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ユニクロと2,980円のリラクゼーションサロン

2015-08-17 19:25:16 | 経済
ファーストリテイリング(ユニクロ)
海外の事業が好調で堅調な業績。
しかし、
日本国内では、客離れが進んでいる。
セールをしないと売れない、と揶揄されるような状況だ。

「高品質で低価格」と言われているユニクロだったが、
実際のところ「低価格なわりに高品質」というブランドイメージになっている。

「質のいいものが安い」ではなく、
「安い割には質がいい」ということ。

安くなくなればお客さんは去っていく、と言い換えられる。
さらに、
ユニクロは7月以降の新商品を値上げすると発表している…


2,980円、低価格のリラクゼーションサロン
(60分の施術が税別2,980円)
適正相場は答えることはできないが、一時代前は60分6,000円だった。
その時代を知っている人にとっては、半額になっている印象だ。

私も実際に働いていたことがあるが、
お客さんの来店動機として強く感じるのは「安いから」だった。
あくまで、私の感じたことであるから、
全てのお客さんがそうだとはいえない。
しかし、知り合いが働いている2,980円のお店、
期間限定でさらに値下げをしたとこのこと。
値下げ期間に大幅なお客さんの伸びはなかったが、
その後、客足はあきらかに減ったとのことだった。
「値段」が大きな来店動機になっている証拠と言えよう。


内的参照価格
支払うものに対して、値頃感をかんじるかどうか。
2,980円が突然3500円に値上がりしていたら、
当然割高感を感じる。
1000円のシャツが1300円に値上がりしていたら、
同じく割高感を感じるだろう。


安さで勝負しているものは、自由度が低い。
高いものは値下げすることはできるが、
もともと安いものを値上げすることは、とても難しいだろう。


自分が仕事をする際にも、大いに注意し意識するべき部分だ。
個人で商売していくには、安さ勝負は非常に難しい。
特にリラクゼーション・整体の業界は。
1対1での仕事だから、どんなに頑張っても施術できるお客さんの数は決まってくる。
無理に働き続ければ、疲弊してしまい体を壊しかねない。


ユニクロの記事から考えが広がったのだが、
自分自身の立ち位置を改めて意識することになった貴重な機会だ。

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