仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

千草(岩手県久慈市)

2015年10月24日 | 岩手県

東北ドライブも明日が5連休最終日。

夜ラーメン(前回)を満喫した後はもう仙台に帰る事にして国道7号線から国道282号線を南下します。

青森よさらば。

夜の下道なら大体10時間くらいで仙台へ帰れるかな?

とか軽く考えてましたが安代の辺りで眠気に負けてしまい…

90分仮眠をとるつもりが目が覚めたのはAM6時。結局朝まで寝てしまいました(汗)今から出発しても結局仙台に着くのは夜中になりそうだな。

…これは「汝、もう少し旅を続けたまへ」って事でしょうかね?

 

となったら気分を切り替えて、神の啓示(?)のままに先日日没で行けなかったあそこに再アプローチです。朝もやのかかる県道6号線を二戸へ向かい国道4号を北上。

青森よ再びこんにちは(出戻り)

県道45号から国道454号に乗り換えて青森県新郷村に8:30頃に到着。

新郷村・キリストの墓

夜中は超怖かったこちらも太陽の明かりの下なら何も怖くないですね。

すげーな。キリストは日本に2回来てたんすね。

「キリスト」ラーメンは青森・新郷村! 住民、墓守る  :日本経済新聞

この際真偽とか細かい事はおいときましょう(?)

そしてキリストの眠る墓(写真右)の隣にはキリストの弟・イスキリの墓(写真左)も有りました。

二人の墓の間にはエルサレム市より寄贈された大理石が飾られています(写真中央)

墓の横に建てられた「キリストの里伝承館」の入り口には”茹でた栗”の温かい”おもてなし”が置いてありました(^^

花壇はきちんと手入れされていて綺麗ですし、

キリストの里公園内の「憩いの広場」は小川が流れていて、せせらぎを聞くだけで心が落ち着きます。

ここ懐中電灯一本で夜中強行観光しなくて良かったです(クリックで過去記事へ

一人で夜中入ってったらきっと遭難してたな…(笑)

キリストの墓の数キロ近所にはななんと”ピラミッド”も有ったりします(←もはやあまり驚かない)

という事で早速行ってみます。

なんでもこちら「大石神ピラミッド」はエジプトのピラミッドよりも古いらしい。

ピラミッドの前に鳥居が有る不思議空間(写真右→)

エジプトのピラミッドの前にケンタッキーが有るようなものか!?(by.トリビア)(←多分違う)

順路の通りに進みますが何気に傾斜が激しくて山道を歩ける靴じゃないと厳しい。革靴を泥だらけにしながら先に進みます。途中「順路」の札を見失って迷子になりかけたりして。

それにしても森が深い。木々の奥からはパシーンパシーンとラップ音のような”どんぐり”が落ちる音が聞こえてきます。

さっき見た「熊に注意」の看板を思い出して急に怖くなってきたりして(汗)

半端ない山の中だし普通にクマとか「こんにちは」「食い物下さい」って出てきそうです。人なんて誰もいないし。怖い怖い。

スタンプラリーとかやってました。記念にスタンプを押してそそくさと退散します。あ、もう一つのピラミッド「上大石神ピラミッド」に行くのを忘れました(焦り過ぎ、汗)

青森のパワースポットを楽しんだ後は今度こそ青森よさらばです。

国道4号線に戻り、県道33号を軽米に抜けて国道395号線を東進。一気に太平洋側へ抜けます。太平洋が見えたらようやく久慈市内です。

こんにちは岩手!(っても3日前に盛岡シェーキーズで食べ放題したばかりですが)

 

 

さてお昼は久慈の有名店「らーめんの千草」にてラーメンを。

こちらが仙台の人気店「嘉一」の修行先と聞いてて一度来てみたかったんですよね。久慈ってまあまあ仙台から遠くてなかなか来れなくて今回ようやく念願の初訪です。

細長い通路際にカウンター席が有り着席。自分が入店した向こう側からも客が入ってきたので表と裏に出入口がある模様。

鶏系のスープと聞いてましたがそれっぽいメニューが見当たらず。とりあえず一番普通の「ラーメン」620円をオーダー。

見た目は普通のラーメンで鶏油が特別多そうにも見えないですが…、

スープを一口含みますと、むせかえるような鶏の芳香が鼻を抜けてきます。これは強烈!鶏系の強さが半端無いです。

鶏の旨味も強いですが鶏のくさみもわりと隠さずに同時に押し寄せてきます。

普通の琥珀色の醤油スープに見えたのにいきなり鶏のインパクトにやられました。これが体験したくて「千草」に来たので願ったりかなったりではあります(^^;

通常鶏ガラには生姜等を合わせてくさみを取ったりしますが、久慈市って養鶏場が多数有ったりするので鶏を食べる事には慣れているんだろうか。

とかロケーションに思いをはせてみたりしていたら隣の常連さんが一口も食べる前にいきなり最初から黒胡椒をかけてました(笑)

自分も胡椒をかけたらだいぶ食べやすくなりました。鶏がきついなと思ったら迷わず胡椒をかけるのがいいかも(^^;

麺は縮れた細麺でやや固めのコニコニ食感のもの。キャラの強いスープによく合っています。

鶏チャーシューは”嘉一@仙台”や”肉そば@山形”のような親鳥のコリコリ感のあるものではなくて、煮込んだ鶏肉を大胆にバッサリとカットしたようなタイプ。

柔らか目で部位もバラバラな感じですがスープとのマッチングは上々です。

なんのかんの言いながらしっかりスープ完飲。

純鶏スープで作られた一杯はやはりタダものではなかった。「嘉一」の修業先が「千草」だって事がこのラーメン食べたら瞬間理解出来ました。ルーツ確認完了。

 

そういえば嘉一の修業先は「千草」と「龍上海」(横浜ラーメン博物館)との事ですが、その両者をルーツに持つ「嘉一」のラーメンは両者の良いトコ鶏って感じなんでしょうね。

ってダジャレが言いたかっただけです。じぇじぇじぇ!?(ふざけ過ぎ、汗)

(15/09/27)
千草/岩手県久慈市二十八日町1丁目10

久慈市も今時シャッター街化が進んでいる様でしたがイラストとかあちこちに施されていて良いですね。漫画の町・石巻に少し似てるかな。

コメント
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