自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

とんだカップル・・・

2008-05-26 21:02:00 | お散歩
エサキモンキツノカメムシ
(ツノカメムシ科)
林際の道を歩いていると、二つの黄色いハートがありました。立ち止まって見てみると、2匹のカメムシが交尾をしているところでした。このカメムシの雌は、卵塊を自分の体で覆ってアリなどの敵から守る習性をもち、保護習性は幼虫がふ化してからも続くそうです。その場面はあまり見たくないですね。

去年の秋に、オレンジ色の実をつけていたソクズが、今どんな姿か確認しに行ったのですが、花はまだ咲いておらず、その代わりこんな光景に出会いました。
このクモは、キンイロエビグモでしょうか。よく分かりませんが、ハチの様な虫を捕まえています。
見付けた時は、葉の上にいたのですが、カメラを向けたら葉の裏に隠れてしまいました。
食事を邪魔してごめんなさい。

道端で繰り広げられる命の営み―
ほんの一部に出合いました・・・・・
5月中旬 横浜市内にて 
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シズカの姿・・・

2008-05-25 21:06:00 | お散歩
フタリシズカ[二人静]
(センリョウ科)


林の中を歩いていると、フタリシズカが花を咲かせていました。
花穂が2本のことが多いから、この名がついたそうですが、3本や4本ある物の方が多いようです。
同属のヒトリシズカより、葉が大きく、草丈もあるので「シズカ」というイメージがわきません。

ヒトリシズカ[一人静]
(センリョウ科)


少し前に花を咲かせていたヒトリシズカは、今こんな姿をしています。
花の頃の葉のほうが、柔らかい感じですね。
林の中で静かに佇んでいました。
5月下旬 横浜市内にて

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在来種もあるけれど・・・ヒメフウロ

2008-05-24 20:41:05 | お散歩
ヒメフウロ[姫風露]
本州の滋賀、岐阜、三重県や四国・剣山などの石灰岩地に生える1年草~越年草。高さ20~60cmになり、5~8月にこんな花を咲かせます。
日本では、限られたところにしか分布していませんが、世界的には北半球の温帯に広く分布するそうです。
この花は、雑木林際の道端で見つけたものです。本来、横浜では見られないものなので、別の花かと思いました。
でも調べてみると、どうやら国外のものがはいってきて、帰化したもののようです。
詳しい経緯は分かりませんが、植物達にも事情が色々あるんですね。

5月中旬 横浜市内にて 
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風にのって行け・・・ツルカノコソウ

2008-05-23 18:02:00 | お散歩
ツルカノコソウ[蔓鹿子草]
(オミナエシ科)

4月に小さな白い花を咲かせていたツルカノコソウ。5月になり旅立ちの準備ができたみたいです。
タンポポの冠毛より、ずっと目立たないですね。注意していないと見落としてしまいそうです。こんな冠毛でも、風にのって種子を遠くへ運んでくれるのですね。

今頃はみんな旅立ったでしょう・・・

5月中旬 横浜市内にて 
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ニガナ・・・

2008-05-22 21:32:40 | お散歩
ニガナ[苦菜](キク科)

日当たりのよい草地などに生える多年草。根生葉は長い柄があり、広披針形~倒卵状長楕円形で、茎葉は小さくて柄はなく、茎を抱きます。花茎は高さ10~15cmになり、5~7月、枝先に黄色い頭花をつけます。舌状花はふつう5個からなります。果実は紡錘形のそう果で、冠毛がつきます。
茎を切ると苦味のある乳液が出るためこの名がついたそうですが、まだ試したことはありません。開花期に全草を採って干し、鼻詰まりや健胃薬として用いることもあるそうです。
これも身近な薬草ですね。
5月中旬 横浜市内にて 
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