先月中旬、作業用マグネット基台を使用して、ホイップアンテナの測定&調整を行った。可能な限り本チャンと同等or近い条件で行いたいため、マグネットアースシートについては大型マグネット基台も登場させてレイアウトプランを決めた上で、接続ケーブルの必要な長さ@130mmを確認して端子を取り付けた。
マグネットアースシートの取説を踏まえると、この接続ケーブル長さが200mm以下であれば7~50MHz帯の全バンドに対応するようだ。詳しい根拠は持ち合わせていないが、過去に聞こえた話の1つに「接続ケーブルのリアクタンスが共振周波数に影響している。」というものがあった。
それが50MHz帯の対応に関係が有るのか無いのかは分からないが、リアクタンスが有るのであれば、使用周波数に関係なく接続ケーブルは短ければ短いほどアンテナへの影響は少なくなると予想している。
それと、現車@ラクティスの天井が想像以上に湾曲しており、大型マグネット基台は左右のど真ん中、つまり前後から見て左右対称に設置せざるを得ないことが判明した。と言うことで、マグネットアースシートを含むレイアウトプランの変更を決めた。
そこで「接続ケーブル長さを最短プラス若干の余裕とするには?」を、図面を書いて考えることにした。そのためには現物の寸法を把握する必要があるので、基台三角板のスケッチを行ってCADで清書した。
まぁほとんどの寸法は検討時に必要としない情報なのだが、ついで&久々のスケッチということで、ついつい…。それと面指示記号は省略した。今回は設計&製図者=加工者@私なので、センス&成り行きで行きたいと思う。
そして図面を見ながら、追加工の可否および結論を書き加えたものがUP画像だ。そのプランは図面中央付近に書かれている長穴をあけ、そこから端子付きの接続ケーブルをウラからオモテに向かってくぐらせてMJ-Lコネクターと共止めすることにした。これで接続ケーブルは最短にできる。
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相変わらずボリュームが意外と大きくなったので、ここで一区切りとさせていただく。それと図面に記入した寸法は、取説で得られる寸法は無処理とし、私が行った測定&計算で得た寸法情報は全てモザイクをかけた。一応メーカーの責任で加工された部位なので…。
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