新宿スワン
主人公 白鳥龍彦
白鳥→スワン ということだろう。
150分の長編映画
新宿歌舞伎町のスカウトたちの生きざまを描いた映画だ。
秀逸な作品だと思う。
年齢制限がかかっている映画。
そうして正解だろう。
暴力的なシーンも多い。
登場する男どもは、ほとんど煙草を吸っている。
リアルさがにじみ出ている。
年齢制限かけずにいたら、ここまでの表現はできなかっただろう。
リストカットをしていて、自殺にまで至ってしまう少女。
地方から出てきた未成年の女の子。
クスリでダメになる女性。
ホストに貢ぐ女。
薬の売人。
クラブのママ。
そしてヤクザまで。
新宿歌舞伎町の裏で生きる人間たちの群像劇。
とても鮮やかに描き出している。
そして生々しさもある。
新宿歌舞伎町
私だって普通に歩き回ることのできる場所だ。
その場所でほとんどが実際に起きている出来事だろう。
いろんな世界がある。
いろんな生き方がある。
映画で観るよりも、
実際はもっともっと汚い部分があるのだろう。
もう一度、劇場で観たい映画だ。
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