パッション120%

さあさあさあ!!
今日も全開で・・・
パッショネイトにイカねーと♪♪

風と何かの通り道

2010-08-07 01:09:25 | 日々を歩む
今まで気が付かなかったが不思議なくらいだが
台所の部屋(オシャレに言うとリビングダイニング)
そこの窓を開けたことがなかった

寝苦しい毎日が続き、玄関口を開けて寝ていたこの数日間
2階とはいえ、玄関を開け放ち寝ることができる図太い神経120%のパッション
否、そこはおおものなのだと言って頂きたいところ…

「今日も熱帯夜か…」と心の中でボソリと呟いた時
唐突に思いついた
「台所の窓をあければいい!」と
縦60センチ横120センチぐらいはあるかなり大きな窓である
今まで何故気が付かなかったのだろうかと、自らに問いかける
玄関口を開け放ち、泥棒さんウェルカムな状態で寝ているのに
この窓には素通りしていたか!?

これで、夜の風を感じながらエンジョイスリーピングタイムがやってくるだろう
軽くステップしながら窓に近づく
建物自体も古いし、普段開けていないこともあり
固まって開けにくかったが、ガラガラと大きな音を立てながら
横にスライドされていった
その瞬間に、3年前ぐらいの昼間に一度開けた記憶がフラッシュバックされた
たぶん掃除の時だっただろう
だが、夜に開けた記憶は脳の隅の隅まで探しても見つからない


これで快適に眠れるだろう期待を乗せて、風が流れ込んできた
全部電気を消して真っ暗にし、布団に入る
体のどこも汗ばんでおらず、心地よい眠りに落ちるはずだった……

目を閉じて入眠モードに切り替えようとするが
一向に睡魔は訪れない
それどころか
首筋が汗ばんできている
部屋が暑いわけでは決してない
目を閉じると、残光というか光の筋が網膜には残っているから真っ暗にはならない
だが、その残光がうねりをあげている
さらに
部屋の空気から重たさが感じられる
風は通っているはずなのに、部屋の上部の空間から
下に向けた重圧がかかっているのが体に伝わってくる

あの窓を開けてからだ…

残念ながら部屋は2階
その開けた窓の外には手すりも何もない
その窓から外に出れば、有無を言わさず地面まで落ちる
人間が入ってくることはない
人間は…

霊感ゼロのパッションのはずなのだが
確実に異質なものを感じずにはいられない
普段とは異質な質量をまとった空気
気のせいだろうと目を閉じたまま寝ようとしたのだが
眠気が訪れる気配は全くない

怖がり120%のパッションである
怖い話やホラー映画は、かなり苦手である
リアルなものは、もっと嫌である
じっとりとじっとりと汗ばんでくる
こうなると
目を開けるのも少し怖くなる
恐怖はどんどん増幅される

窓を開けただけだ
それ以外は何も変わっちゃいない
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?
そんなもので?

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
たぶん… (プリモローズ)
2010-08-09 23:43:47
霊界への通り道になってしまったんじゃ…なんてね(笑)
なんか、以前、空けずの扉を開けてしまったときのドキドキ感に通じるものを思いだしました

暗闇は恐怖を増幅させますよね
思いこみというのも怖いもので、実際にそうでなくても空気が重~く感じたり…得体のしれない存在を感じたり…でも、そういうときは実際に来ているんですよ

しかし、物騒な世の中、玄関を空けて寝るほうが数倍怖い気もしますが
いや、逆にそのほうが、泥棒さんも警戒したりして??
返信する
引き寄せるって言いますよね… (パッション120%)
2010-08-11 01:07:49
プリモローズさん

そんな話をしている場所に、そんなものが寄ってくるって聞いたことがあります(汗)
元はホラー一辺倒と考えていたのですが
このブログ打ってる時も背中が寒くなって
ちょっとちゃかした表現を入れてしまったぐらいでしたから…
返信する

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