上遠野浩平
荒木飛呂彦
装丁が紫!
この辺の凝り方、拘りがジョジョっぽい
JOJO第5部終了の半年後
(第5部だと正しくはGIOGIOになるね)
主役は裏切り者(?)フーゴ
マンガだと、如何せん戦闘シーンが前面押し出されるが
小説になると、心理描写がとても多くなる
元々ジョジョは、精神的な成長などを語ることが多いので
小説でそのようになっても、全く違和感がない
というよりも、逆にキャラの奥行きが増すかたちになっている
マンガで登場していた敵キャラのその後も描かれ
別の部で登場したキャラとの関連があったり
マンガジョジョファンにはたまらない内容であること疑う余地はない
読むべし!
上遠野浩平という書き手が「ジョジョが好きなのだろう」と感じられる
マンガで描かれてる部分をフーゴの回想シーンとして活字になっているが
ここも全く損傷なく見事に書かれている
戦闘シーンでの描写もマンガを思わせてくれる
これも見事
これを読んだ後
ジョジョ第5部を読み返したい衝動に駆られたのは言うまでもない
読むべし!
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