れ。
そんなのだったら、送らない方がマシなのかもしれない。
紙の無駄と時間の無駄。
DIO様だって「無駄無駄無駄」と仰るに違いない。

贈る人のことを思いながら書く年賀状。
相手の住所を書くとき。
そこは自分の見たことのない景色の場所。
その住所を書きながら、その漢字を読みながら、
「どんなところなのだろう」と思いを馳せる。
どんな匂いのする場所のなのだろう、と。
相手の名前を書きながら思う。
何年も会っていない友人。
「おっさんになったのかな」と、顔をにやつかせる。
こどもの名前も一緒に書くとき。
そこのお家の中は、いつもバタバタしているんだろうな、
と微笑みながらペンを運ぶ。

そうやって、いろいろ思いながら書いていると、
とうぜん手元がおるすになってしまう。
そして「字を間違える」
本末転倒のようなことになる…
だけどね、
そんなハプニングも「フフフ♪」と笑える。


一言だけだっていいんだろうけどね。
せっかく送るのだもの。
気持ちをのせて届けたい。

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