小学校低学年の頃
とても身近に両足の膝から下がないおじいちゃんがいた
ずっと町の病院にいて、毎週お見舞いに行っていた
元は家の隣りの家の老夫婦
厳密にいうと、おじいちゃんのお見舞いのために行っていたのではなく
顔を出すと、付き添っているおばあちゃんから100円お小遣いをもらえたからだ
その100円で駄菓子を買うのがとても楽しみだった
おじいちゃんが、何故足を切らなければいけなかったのか
もう、この世にはいないおじいちゃんだけど、いつ亡くなったのか
ぜんぜん記憶にない
足が切れていた部分を見たという記憶はあるのだが
その部分がどんなかたちになっていたのか
どれだけ頭の中をひっかき回しても、映像は出てこない
切断
どんな状態になれば、その判断が下されるのだろうか
凍傷か
遭難にあった時などにはよく聞くはなしだ
細胞壊死か
切り捨てないと、どんどん進行していくと聞く
骨か
粉砕骨折で元のように戻る見込みがない
捩じ切られたような外力が加われば
当然のようにものすごい出血が伴うだろう
処置が遅れれば、失血死も起こりえる
春の息吹に揺れる緑に、鮮血が飛び散る
とても身近に両足の膝から下がないおじいちゃんがいた
ずっと町の病院にいて、毎週お見舞いに行っていた
元は家の隣りの家の老夫婦
厳密にいうと、おじいちゃんのお見舞いのために行っていたのではなく
顔を出すと、付き添っているおばあちゃんから100円お小遣いをもらえたからだ
その100円で駄菓子を買うのがとても楽しみだった
おじいちゃんが、何故足を切らなければいけなかったのか
もう、この世にはいないおじいちゃんだけど、いつ亡くなったのか
ぜんぜん記憶にない
足が切れていた部分を見たという記憶はあるのだが
その部分がどんなかたちになっていたのか
どれだけ頭の中をひっかき回しても、映像は出てこない
切断
どんな状態になれば、その判断が下されるのだろうか
凍傷か
遭難にあった時などにはよく聞くはなしだ
細胞壊死か
切り捨てないと、どんどん進行していくと聞く
骨か
粉砕骨折で元のように戻る見込みがない
捩じ切られたような外力が加われば
当然のようにものすごい出血が伴うだろう
処置が遅れれば、失血死も起こりえる
春の息吹に揺れる緑に、鮮血が飛び散る
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